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WACATE 2022 夏 ワークショップの目的

imtnd
June 18, 2022

WACATE 2022 夏 ワークショップの目的

WACATE2022夏〜テストできないと言う勿れ〜
https://wacate.jp/workshops/2022summer/

ワークショップ目的

imtnd

June 18, 2022
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Transcript

  1. WACATE 2022 SUMMER
    WACATE 2022 夏
    ワークショップの⽬的

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  2. ⾃⼰紹介
    名前
    ⾓⽥ 俊
    お仕事
    ソフトウェア開発エンジニア & QAエンジニア
    Twitter
    imtnd
    コミュニティ活動
    WACATE実⾏委員など

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  3. テストとは
    テスト
    静的テスト 動的テスト
    • ドキュメントレビュー
    • 設計レビュー
    • ソースコードレビュー
    • ソースコードの静的解析
    • コンポーネントテスト
    (ユニットテスト)
    • 統合テスト
    • システムテスト
    • 受け入れテスト

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  4. 要求、要件の検証
    基本機能の検証
    論理の検証
    V字モデル
    要件定義
    基本設計
    詳細設計
    開発
    コンポーネント
    テスト
    統合テスト
    システムテスト
    受入テスト

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  5. テスト活動
    静的テスト活動
    動的テスト活動
    完了
    完了

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  6. ⽋陥検出と修正コスト
    JASPIC SPIJapan2009 奈良隆正「ソフトウェア品質保証の方法論、技法、その変遷」,
    http://www.jaspic.org/event/2009/SPIJapan/keynote/SJ9keynote.pdf, (2022/06/05)

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  7. Wモデル
    • 初出は1993年くらいで、テスト活動を早期に開始するという考え⽅の⼀つ
    • テスト活動もV字モデルとして捉え、2つのV字を並べたモデル
    The W-MODEL – Strengthening the Bond Between Development and Test.
    https://www.stickyminds.com/sites/default/files/article/file/2014/The%20W%20Model%20-%20Strengthening%20the%20Bond%20Between%20Development%20and%20Test.pdf, (2022/06/05)

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  8. テストのシフトレフト
    • 2001年くらいから概念が登場している
    https://www.drdobbs.com/shift-left-testing/184404768
    • テスト活動がボトルネックにならないように、テスト活動を開発プロセスの⼀部として早期に開始する考え⽅
    トラディショナルシフトレフトテスティング インクリメンタルシフトレフトテスティング
    アジャイル/DevOpsシフトレフトテスティング
    モデルベースシフトレフトテスティング
    Four Types of Shift Left Testing,
    https://insights.sei.cmu.edu/blog/four-types-of-shift-left-testing/, (2022/06/05)

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  9. テストファーストアプローチ
    • TDD(テスト駆動開発)を始めとした、
    設計を助けるためにテストを活⽤するというアプローチ
    • TDD(テスト駆動開発)
    • BDD(ビヘイビア駆動開発)
    • ATDD(受け⼊れ駆動開発) 要件をもとに
    失敗するテストを書く
    (これから実装するこ
    とを定義する)
    テストが通るように実
    装を行う
    テストが通ることを維
    持しつつ
    リファクタリングする

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  10. ホリスティックテスティング
    アジャイルQAに求められるプロセス全体を俯瞰する「ホリスティックテスティング」とは何か?(翻訳)
    , https://daipresents.com/2022/05/09/testing-from-a-holistic-point-of-view/, (2022/06/05)

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  11. Whole Team
    • プロジェクトを成功させるために必要なスキルや視点を持った⼈を集める
    • チームはおおよそ10名以下の⼩さなチーム
    • 以下のような「チーム」感を構築する
    • 我々は、帰属している
    • 我々は、⼀緒の仲間である
    • 我々は、お互いに仕事、成⻑、学習を⽀え合っている
    Kent Beck, 角 征典(翻訳), 『エクストリームプログラミング』, オーム社, 2015, P36
    Yes, Cross-functional Teams — but Real Ones!, https://www.agilealliance.org/yes-cross-functional-teams-but-real-ones/, (2022/06/05)

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  12. テストを取り巻く環境の変化
    開発が完了してから
    テストに着手する
    テストフェーズは
    設計フェーズから
    独立している
    開発者とテスト担当者
    が異なるチーム
    旧来の方式
    最近の方式
    テストに早期に
    着手する
    テストフェーズと
    設計フェーズが
    混在した開発プロセス
    色々なロールの人が
    一つのチームで
    協力しあう

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  13. 品質観点のスペシャリティ
    • リスク
    • プロダクトリスク、プロジェクトリスクの検討
    • 顧客、ビジネスへのリスクの特定
    • 顧客、ビジネスへの影響を考慮したリスク評価
    • 品質
    • プロダクト品質、プロジェクト品質の検討
    • テスト
    • テストプロセスの整備
    • テスト観点の効果的、網羅的な検討
    • リスクを考慮したテストの優先度付け、スコープ設定、カバレッジ設定
    • テスト設計技術
    • テストツールの知識
    • ⽋陥マネジメントの知識

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  14. これからのエンジニアに求められるもの
    • 少数チームに⼊り、同じ⽬標を達成するための戦⼒となる
    • 旧来の受け⾝の活動だけではない
    • I型⼈材 → T型⼈材
    Who are the Professional Scrum Developers?, https://www.scrum.org/resources/blog/who-are-professional-scrum-developers, (2022/06/05)

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  15. 受け⾝ではなく、積極的な⾏動へ
    要件定義
    基本設計
    詳細設計
    開発
    コンポーネント
    テスト
    統合テスト
    システムテスト
    受入テスト
    全てのフェーズにおいて、考え、生み出せるスキルが必要

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  16. 今回のワークの対象
    要件定義
    基本設計
    詳細設計
    開発
    コンポーネント
    テスト
    統合テスト
    システムテスト
    受入テスト

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  17. まとめ
    • ソフトウェア開発におけるテスト活動が変化してきている
    • テスト活動の早期な着⼿
    • 明確に開発フェーズとテストフェーズが分かれていない開発プロセス
    • 少数チームによるソフトウェア開発
    • 今後は全てのフェーズにおいて積極的な活動が重要になる
    • 今回のワークショップのスコープ
    • 要件定義
    • システムテスト(受け⼊れテスト)

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