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December 23, 2018
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  1. 五十嵐健祐(いがらしけんすけ) アプリ開発 心房細動検出アプリ 「ハートリズム」 オンライン診療受付 アプリ「お茶の水内科」 応急救護支援アプリ 「ハートレスキュー」 睡眠時無呼吸検出アプリ 「イビキー」

    なんちゃってキュ レーションメディア 「ちょきたれスタジ アム」中の人 音声アシスタント 「禁煙予約ちゃん」 診察券機能付き ウォーキングアプリ 「おちゃないGO」 慶應義塾大学医学部卒、循環器内科医 お茶の水循環器内科院長 医療法人社団お茶会理事長 デジタルハリウッド校医 デジタルハリウッド大学院専任准教授 デジタルヘルスラボ共同立ち上げメンバー 神保町路地裏 スナックあさこ 共同オーナー
  2. 第2回 デジタルヘルス学会学術集会 日時:2018/12/23(日・祝) 会場:デジタルハリウッド大学院駿河台キャンパス 共催:デジタルハリウッド大学院 参加費無料、事前登録不要 *当日直接ご来場ください https://digitalhealthlab.tokyo 医療4.0×医師ラボ 〜未来を描く医師たちによる

    ライトニングトーク〜 19:30-20:30 駿河台ホール 【特別企画】 【アンターアカデミア】 「開業前マーケティング」 大橋直樹、大川真史、中山俊 20:00-22:00 ※本企画は要事前申込制(有料)です。 詳細下記参照ください。 https://antaa-academia-02.peatix.com LEGEND 「医療進化論 ~変化の向こうに幸せが見える~」 北原茂実 医療法人社団KNI理事長 10:05-12:00 駿河台ホール 【基調講演】 「ダイナミクス開発の軌跡」 吉原正彦 ダイナミクス開発者 18:30-19:30 駿河台ホール 【特別講演】 五十嵐健祐 「なぜ今デジタルヘルスか?」 お茶の水循環器内科院長 デジタルハリウッド校医 13:10-14:00 駿河台ホール 【大会長講演】 本日は、第2回デジタルヘルス学会学術大会にご来場いただき、誠 にありがとうございます。 デジタルヘルス学会は2015年新設のデジタルハリウッド大学院「デジ タルヘルスラボ」関係者有志を中心として企画し、2017年に第1回学術 大会を開催しました。近代医学は医薬品の開発と医療機器の開発の2 つによって飛躍的発展を遂げて来ました。しかし、今、人類はこの2つ のアプローチのみでは十分に解決出来ない課題に直面しています。第 3のアプローチとして、デジタルコミュニケーションを武器にこれから時 代のヘルスケア課題の解決の目指していくこと、これがデジタルヘル ス学会のミッションです。 本日は、基調講演、特別講演、12テーマの分科会、常設展示、ライト ニングトーク、情報交換会と、いずれも自信を持ってお奨め出来るよう 準備を進めて参りました。 本日は思う存分にデジタルヘルスの世界をお楽しみください。 第2回デジタルヘルス学会学術大会 大会長 五十嵐健祐 LEGEND 「デジタルハリウッドが なぜ今ヘルスケアをやるか」 杉山知之 デジタルハリウッド大学学長 13:00-13:10 駿河台ホール 【開会挨拶】 E09教室 常設展示 【プレイフルヘルス展】
  3. 【1-A】14:00〜15:15 「ヘルスケアスタートアップ」 座長:加藤浩晃、前田祐二郎 【2-A】15:30〜16:45 「最先端テクノロジー」 座長:近都真侑、加藤浩晃 【3-A】17:00〜18:15 「人工知能」 座長:中山俊、加藤浩晃 会場B

