Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

こそこそアジャイル導入しようぜ!

 こそこそアジャイル導入しようぜ!

スクラムフェス大阪2022でお話したスライドです

こんなひとに向けた内容です
-「うちはウォーターフォールだし、アジャイルなんて…。」と
悲しみにくれている方
-「なんか今のチームうまく回ってないなー」と感じている方

08c43eecaeb20bad17d63e0e6964d9c2?s=128

nakamichi

June 18, 2022
Tweet

More Decks by nakamichi

Other Decks in Programming

Transcript

  1. Scrum Fest Osaka 2022 Kanazawa track Kazushi NAKAMICHI アジャイルのアの字も存在しない現場が炎上した ので、アジャイルのプラクティスを取り入れてなん

    とか完遂して、そんなこんなでスクラムやる人とし て転職までできた経験を話します。
  2. スクフェスに参加してみて、 こんなこと思ってないですか?

  3. あー、いい話を聞けた! でも弊社で実践するのは無理かも。。。

  4. そんなことはない! やりようはある!

  5. こんなひとにむけて ◈ 「うちはウォーターフォールだし、アジャイルなんて…。」と 悲しみにくれている方 ◈ 「なんか今のチームうまく回ってないなー」と感じている方

  6. こんな話をします ◈ まずは小さなところから変えて、組織をよくしていこうよ ◈ 私はこんなことをやってみたよ

  7. 本日のテーマ こそこそアジャイル導入しようぜ

  8. 中道 一志 株式会社ヌーラボ Nulab Passプロジェクト マネジメント担当 広島 → 島根移住 フルリモートでプロジェクトを推進してます

    得意な事 : 日本の園芸技術である「根回し」
  9. 目次 ◈ 「うちはウォーターフォールだから」って言われたら ◈ こそこそ浸透!アジャイルのプラクティス ◈ 仕組みを作るとメンバーが変わる ◈ チームから組織へ 組織から社外へ

    ◈ ちょっとずつ輪を広げる 遠くまで届ける ◈ 外の世界から見つけてもらう
  10. はじめに一番大切なことを言います 覚えておいてください

  11. ウォーターフォール VS アジャイル では上手くいかない!

  12. わたしとアジャイルとの出会い プログラマ 営業職 インフラ プロジェクト 管理 やってきたこと ☞ ここ

  13. 初めてスクラッチ開発を担当することに ◈ 基幹システムはどうやって作るのか? ◈ そもそもシステム開発はどうやるの? ◈ プロジェクトマネジメントってどうやればいい? 「いまどきのシステム開発」 とかで調べたり本を読んだ

  14. システム開発はこうやってやるのか! このアジャイルってやつで 素晴らしいシステムを作ってやるぜ!

  15. “ いや、うちはウォーターフォールだから アジャイルなんかやらないよ 当時の会社のえらい人

  16. None
  17. 言われるがままに仕事してたけど疑問があった ◈ ガントチャート通りに行くのかな? ◈ 設計が間違っていたらどうするんだろう? ◈ そもそも遅れだしたら取り返せなくないか?

  18. 先週 今週 1 2 3 4 5 6 7 8

    9 10 11 12 13 14 Task 1 Task 2 Task 3 Task 4 Task 5 Task 6 Task 7 Task 8 そして、やはりこうなった 未完了
  19. 大幅な遅れが生じると ◈ がんばるか、超がんばるか、しかなくなる ◈ どれくらいがんばればいいのか、わからなくなる ◈ 誰が何をしているのか、わからなくなる ◈ 実際にはガントチャートにのっていない作業をしていたりする

  20. やりかたを変えるか?2倍がんばるか? ◈ 意外と皆、2倍がんばるを選択する ← どうかしている! ◈ なぜならどう変えたらいいかを知らないから

  21. このままではまずい そんな時 この本に出合った。 夢中で読んだ。 そして協力会社の リーダーに言った。

  22. 今すぐこの本を読んでくれ! 紹介されていることをやろう!

  23. None
  24. “ いや、うちはウォーターフォールだから アジャイルなんかやらないよ 当時の会社のえらい人

  25. こんな状況でも 「全然機能してねーじゃねーか!」 って怒ったらダメ

  26. ウォーターフォール VS アジャイル では上手くいかない!

