Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
DMM経済圏の確立を目指す上でのパーソナライズ戦略とクロスユース戦略 / DMM Econom...
Search
Masato Ishigaki / 石垣雅人
November 30, 2020
Technology
2
2.4k
DMM経済圏の確立を目指す上でのパーソナライズ戦略とクロスユース戦略 / DMM Economic Zone
2020/11/30 DMM Meetup #22
Masato Ishigaki / 石垣雅人
November 30, 2020
Tweet
Share
More Decks by Masato Ishigaki / 石垣雅人
See All by Masato Ishigaki / 石垣雅人
生成AI活用のROI、どう測る? DMM.com 開発責任者から学ぶ「AI効果検証のノウハウ」 / ROI of AI
i35_267
4
160
大規模組織にAIエージェントを迅速に導入するためのセキュリティの勘所 / AI agents for large-scale organizations
i35_267
7
860
無意味な開発生産性の議論から抜け出すための予兆検知とお金とAI
i35_267
8
19k
Clineを含めたAIエージェントを 大規模組織に導入し、投資対効果を考える / Introducing AI agents into your organization
i35_267
6
2k
開発フェーズだけではない AI導入はどのように進めていくべきか / How should we proceed with AI adoption beyond the development stage?
i35_267
3
250
【Forkwell】「正しく」失敗できるチームを作る──現場のリーダーのための恐怖と不安を乗り越える技術 - FL#83 / A team that can fail correctly by forkwell
i35_267
6
630
【Findy】「正しく」失敗できる チームの作り方 〜リアルな事例から紐解く失敗を恐れない組織とは〜 / A team that can fail correctly by findy
i35_267
9
1.7k
技術負債の「予兆検知」と「状況異変」のススメ / Technology Dept
i35_267
2
1.4k
技術負債による事業の失敗はなぜ起こるのか / Why do business failures due to technical debt occur?
i35_267
5
2.6k
Other Decks in Technology
See All in Technology
広島発!スタートアップ開発の裏側
tsankyo
0
250
会社にデータエンジニアがいることでできるようになること
10xinc
9
1.6k
人と組織に偏重したEMへのアンチテーゼ──なぜ、EMに設計力が必要なのか/An antithesis to the overemphasis of people and organizations in EM
dskst
6
620
ソフトウェア エンジニアとしての 姿勢と心構え
recruitengineers
PRO
4
870
Yahoo!広告ビジネス基盤におけるバックエンド開発
lycorptech_jp
PRO
1
280
「AI2027」を紐解く ― AGI・ASI・シンギュラリティ
masayamoriofficial
0
100
Claude Code x Androidアプリ 開発
kgmyshin
1
590
Figma + Storybook + PlaywrightのMCPを使ったフロントエンド開発
yug1224
9
2.8k
Effective Match Types - Scala Days 2025
bishabosha
1
110
モバイルアプリ研修
recruitengineers
PRO
3
270
GitHub Copilot coding agent を推したい / AIDD Nagoya #1
tnir
3
4.6k
Oracle Base Database Service:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
2
20k
Featured
See All Featured
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
33
8.8k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
45
7.6k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
18
1.1k
How GitHub (no longer) Works
holman
315
140k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
411
22k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
39k
Building a Modern Day E-commerce SEO Strategy
aleyda
43
7.5k
Balancing Empowerment & Direction
lara
2
590
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.6k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
820
Transcript
DMM経済圏の確立を目指す上での パーソナライズ戦略とクロスユース戦略 DMM Meetup November 30 , 2020 1
2 Outline / Structure of the Talk ・DMMのプラットフォーム戦略について ・DMM経済圏の確立へ ・パーソナライズ戦略とクロスユース戦略とは何か
・まだまだ改善最中であるが、その展望を共有できればと思います
3 About me 石垣雅人 / Masato Ishigaki DMM.com 総合トップ開発部 部長