    E15-17教室 【1-B】14:00〜15:15 「行動変容」 座長:石井洋介、木野瀬友人 【2-B】15:30〜16:45 「UI/UX」 座長:片山智弘、中山俊 【3-B】17:00〜18:15 「エンターテイメントとデザイン」 座長:木野瀬友人、石井洋介 会場C E12-13教室 【1-C】14:00〜15:15 「次世代薬局・薬剤師の将来像」 座長:山口洋介、喜納信也 【2-C】15:30〜16:45 「歯科2.0」 座長:前田祐二郎、玉木仁 【3-C】17:00〜18:15 「メンタルヘルスとテクノロジー」 座長:種市摂子、吉村健祐 【1-D】14:00〜15:15 「地域包括ケアとリハビリテーション」 座長:溝口博重、高丸慶 【2-D】15:30〜16:45 「ソーシャルインパクトボンド」 座長:園田正樹、熊沢拓 【3-D】17:00〜18:15 「医療情報発信」 座長:森維久郎、村本耀一 LEGEND 会場A 駿河台ホール 会場A 駿河台ホール 会場D E10-11教室 Time Table 10:00-10:05 開会挨拶 10:05-12:00 基調講演 北原茂実 「医療進化論~変化の向こうに幸せが見える~」 12:00-13:00 休憩 (E09 プレイフルヘルス展 常設展示中) 13:00-13:10 開会挨拶 杉山知之 「デジタルハリウッドがなぜ今ヘルスケアをやるのか」 13:10-14:00 大会長講演 五十嵐健祐 「なぜ今デジタルヘルスか?」 14:00-15:15 分科会1 (下記Time Table参照) 15:30-16:45 分科会2 17:00-18:15 分科会3 18:30-19:30 特別講演 吉原正彦 「ダイナミクス開発の軌跡」 19:30-20:30 特別企画 加藤浩晃 「医療4.0×医師ラボ」 〜未来を描く医師たちによるライトニングトーク〜 20:30-22:00 情報交換会 22:00-22:05 閉会挨拶 ©️第2回デジタルヘルス学会学術大会 受 付 案 内 会場B 会場C 会場D
  4. 医薬品等で解決出来ること =内科学的 医療機器や手術で解決出来ること =外科学的 上記2つのみでは十分に解決出来ないこと =社会学的 =デジタルヘルスの存在意義 今までの医学、医療の発展は、主に、医薬品と医療機器の進歩によるところが大きい。 現在とこれからの未来という中長期的視点で、医療、ヘルスケアにおける課題を整理してみ た時に、内科学的アプローチ、外科学的アプローチの2つでは十分に解決出来ないことに直

    面しているのではないか。 例えば、糖尿病患者の治療中断をいかに防ぐかを解決したい場合に、これからは、クリエイ ティブ、エンターテイメント、コミュニケーション、デザイン、ゲーミフィケーション等、 多分野の知見を活かしていく姿勢が大切ではないか。 我々デジタルヘルスラボは、これらのクリエイティビティとデジタルテクノロジーを武器に、 医療、ヘルスケアの課題を解決していくことを目指している。 医療、ヘルスケアにおける解決したい課題 なぜ今デジタルヘルスなのか?
  5. 一次予防のための医療の時間的ミスマッチ ・心筋梗塞再発や慢性心不全再増悪のうち何割かは薬が切れていたことで起こる、 ステント留置後のDAPT(Dual Anti-Platelet Therapy)の中断 「バイアスピリン100mg 1T, プラビックス75mg 1T」 ・DAPTの処方箋を書いて出せばいい、それで救える命もあるんじゃないか、

    ・そもそも、冠動脈疾患のリスク因子、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、心房細動、 一次予防をきちっとやれば心筋梗塞、脳卒中はもっと減らせるはずじゃないか ・一方で、多くの医師は「予防が大事」と言いながら、多くの社会人が通院困難な平 日日中しか医療機関を空けていない、予防したい人はいるけど、したくても医療機関 が開いていないだけなのではないか? 「一次予防のための医療の時間的ミスマッチ」が起きているだけなのではないか? 土日や夜間に医療機関を空いたら助かる人がいるんじゃないか?(仮説) →世の中にないのであれば自分で作ってみればよい(仮説検証) どうせ開業するのであれば日本一競争が激しい場所でGO! 2014年9月、お茶の水内科開設!
  6. 開業して考えた2つこと ・平日日中医療機関に行けなくて困っ ている人が予想以上にいっぱいいた! 開業初月から単月黒字、4ヶ月で累積黒 字達成! ・一年後には待合室が満席になるよう になり、開業後一年半で増床移転 ・かかりつけ患者さん15000人以上 開業してよかった! 開業4年目、コンビニ受診のその先に医療の未来は

