Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
2023年度にEMとして頑張ったこと
Search
セーヤン
April 22, 2024
Technology
0
320
2023年度にEMとして頑張ったこと
2024. 4. 22実施の@2023年度にEMとして頑張ったことを発表して褒め合う会の登壇資料です。
https://emoasis.connpass.com/event/315124/
セーヤン
April 22, 2024
Tweet
Share
More Decks by セーヤン
See All by セーヤン
悲願のプレスリリース投下に至るまで
ikefukurou777
0
190
Server-Side Kotlin + Spring Boot + Exposedでやったこと
ikefukurou777
1
570
全員参加型で会社を強くしていく活動を考えてみる
ikefukurou777
0
820
【LT資料】2024年の個人活動
ikefukurou777
0
220
初めて自社プロダクトを作ってみた
ikefukurou777
0
150
AI PMOを作り途中にピボットを考えている話
ikefukurou777
0
280
SI事業を屋台骨とする企業が自社サを作ってみた話
ikefukurou777
0
480
Other Decks in Technology
See All in Technology
Escaping_the_Kraken_-_October_2025.pdf
mdalmijn
0
160
"プロポーザルってなんか怖そう"という境界を超えてみた@TSUDOI by giftee Tech #1
shilo113
0
170
How to achieve interoperable digital identity across Asian countries
fujie
0
140
AWS IoT 超入門 2025
hattori
0
290
オープンソースでどこまでできる?フォーマル検証チャレンジ
msyksphinz
0
120
OCI Network Firewall 概要
oracle4engineer
PRO
2
7.8k
20201008_ファインディ_品質意識を育てる役目は人かAIか___2_.pdf
findy_eventslides
2
590
AIツールでどこまでデザインを忠実に実装できるのか
oikon48
6
3.1k
カンファレンスに託児サポートがあるということ / Having Childcare Support at Conferences
nobu09
1
500
ガバメントクラウド(AWS)へのデータ移行戦略の立て方【虎の巻】 / 20251011 Mitsutosi Matsuo
shift_evolve
PRO
2
180
Where will it converge?
ibknadedeji
0
200
Wasmのエコシステムを使った ツール作成方法
askua
0
110
Featured
See All Featured
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
30
2.9k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
51k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1371
200k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
53
9k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
32
2.3k
Writing Fast Ruby
sferik
629
62k
YesSQL, Process and Tooling at Scale
rocio
173
14k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
37
2.9k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
280
24k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
132
19k
Speed Design
sergeychernyshev
32
1.2k
Scaling GitHub
holman
463
140k
Transcript
2023年度にEMとして 頑張ったこと 2024.4.22 @2023年度にEMとして頑張ったことを発表して褒め合う会【EM Oasis 特別会】 セーヤン(@se_yan_engineer) 1
自己紹介 株式会社マチス教育システム(2008年〜現在) Webエンジニア / マネージャー Web系&SIerの二刀流 チームのリーダーを実施しつつ自社プロダクトの開発、 スタートアップ企業様の案件、SI案件、 社内業務(広報、HR、社内講師)をおこなっている 2
セーヤン X: @se_yan_engineer Zenn: zenn.dev/ikefukurou777 stand.fm: セーヤン ブログ: blog.se-yan.net
3 今日お話しすること 1. マネジメント業務 2. エンジニア採用 3. 人材開発 4. プロダクトのローンチ
5. 最後に
4 マネジメント業務 ベトナムオフショア オフショアメンバーとは3年以上協業しながら業務を遂行しているため、マネジメントの苦難を 乗り越えて、今では以下のような方針でタスクマネジメントをおこなっている 1. 国内メンバーが業務の核となる部分に主導権を持ち、ベトナムメンバーは少ないドメイン 知識で対応できるようなタスクをアサインする 2. 国内メンバー主体で実装したコンポーネントやメソッドをもとに、ベトナムメンバーが効
率的に作業を進められるよう、量産向けのタスクをアサインする 3. 調査・検証スキルが活かせるようにフィジビリティーのタスクをアサインする オフショア依存から脱却し、 国内メンバでの内製化 2023年の目標 ほぼ100%国内メンバーの内製化 Done!!! ※一部のプロジェクトにて、日本人レベ ルの1名とは引き続き協業
5 マネジメント業務 副業ワーカーさんマネジメント 当初(3年前)は私の力不足や経験不足により、苦戦することがあったが、今ではスタイルを確 立することができている 1. もちろん丸投げはしない 2. 期限をズラすことが厳しいタスクは原則アサインしない。自分らでやるべきという意味 3.
