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テストの目的を考えよう

imtnd
December 12, 2020

 テストの目的を考えよう

In WACATE 2020 winter
テストの目的を考えよう セッション資料
https://wacate.jp/workshops/2020winter/

imtnd

December 12, 2020
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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 • ⾓⽥ 俊 • Twitter • @imtnd • コミュニティ活動

    • WACATE実⾏委員 • NaITE運営スタッフ
  2. ⽬次 1. ソフトウェア開発プロセス 2. テストレベル 1. コンポーネントテスト 2. 統合テスト 3.

    システムテスト 4. 受け⼊れテスト 3. テスト計画 4. テスト⽬的のヒントアイテム 5. 演習 6. まとめ
  3. テストレベルとテストフェーズ • テストレベル • テスト活動の段階をグループ化したもの • テストフェーズ • テストの時間を分けたもの •

    以下のような場⾯も存在する • 統合テストフェーズであっても不具合があった場合はコンポーネントテストを ⾏う • 性能を早く⾒たいから統合テストでもシステムテストのテストを早く着⼿する ※ JSTQBでも区別していないので厳密に区別する必要はないが区別した⽅が良い場⾯もある
  4. テストレベルのカスタマイズ • テストレベルという概念はすごく抽象的 • テスト対象は明確︖ • コンポーネントとは︖ • アプリ︖クラス︖メソッド、関数︖ •

    システムとは︖ • 統合テストでは、何と何を統合する︖ • アプリの結合︖ • クラスの結合︖ • 作成者間で作成したものの結合︖ • テストレベルの段階は4段階で良い︖
  5. テストレベルの役割を 定義できていないと。。。 • 各テストレベルで実施するテストの⽬的を定義できていないと、 以下のようなことが起こる • 下位テストレベルで⾏われるべき内容が上位のテストレベルで⾏われ る • システムテストで関数、メソッドへのパタメータの同値、境界値を確認する

    • 同じテストを複数のテストレベルで⾏っている • 同じテストを複数回⾏っても時間の無駄になる • 不具合が発覚したときの不具合原因を時間がかかる • テストの積み重ねがないと、不具合が発⽣したときの原因特定の範囲が広くなり、 原因調査に時間がかかる
  6. テスト⽬的のヒントアイテム • ヒントになるアイテム • テストベース • テスト環境、テストツール • テスト対象、テストスコープ •

    テストデータ • テスト技法、カバレッジ基準 • テスト実施者 • テスト観点(テストタイプ)
  7. テストベース • テストベースが異なるということは、テスト⽬的の視点が異なる • テストのインプットとなるもの • 要求仕様書 • 要件定義書 •

    ユーザストーリー • バックログ • 基本設計書 • 詳細設計書 • ソースコード • 形のあるドキュメントとは限らない • PFDでテストレベルを定義するとインプットが明確になる
  8. テスト環境とテストツール • そのテストレベルはどういう環境でテストを実施するのか • シュミレータ or 実機 • 開発環境 or

    本番環境 • 実機や本番環境でテストする場合には実環境相当の負荷をかけて置く場合も ある 本番運⽤のときと、テスト環境が異なる場合は環境により不具合が出 る可能性がある • 使⽤するテストツール テストツールを使⽤している理由を確認する • xUnit Framework • Cucumber • ⾃作ツール
  9. テスト対象とテストスコープ • そのテストのテストスコープはどこまでなのか • 対向のテストアイテムは 実物 or モック(スタブ) • 実物の場合はテストスコープ範囲内、モックはテスト範囲外となる

    • 実物を対向テストアイテムとする場合は、バージョンなども定義する • モックを使⽤してテストを実施する場合は、それよりも上位の テストレベルで実物を使⽤してテストを⾏うタイミングを決め る必要がある。
  10. テスト実施者 • 誰がテストを⾏うのか • 開発者 • 違う機能を作成していた開発者 • テストのみを⾏うテスト担当者 •

    他社のチーム • 海外のチーム • QA • テスト実施する⼈によってテスト⽬的が異なる • 作成したものが開発者の想定通りになっているのかを確認 • システム全体として問題ないことの検証 • 第3者にテストしてもらうことで不具合はより⾒つけやすくなる
  11. テスト観点(テストタイプ) • どのテストレベルでどういったテストを⾏うのか • 使⽤性テスト • 負荷テスト • 移⾏テスト •

    性能テスト • 運⽤テスト • 信頼性テスト • セキュリティテスト • どの段階でどういうテストを⾏うのかを決める • アジャイル開発では⼀つのイテレーション内だけではなく、 いつのイテレーションのどのテストレベルでテストを⾏うのかを決めておく
  12. 演習 • 関わっているテストレベルを識別アイテムを使って⽬的を認識 してみよう 時間︓20分間 • 他の上位、下位のテストレベルと何が違うのかを考えよう • ⾃分で⾏っているテストはどんな検証を⾏うことを期待されているのか •

    ⾏っていないテストとは何が違うのか → 他のテストレベルとの違いからテストの⽬的を考えてみよう • プロジェクト全体としてテストレベルがどう区別されているのか整理 してみよう • 段階はもっと細分化すべきではないのか • 名前を変える
  13. まとめ • テストレベルからテストの⽬的を考えよう • テストレベルをカスタマイズして具体的に定義してみよう • 参考アイテム • テストベース •

    テスト環境、テストツール • テスト対象、テストスコープ • テストデータ • テスト技法、カバレッジ基準 • テスト実施者 • テスト観点(テストタイプ)