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MIRU2024 Neural Density-Distance Fieldを用いた ボリュー...

ueda
August 01, 2024

MIRU2024 Neural Density-Distance Fieldを用いた ボリュームレンダリングの 透過率バウンドおよび高速化

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August 01, 2024
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  1. ボリュームレンダリングのサンプル数 例えばこの会場でNeRFする場合… 会場の奥行き約30m 客席背もたれの厚み約3cm 3 概要 遮光率バウンド サンプリング 評価 まとめ

    3000 3 各画素で の一様サンプリングが必要 ≤1000点 ( ) 3000 3 本研究では で検出可能に ≤ 10点 log2 https://www.kumamoto-jo-hall.jp/
  2. 区間透過率最小の経路の特定 区間透過率𝑇1 = exp(− ׬ 𝑡1 𝑡2 1− ∇𝐷 𝑡

    2 𝐷(𝑡) 𝑑𝑡) • 𝐷(𝑡)が小さいほど小さい • ∇𝐷 𝑡 2 が小さいほど小さい 単調増加→減少する経路D1 平坦に接続した経路D2 D2では距離および勾配が常に小さい ⟹ D1にはより透過率の小さい経路D2が存在 ⟹ 区間透過率最小の経路は下に広義凸 7 概要 遮光率バウンド サンプリング 評価 まとめ
  3. 透過率最小の経路の特定 「下に広義凸」は強力な性質! 𝑇1 = 𝑒𝑥𝑝 − ׬ 𝑡1 𝑡2 1−

    ∇𝐷 𝑡 2 𝐷(𝑡) 𝑑𝑡 = 𝑒𝑥𝑝 − ׬ 𝑡1 𝑡2 1 𝐷 𝑡 𝑑𝑡 − ׬ 𝑡1 𝑡𝑝 𝑑𝐷 𝑡 𝑑𝑡 𝐷 𝑡 𝑑𝑡 + ׬ 𝑡𝑝 𝑡2 𝑑𝐷(𝑡) 𝑑𝑡 𝐷(𝑡) 𝑑𝑡 = 𝑒𝑥𝑝 − ׬ 𝑡1 𝑡2 1 𝐷 𝑡 𝑑𝑡 − ׬ 𝐷 𝑡1 𝐷 𝑡𝑝 1 𝐷 𝑡 𝑑𝐷 𝑡 + ׬ 𝐷(𝑡𝑝) 𝐷(𝑡2) 1 𝐷 𝑡 𝑑𝐷(𝑡) = 𝑒𝑥𝑝 − ׬ 𝑡1 𝑡2 1 𝐷 𝑡 𝑑𝑡 + log 𝐷𝑝 2 𝐷 𝑡1 𝐷(𝑡2) = 𝜆 𝑒𝑥𝑝 − ׬ 𝑡1 𝑡2 1 𝐷 𝑡 𝑑𝑡 制約を満たす最小の距離を常にとる経路で透過率最小 制約は全て1次式なため、透過率の最小値は厳密に求められる 8 概要 遮光率バウンド サンプリング 評価 まとめ 定数項 𝑡𝑝 で分割 D(t)で置換積分 広義単調減少 広義単調増加
  4. 評価実験(新規視点映像品質) 11 概要 遮光率バウンド サンプリング 評価 まとめ 手法名 PSNR 密度場

    NeRF 31.0 iNGP 33.2 距離場 NeuS 25.9 NeDDF 27.0 Outs 29.2 • 距離場記述を保持する手法としては最先端の性能を達成 • 細いワイヤ、薄い葉などで顕著な改善 映像品質(NeRF Synthetic)