AI PMOを作り途中にピボットを考えている話

AI PMOを作り途中にピボットを考えている話 2023.12.16 @生成AI×クリエイター大忘年会セーヤン（@se_yan_engineer） 1

自己紹介株式会社マチス教育システム（2008年〜現在） Webエンジニア / マネージャー Web系＆SIerの二刀流チームのリーダーを実施しつつ自社プロダクトの開発、スタートアップ企業様の案件、SI案件などを担当 2 セーヤン
X: @se_yan_engineer Zenn: zenn.dev/ikefukurou777 ブログ: blog.se-yan.net

3 今日お話しすること 1. 作ろうと思った背景 2. 機能概要 3. 実装イメージ 4. システム構成
5. ピボットを考えるようになった理由 6. おまけ 7. 最後に

4 作ろうと思った背景クライアントワークにて顧客窓口の経験が浅いメンバーに対してAIがサポートできないか？？　特に有事の場合、どのように対応や報告すべきかわからないケースが訪れる　その場合、経験者や先輩の助言などを受けて対応をすることになるが、最初の頃はよくあるケースも見受けられる　対応事例や折衝内容は暗黙知になりやすいことや経験者があまりいないため、形式知化することで顧客窓口対応をスムーズにおこない同時にスキルの向上にも繋げられるないかと考えたよくあるケース　・プロジェクトで進捗の遅延が発生した場合、顧客にどのように報告すれば良いか？
　・遅れているのであれば、要員を増やしてリカバリして欲しいと言われた際にどのようにすれば良いか？　・顧客（非エンジニア）から汎用的な処理にして欲しいという要望があった。相手の立場を鑑みた上でどのようなコミュニケーションやシステム設計を考えるべきであるか？

5 機能概要どうすれば良いかわからない（言語化できない）をアシストする機能　プロジェクトマネジメントであれば、困っている内容がまずはPMBOKのどの知識エリアであるかを選択し、掘っていくことで質問したい内容をAIが作成できるように伴走する AIにPMOの役割を与えた上でチャットする機能　具体的な質問内容をもとにPMOとしての役割を与えて、ChatGPTのようにAIと対話を実施できるようにするよくある質問や対応方法のベストプラクティスはDBへ保存し、より早い段階でどうすれば良いかの最適解を見つけることができるようにする

6 実装イメージどうすれば良いかわからない（言語化できない）をアシストする機能

7 実装イメージ AIにPMOの役割を与えた上でチャットする機能　

8 システム構成システム概要図　

9 ピボットを考えるようになった理由 OpenAIがGPTsの機能を提供したこと • ユーザーの目的に合わせて、カスタムボットを割と誰でも簡単にできるようになった ◦ PMOの知見をドキュメント化などさせて、ボットに読み込ませることでAI PMOくんを作ることができる Webアプリケーションとして作るよりも遥かに課題を解決できるので、何かしらカス
タムボットにない体験や機能を提供できないと厳しいと判断したためである

10 おまけ自社プロダクトを10月に作りました！！神楽坂123ファーム　こども達に安心安全な食材を食べさせてあげたいという思いから作ったECサイト　https://kagurazaka123-farm.com/ ↓こちらの記事もお読みいただけると幸いです SI事業を屋台骨とする企業が自社サを作ってみた話 https://speakerdeck.com/ikefukurou777/sishi-ye-wowu-tai-gu-tosuruqi-ye-kazi-she-sawozuo-t utemitahua

ご清聴ありがとうございました！！ 11

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