2015年度 エンジニア 新卒入社 2017年より、DMMにおける3000万のアカウント(ID)、認証(Auth) のバックエンド 周りのプロダクトオーナーを経て、 2018年7月にリードナーチャリング領域を強化す るチームの立ち上げを行う。 2020年より、DMMの総合トップなどを管轄する総合 トップ開発部の部長を務める。 現在はアプリプラットフォームのプロダクトオーナーにも 従事 @i35_267 i35-267 著 『DMMを支えるデータ駆動戦略』 https://www.amazon.co.jp/dp/4839970165/
None
5 事業 40以上の事業を 20以上のグループ会社で運営 規模の大小、ジャンル関係なく 未来を感じるビジネスに投資し 領域とわず、なんでもやります。
6 etc... ID 購入・決済 DWH レコメンド機能 etc... ポイント DMMのプラットフォーム基盤の立ち位置 サービス
A サービス B サービス C サービス D サービス E サービス F Platform Service ① API / SDK提供による DMMプラットフォームの促進 ② アセット(資産)を活かした サービス展開
7 DMM経済圏の確立 「すべてのサービスが、PFの ID・決済・ポイントで繋がっている」 DMM経済圏の確立へ ID 購入・決済 ポイント ・DMMの40以上のサービスが、 1つのIDで利用できる(ユーザー行動を追える)
・どのサービスを使っても、同じ決済手段が利用できる ・DMM共通のポイントが獲得できる仕組み。リテンション
DMM経済圏とデータ戦略 ・DMM経済圏 = すべてサービス・ユーザー行動がログデータで繋がっている世界が前提 ・徹底的なデータ戦略へ持ち込む ・そこから、パーソナライズ戦略とクロスユース戦略へ ・データ戦略とセットで考える ・DWHへの連携からデータ民主化へ ・ログデータを活用した Machine
Learning 「すべてのサービスが、PFの ID・決済・ポイントで繋がっている」 DMM経済圏の確立へ → データ戦略 8
訪問 サービス 購入 蓄積 ログデータ 蓄積 蓄積 A B C
ユーザーストーリー あらゆる挙動に対して トラッキングを仕込む A100 サービス 購入商品 購入時間 金額 ID 年齢 クーポン A100 28歳 女性 動画 商品A 1000円 5/3 15:34 200円 利用 性別 A101 25歳 男性 電子 書籍 商品B 500円 1/1 02:01 - A102 32歳 女性 ゲーム 商品C 700円 3/7 21:10 500円 利用 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 流入元 デバイス 自然 検索 PC 広告 スマホ 直接 流入 タブレット 9 C ポイント 蓄積 - 一連の動作をログデータでプロットする - あらゆる挙動をトラッキングし、ログデータとして出力する - ログデータとして出力することで「データ」として表現できる - 細かく記録すればするほど可観測性が上がってくる - 柔軟なデータ分析や学習モデル構築も可能へ - 背景としては大規模データの並列処理基盤の進化 DMM経済圏とデータ戦略
10 課題と現実 - DMMにおける40以上のサービスが1つのDMM IDで統一されていることが理想 - 現実は、事業的なスピード感が非常に早いので導入しないケースもある - 使いやすい ID基盤、決済基盤、ポイント基盤の
APIやSDKが必要 - M&Aなどで新規にDMMへ入るサービスなどは、そもそも別の ID形態が存在する場合もある - 最悪、同一のIDでなくともID変換などで対応する DMMサービス郡 ETL 柔軟なトラッキング(追跡)が可能へ ... where ID = xxxx ID ID ID ID 同一のID DMM経済圏の課題
1 1 パーソナライズ戦略 - ログデータを活用した Machine Learning が当たり前のプロダクトへ - 推奨レコメンドエンジンによる、
”ユーザー単位” での情報提供 - 商品レコメンド - サービスレコメンド - キャンペーン(広告配信) - 人は仮説を考え、観点を与えるだけで良くなる - 人力で人気商品などを考えて代入する必要はなし - 何を作るべきかを考えれば良い
12 クロスユース戦略 〜DMM経済圏の拡大〜 - ユーザーにDMMのサービス単体ではなく、プラットフォームを提供する - サービスAだけではなく、サービス BやCと親和性を考慮しながら回遊 - 併売率、LTVの最大化
- DMMポイント、DMMクレジットカードなどを軸に戦略立てる - どのサービスを使っても、 DMM共通で使えるポイント(電子マネー)を配布 し、リテンションを生む - DMMで購買するユーザーにクレジットカード利用を促進することで、ポイント 高還元などのプログラムを提供することでロイヤルユーザーを作り出す
クロスユース戦略 〜DMM経済圏の拡大〜 - 事例1. DMMのクレジットカード - 高還元でポイントを配布することで、好循環ループ を作り出す - カード利用→ポイント配布→DMMでの購買
(ポイントあるから別のコンテンツやサービス使ってみようかな → 経済圏の拡大) - 決済手数料などの条件によっては、 DMM内で使 われれば使われるほどメリットがある
クロスユース戦略 〜DMM経済圏の拡大〜 - サービスの中でも、親和性がある - ユーザーに合わせたサービスやコンテンツなどを することで、併売率を向上させていく - 現状、40%程度をもっとあげることで、プラット フォーム側面で売上の底上げを行う
15 - 100 - - 500 - - 750 -
- 1,250 - - 2,500 - - 5,000 - コスト 利益 5,000 - 2,500 - 1,250 - 750 - 500 - 100 - 会員登録 ユーザー 獲得コスト 広告費 退会 購入・利用 収益 CAC LTV Unit Economics LTVを最大化させるようなクロスユース クロスユース戦略 〜DMM経済圏の拡大〜 serviceA serviceB serviceC
DMM経済圏とパーソナライズ戦略やクロスユース戦略を ミッションとしたプロダクト事例 ・DMM.com 総合トップ ・DMM PointClub
ご清聴ありがとうございました