    あるか?風邪、嘔吐下痢、花粉症、自然治癒する疾 患、セルフメディケーションで十分に対処可能な軽 症疾患にどれだけ医療費を割くべきなのか?悩み始 める ・2018年冬、「隠れインフルエンザ」という疾患 が日本列島を襲撃!朝から晩までインフルエンザ検 査を行うことに何の臨床的意義があるのか? ・医学的に必要性のない点滴、抗菌薬、保湿剤、ビ タミン剤、湿布、社会保障システムの持続可能性
  7. 自覚症状 強い 見た目的にはめっちゃ病人っぽいけど ゆうてさほど命には関わらない 発熱、咳、鼻水、くしゃみ 嘔吐、下痢、等 明らかに病人 心筋梗塞、狭心症、心不全 肺炎、癌の末期、等 自覚症状

    弱い そもそも病人ですらない 血圧サージ、隠れインフルエンザ テレビを見て◯◯が心配 インターネットを見て□□が心配、等 見た目的には病人っぽくないけど 命に関わる 高血圧症、脂質異常症、糖尿病、 慢性腎臓病、心房細動、喫煙 ピロリ菌感染、癌の初期、等 致死的リスク低い 医療介入の必要性低い 致死的リスク高い 医療介入の必要性高い 疾病構造が変化し、自覚症状の強弱と医療介入の必要性が必ずしも一致しなくなった。 むしろ、自覚症状の強さのため医療介入の必要性が低い層が医療機関に殺到、 本当に医療介入が必要な層(右下)に手が回らなくなってしまっている。 右下では、現在の自覚症状の改善(現在価値)ではなく、将来の疾病予防(未来価値) を提供している。現在知覚可能ではないものに医療の価値を感じてもらう必要がある。 医療において高度なコミュニケーションデザインが急速に重要になって来た。 疾病構造の変化に伴い、医療の役割が変わる
  8. デジタルヘルス時代の次の医療 「なんで勝手に治療を辞めてしまったのか!」 「なんでもっと早く来なかったの?」 「自己判断で放置しちゃダメでしょう」 「このままだと透析になりますよ!」 「心筋梗塞や脳卒中のリスクが、」 「寝たきりや要介護になってしまいますよ」 自ら進んで、適切なタイミングで 適切な検査を受けたくなる医療 進んで治療意欲が湧いてくる医療

    治療を続けたくて仕方なくなる仕掛け 早期発見、早期治療介入、疾病予防、 重症化予防、要介護予防、 寝たきり予防、医療費削減、 医療においてデジタルヘルスを取り入れるなんて想像すら出来なかった時代 これから確実に変わっていくことだろう。 デジタルヘルスを上手く 取り入れた次の時代の医療 デジタルヘルスとは無縁の医療
  9. 【1-A】14:00〜15:15 「ヘルスケアスタートアップ」 座長:加藤浩晃、前田祐二郎 【2-A】15:30〜16:45 「最先端テクノロジー」 座長:近都真侑、加藤浩晃 【3-A】17:00〜18:15 「人工知能」 座長:中山俊、加藤浩晃 会場B