  27. 面子を潰してはいけない ◈ 先人の努力を否定するのはおすすめしないし 過去の自分を卑下する必要もない ◈ どっちが正しい!みたいな議論は進捗を硬直させる ◈ 上手くいってないからアジャイルを取り入れると宣言したら こんな状況下で何を言っているんだ!!ってなる

  28. だから こそこそアジャイル導入しようぜ

  29. 混乱している状況こそ好機 ◈ そもそも上手くいっているなら変える必要はないって大半の 人は思う ◈ 現状に不安を抱える人が多ければ、変化は受け入れられ る

  30. 実際にやったこと

  31. 当時の状況 ◈ 協力会社との2社体制 ◈ 開発者は10人くらい みんな疲れ果ててた ◈ 僕の立場はプロジェクトリーダー的な感じだったけど ◈ PMの体調が芳しくなく。。。

  32. こそこそ浸透!アジャイルのプラクティス ◈ 分割統治 ◈ カンバン ◈ こそこそ ドラッカー風エクササイズ&星取表 ◈ こそこそ

    デイリースクラム
  33. 分割統治 大きなタスクを小さく分ける 完了条件を明確にする Week 1 1 2 3 4 5

    6 プログラム作成 Week 1 1 2 3 4 5 6 コーディング テスト 受け入れ
  34. カンバン ガントチャートからカンバンに変更 今誰が何をやってるのかを見えるようにする Week 1 1 2 3 4 5

    6 コーディング テスト 受け入れ 👦 👧 👨 ToDo Doing Done 👦 👧 👨
  35. こそこそ ドラッカー風エクササイズ&星取表 お互いの期待を明らかにする 得意なこと、苦手なことを知り、タスクを割り振る 👦 👧 ToDo Doing Done 👦

    👧 👨 👦 👧 👨 ToDo Doing Done 👦 👧 👨 👨
  36. こそこそ デイリースクラム 可能な人たちで集まって話した 来てくれない人には個別で話しかけた

  37. 「今、誰が、何をして、どういう状態か」 を明らかにすることが重要

  38. こそこそ浸透!アジャイルのプラクティス ◈ タスクの粒度を細かく砕くことで進捗がみえる ◈ カンバンにすることで人が見える ◈ ドラッカー風エクササイズと星取表で協力者が見つかる ◈ こそこそデイリースクラムで心理状態が見える

  39. 状況が共有されると メンバーが繋がり 助け合いが発生する

  40. こそこそやる ◈ これらはアジャイルの~とか言わない ◈ だいたいの場合勝手にやっても何とも言われない ◈ 状況が改善している気配が漂えばウォーターフォ ールとかアジャイルとか関係ない

  41. 仕組みを作ると考え方が変わる ◈ 皆でタスクをやっつけるって思考になる ◈ ペアを組むと自分だけを守らなくなる ◈ 状況の透明化が当たり前になる

  42. 経験することで考え方が変わる ◈ まずは考え方から変えないといけないと思ってい たが、それは間違いだったかもしれない ◈ 実際に体験をしないと考えを変えることは難しい だから仕組み作りが大切

  43. うちらがやってるあれ 実はアジャイルってやつの 取り組みらしいよ 結構いいじゃん ってなるのが理想

  44. 次のプロジェクトでは カイゼン後の世界が標準になる

  45. プロジェクト後のメンバーの声 ◈ 最初に引いた線表通りにいくわけがないわ ◈ 自分のことだけやりましょうでうまくいくわけないわ ◈ 今までのやり方を考え直したほうがいいと思った

  46. 見積についても変わった ◈ プランニングポーカー的に複数人で見積もるよう になった。手を動かす人が最も正確に見積もれる って認識が生まれた ◈ 設計しながら見積もるようになった。課題の10% くらいやらんと全容は見えない

  47. チームから組織へ 組織から社外へ

  48. first team A team C team B team

  49. チームから組織へ ◈ アジャイルに触れた人をじわじわ増やす ◈ やってうまくいった取り組みを全社共有する !important ◈ 導入はこそこそ、結果発表は堂々とする !important (話を盛るのはNG)

  50. まずは社内で見つけてもらう 面白そうなことやってるなーって 見てくれている人は必ずいる

  51. じゃあ社外は?

  52. スクフェス出たら ええやん

  53. 家庭の事情で島根に移住することに フルリモートで働ける転職先を探す スクラムマスターになりたい!

  54. 情報発信 してたら 転職できた

  55. 現状を嘆くのではなく 二元論ではなく 小さなことからはじめる

  56. 混乱している時こそ変化のチャンス ひとりでは辛くとも わかってくれる人がひとりでもいれば 変化は起きる

  57. “ いつだって始めるのは自分からだ。 でも、いつまでも一人ではない。 カイゼン・ジャーニー

  58. “ 二人という人数は 最小にして、最強かもしれない カイゼン・ジャーニー

  59. “ 誰かがあなたを見てくれている ナカミチ カズシ

  60. 中道 一志 Twitter : @ici_mici | Facebook : ナカミチ カズシ

    | note : ナカミチ