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第112回 雲勉【オンライン】入門OpenSearch Service ~セキュリティ設定を知る〜

第112回 雲勉【オンライン】入門OpenSearch Service ~セキュリティ設定を知る〜

iret.kumoben

August 24, 2023
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  1. 第112回 雲勉【オンライン】
    [⼊⾨] OpenSearch Service 〜セキュリティ設定を知る〜

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  2. 0.講師⾃⼰紹介
    2
    n 茅根 涼平(ちのね りょうへい)
    • クラウドインテグレーション事業部(構築チーム グループリーダー)
    • 新卒⼊社(18卒)
    • アイレット歴6年⽬
    • コンテナ環境の構築・運⽤保守
    • 2023 Japan AWS All Certifications Engineers / 書籍の共同執筆
    AWS Well-Architected Lead

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  3. アジェンダ
    3
    0.⾃⼰紹介
    1.Amazon OpenSearch Serviceの概要
    2.Amazon OpenSearch Service の開始⽅法
    3.Amazon OpenSearch Service のセキュリティ
    4.まとめ
    5.その他(紹介)

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  4. 本⽇のゴール
    4
    n Amazon OpenSearch Serviceの概要をご理解いただく
    n Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法をご理解いただく
    n Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティをご理解いただく

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  5. 1. Amazon OpenSearch Serviceの概要
    5

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  6. 1.Amazon OpenSearch Serviceの概要
    6
    n OpenSearch とは
    • オープンソースの分散型検索・分析スイートです
    • リアルタイムのアプリケーションモニタリング、ログ分析などの幅広いユースケースがあります
    IUUQTPQFOTFBSDIPSHEPDTMBUFTU

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  7. 7
    n OpenSearchの基本概念
    JSON形式のドキュメントを
    クラスターに送信する
    1 クラスターはドキュメントを
    インデックスに格納する
    2 モニタリング、分析作業を実施する
    3
    1.Amazon OpenSearch Serviceの概要

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  8. 8
    n OpenSearch Service とは
    • OpenSearchを簡単にデプロイ・管理、スケール可能なフルマネージドサービスです
    • OpenSearchの2.7までのバージョンやElasticsearch の 19のバージョン (1.5〜7.10 バージョン) をサポートします
    • OpenSearchダッシュボードと Kibana (1.5〜7.10 バージョン) を利⽤した視覚化を提供します
    1.Amazon OpenSearch Serviceの概要
    IUUQTBXTBNB[PODPNKQPQFOTFBSDITFSWJDF

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  9. 9
    n OpenSearch Serviceの主要な構成要素
    • Master nodes: クラスター全体のモニタリング、管理タスクの実⾏するノードです
    • Data nodes: 検索対象のデータを保持し、クライアントからの検索リクエストを処理するノードです
    • (Optional): UltraWarm nodesやCold storage
    低頻度で検索される時系列データの保管先として有⽤なノード設定ができます
    ⽇常的に検索は⾏わないが保管が必要なデータの保存先として設定できます
    1.Amazon OpenSearch Serviceの概要

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  10. 2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法
    10

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  11. 11
    n 基本的な開始⽅法
    • ドメイン構築: マネージドコンソールまたはAPI、Terraformなどのツールを使⽤して構築します
    • データの送信: ログなどを取り込むパイプラインの構築をします
    • モニタリング・分析: ダッシュボードを確認します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  12. 12
    n ドメイン構築(コンソールによる作成)
    任意のドメイン名を⼊⼒します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  13. 13
    ドメインの作成⽅法
    カスタム設定を選択します
    テンプレート
    開発/テストを選択します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  14. 14
    Deployment option(s)
    スタンバイが無効のドメインを選択します
    アベイラビリティーゾーン
    1-AZを選択します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  15. 15
    バージョン
    最新バージョンを選択します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  16. 16
    インスタンスタイプ
    t3.small.searchを選択します
    ノード数
    1台で設定します
    EBSストレージサイズ
    10GiBで設定します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  17. 17
    パブリックを選択します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  18. 18
    きめ細かなアクセスコントロール
    有効化を選択します
    マスターユーザー名/パスワード
    任意に設定します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  19. 19
    アクセスポリシー
    ドメインレベルのアクセスポリシーを選択します
    要素
    マイIPを許可するプリンシパルにします
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  20. 20
    右側の「作成」をクリックし、
    クラスターを起動します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  21. 21
    ドメイン作成には 15 分程度かかります
    作成の進捗は View details から確認可能です
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  22. 22
    ステータスがアクティブになったことを確認したら、
    OpenSearch Dashboards URL にある URL をクリックします
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  23. 23
    ユーザー情報を⼊⼒し、ログインできれば初期構築の完了です
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  24. 24
    EC2 のログデータをリアルタイムで可視化するために、 EC2 で出⼒されるログを OSS の Fluentd を
    使⽤してストリームで OpenSearchに送信し可視化を⾏います
    n 例えば
    n データの送信
    • エージェントからOpenSearch Serviceに転送します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  25. 25
    アップロードされたログファイルを⾮同期で処理しOpenSearch Serviceに転送します
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  26. 26
    n モニタリング・分析
    データ収集の設定やインデックスに格納、ダッシュ
    ボードの作成を⾏うと、右図のように可視化できます
    ※サンプルデータ
    2. Amazon OpenSearch Serviceの開始⽅法