    E15-17教室 【1-B】14:00〜15:15 「行動変容」 座長:石井洋介、木野瀬友人 【2-B】15:30〜16:45 「UI/UX」 座長:片山智弘、中山俊 【3-B】17:00〜18:15 「エンターテイメントとデザイン」 座長:木野瀬友人、石井洋介 会場C E12-13教室 【1-C】14:00〜15:15 「次世代薬局・薬剤師の将来像」 座長:山口洋介、喜納信也 【2-C】15:30〜16:45 「歯科2.0」 座長:前田祐二郎、玉木仁 【3-C】17:00〜18:15 「メンタルヘルスとテクノロジー」 座長:種市摂子、吉村健祐 【1-D】14:00〜15:15 「地域包括ケアとリハビリテーション」 座長:溝口博重、高丸慶 【2-D】15:30〜16:45 「ソーシャルインパクトボンド」 座長:園田正樹、熊沢拓 【3-D】17:00〜18:15 「医療情報発信」 座長:森維久郎、村本耀一 LEGEND 会場A 駿河台ホール 会場A 駿河台ホール 会場D E10-11教室 Time Table 10:00-10:05 開会挨拶 10:05-12:00 基調講演 北原茂実 「医療進化論~変化の向こうに幸せが見える~」 12:00-13:00 休憩 (E09 プレイフルヘルス展 常設展示中) 13:00-13:10 開会挨拶 杉山知之 「デジタルハリウッドがなぜ今ヘルスケアをやるのか」 13:10-14:00 大会長講演 五十嵐健祐 「なぜ今デジタルヘルスか?」 14:00-15:15 分科会1 (下記Time Table参照) 15:30-16:45 分科会2 17:00-18:15 分科会3 18:30-19:30 特別講演 吉原正彦 「ダイナミクス開発の軌跡」 19:30-20:30 特別企画 加藤浩晃 「医療4.0×医師ラボ」 〜未来を描く医師たちによるライトニングトーク〜 20:30-22:00 情報交換会 22:00-22:05 閉会挨拶 ©️第2回デジタルヘルス学会学術大会 受 付 案 内 会場B 会場C 会場D
  10. 第2回 デジタルヘルス学会学術集会 日時:2018/12/23(日・祝) 会場:デジタルハリウッド大学院駿河台キャンパス 共催:デジタルハリウッド大学院 参加費無料、事前登録不要 *当日直接ご来場ください https://digitalhealthlab.tokyo 医療4.0×医師ラボ 〜未来を描く医師たちによる

    ライトニングトーク〜 19:30-20:30 駿河台ホール 【特別企画】 【アンターアカデミア】 「開業前マーケティング」 大橋直樹、大川真史、中山俊 20:00-22:00 ※本企画は要事前申込制(有料)です。 詳細下記参照ください。 https://antaa-academia-02.peatix.com LEGEND 「医療進化論 ~変化の向こうに幸せが見える~」 北原茂実 医療法人社団KNI理事長 10:05-12:00 駿河台ホール 【基調講演】 「ダイナミクス開発の軌跡」 吉原正彦 ダイナミクス開発者 18:30-19:30 駿河台ホール 【特別講演】 五十嵐健祐 「なぜ今デジタルヘルスか?」 お茶の水循環器内科院長 デジタルハリウッド校医 13:10-14:00 駿河台ホール 【大会長講演】 本日は、第2回デジタルヘルス学会学術大会にご来場いただき、誠 にありがとうございます。 デジタルヘルス学会は2015年新設のデジタルハリウッド大学院「デジ タルヘルスラボ」関係者有志を中心として企画し、2017年に第1回学術 大会を開催しました。近代医学は医薬品の開発と医療機器の開発の2 つによって飛躍的発展を遂げて来ました。しかし、今、人類はこの2つ のアプローチのみでは十分に解決出来ない課題に直面しています。第 3のアプローチとして、デジタルコミュニケーションを武器にこれから時 代のヘルスケア課題の解決の目指していくこと、これがデジタルヘル ス学会のミッションです。 本日は、基調講演、特別講演、12テーマの分科会、常設展示、ライト ニングトーク、情報交換会と、いずれも自信を持ってお奨め出来るよう 準備を進めて参りました。 本日は思う存分にデジタルヘルスの世界をお楽しみください。 第2回デジタルヘルス学会学術大会 大会長 五十嵐健祐 LEGEND 「デジタルハリウッドが なぜ今ヘルスケアをやるか」 杉山知之 デジタルハリウッド大学学長 13:00-13:10 駿河台ホール 【開会挨拶】 E09教室 常設展示 【プレイフルヘルス展】