コミュニケーションが極力なくても進めることができるタスクに分解する 4. ワーカーさんの稼働計画・希望を確認の上、 a. タスクが途切れないように後続タスクもアサインしておく b. 面白そうなタスクをアサインする 社内に知見がない領域に経験と実績がある方に入っていただくことで、一緒に仕 事をしながら社内へ知見を広げていくこと 副業人材活用の目的 得た知見を継続的にチーム内へ浸透させたことで、チームのレベルアップの一因となった
6 エンジニア採用 Webエンジニアの経験者採用 • エンジニアマーケットの調査、今どきの採用プロセスを整備 • デザイナーと協業し、会社説明資料の新設 ◦ https://speakerdeck.com/matisseeducationsystem/zhu-shi-hui-she-matisuj iao-yu-sisutemunituite
Wantedlyはエンジニアの求職者が多いが、それと同時に採用の難易度が 高い中で当時2年目となる貴重な人材を採用できた!! オンボーディング設計として、いわゆるお手並み拝見を避け、効率的に業 務に慣れるようキャッチアップ期間を設けた Webエンジニアの経験者を採用することは至難なことだとは理解があったため、限られたリ ソースで採用の土俵作りをおこなった(※当時は主にWeb系人材を採用するための基本的な環境が整って いなかった)
7 人材開発 ① 20代のメンバーに対して、マネジメントスキル施策の実施 コンテンツ視聴プラン ナー持ち回りで YouTubeまたはUdemy Businessのコンテンツ を参加者で一緒に観る EMからコンテンツに関
連した自身の経験談 (武勇伝語りや価値観 の押しつけ厳禁)、失 敗談を伝える 参加者それぞれが学ん だ内容などを言語化す る
8 人材開発 自社向けにアレンジした体系的なコンテンツを作成し、勉強会及び新入社員研修をおこなった https://github.com/sekine555/web-developer-tr aining ② 全社向けWeb開発勉強会の実施
9 人材開発 自身の経験と知見、PIVOTさんのマネジメントスキルセット、書籍...といった内容を整理し、 共通認識を持つべく全社員向けに勉強会を開催した 職場の互酬性規範を 意識的に高める 経験学習モデル 振り返りの大切さ 組織効力感 成人発達理論
③ ピープルマネジメントの体系化
10 プロダクトのローンチ こども達に安心安全な食材を食べさせてあげたいという思いから作ったECサイト https://kagurazaka123-farm.com/ 神楽坂123ファームという自社プロダクトを作りました!!
11 最後に EMというような役回りで自分自身も設計、実装といったタスクをやりつ つ、既述の取り組みをおこなってきた 特に人材開発とマネジメント文化の浸透は1日にして成らずということで 継続しており、定性的ではあるが、成果は出ていると感じている 弊チーム主体で作った自社プロダクトもまだまだではあるが、リリースも でき、チームでできることが数年前よりも格段に増えた 一方で人事評価制度、より働きがいのある労働環境の整備といった点など の課題感を持っているため、取り組んでいきたい
また、自身の役回りを遂行する中で、時折孤独感を感じるため、このよう なイベントに参加させていただき、社外の方とも交流を図っていきたいと 感じた
ご清聴ありがとうございました!! 12