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第127回 雲勉【オンライン】今年こそCI/CDをはじめよう! 〜CodeBuildとマブダチになる〜

第127回 雲勉【オンライン】今年こそCI/CDをはじめよう! 〜CodeBuildとマブダチになる〜

iret.kumoben

February 08, 2024
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  1. 0. 自己紹介 松田 啓佑 • 所属 ◦ クラウドインテグレーション事業部 構築第2セクション •

    業務 ◦ Webアプリケーション開発における非機能領域全般を担当 ◦ バックエンド、インフラ、オブザーバビリティ • 好きなAWSサービス ◦ Amazon ECS ◦ AWS Step Functions • 認定 ◦ 2023 Japan AWS Top Engineers ◦ iretテクニカルアンバサダー advanced • 趣味 ◦ テニス ◦ 飲酒 2
  2. 17 CodeBuildの要素 CodeBuild ビルドプロジェクト ビルド ビルド ビルド • ビルドプロジェクト =

    ビルド内の処理を定義した金型 • ビルド = ビルドプロジェクトを元に実行されるビルド処理そのもの
  3. 22 buildspec.yml version: 0.2 env: variables: ENV: "prd" phases: install:

    runtime-versions: java: corretto11 pre_build: commands: - echo Nothing to do in the pre_build phase… build: commands: - echo Build started on `date` - mvn install post_build: commands: - echo Build completed on `date` artifacts: files: - target/messageUtil-1.0.jar [version] buildspecのバージョン。 0.2以外を選択するケースはない。 [env] ビルド環境で利用する環境変数。 パラメータストアやシークレット マネージャーとの連携も可能。 [phase] ビルド内の各フェーズごとの処理 内容などを定義。 runtime-versionsを定義することで 、ビルド環境の言語ランタイム 指定することが可能。 commandsにコマンドを定義する。 [artifacts] アーティファクトストアに出力す るファイル。後続処理にて利用す るものを指定する。
  4. 23 その他機能 VPC内ビルド環境 ビルド環境コンテナをVPC内にて起動することにより、ビルド環境からVPC内のリ ソースへのアクセスが可能。テストなどにてRDSなどを利用することができる。 ビルド環境へのログイン Session Managerによりビルド環境コンテナにログインすることができる。トラブル シュート時に重宝。 バッチビルド

    複数のビルドの処理を並列で同時に実行させたりすることができる。 テストレポート ビルドにて実行したテスト結果をレポート形式としてグラフなどの形式で出力するこ とができる。対応しているフォーマットにしたがっていれば利用可能。 ビルドバッジ ビルドステータスを表す埋め込み可能なイメージ。ビルドバッジURLとしてreadme などに埋め込むことで利用できる。 ビルド結果の通知 SNSやChatbotにビルド結果を通知する。これによりビルドが完了したタイミングで Slackやメールを受信することができる。
  5. 25 実際に使ってみる ステップ① : ビルド内でコマンドを実行する ステップ② : CodeCommit/CodePipelineと連携させる ステップ③ :

    アーティファクトを受け渡す ステップ④ : ビルド環境にログインする ステップ⑤ : Pythonプログラムを実行して、テストレポートを出力する ステップ⑥ : ビルドバッジを利用する