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  27. 3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ
    27

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  28. 28
    IUUQTBXTBNB[PODPNKQDPNQMJBODFTIBSFESFTQPOTJCJMJUZNPEFM
    クラウドのセキュリティ
    AWS は、AWS クラウド のすべてを実⾏するグローバルインフラストラクチャを保護する責任を負います
    OpenSearch Service を使⽤する際に責任共有モデルを適⽤する⽅法を理解する
    クラウド内のセキュリティ
    顧客は、このインフラストラクチャでホストされているコンテンツに対する管理を維持する責任があります
    このコンテンツには、使⽤される AWS のサービス のセキュリティ構成と管理タスクが含まれます
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  29. 29
    n データを保護する
    • AWS アカウント の認証情報を保護する }今回は対象外です
    • それぞれのジョブを遂⾏するために必要な設定や権限を付与する }今⽇のポイント︕
    • OpenSearch Service の保管中のデータの暗号化する }設定⽅法くらいの内容です
    • ノード間の暗号化を有効にする }設定⽅法くらいの内容です
    • AWS Security Hub によるモニタリング をする }項⽬、修正⽅法の解説です※⼀部を除く
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  30. 30
    n 3つの柱
    • OpenSearch Serviceの接続関連のセキュリティには 3 つの主要なレイヤーがあります
    ネットワーク
    • 「パブリックアクセス」または「VPCア
    クセス」を選択します
    これはリクエストがOpen Searchドメイン
    にどう到達させるかの要件に合わせて設定
    します
    きめ細かなアクセスコントロール
    • きめ細かなアクセスコントロールにより、
    ユーザー認証します
    リソースベースのアクセスポリシーでリク
    エストが許可されている必要があります。
    その後、ユーザーが認証されるか、リクエ
    ストが拒否されます
    ドメインアクセスポリシー
    • 指定された URI へのアクセスリクエスト
    が許可または拒否されます
    アクセスポリシーにより、リクエストは
    OpenSearch ⾃体に到達する前に、ドメイ
    ンの「エッジ」で許可または拒否されます
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFGHBDIUNMGHBDBDDFTTQPMJDJFT
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  31. 31
    n ネットワーク
    • 作成時にVPCとパブリックのどちらに配置するか指定します
    • パブリックはインターネットから接続可能です
    • VPC内だとポートフォワーディング等でインターネット経由での接続が可能です
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFWQDIUNM
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ
    ※AWS Systems Manager Session Managerの VPC Endpoint を⽤意することで、踏み台ホストを Private Subnet 上に配置可能です

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  32. 32
    n VPC内
    • 全てのセキュリティ機能を活⽤します
    • セキュリティグループを使⽤して通信を許可します
    n パブリック
    • 全てのセキュリティ機能を活⽤します(プライベートのオプションを除く)
    • IPベースで許可します
    外部からのアクセス対策が必要です
    すべてのトラフィックは AWS内で安全に保持されます
    そのためパブリックエンドポイントを使⽤するドメインに⽐較して、より拡張されたセキュリティレイヤーで使⽤できます
    (例)オープンアクセスポリシーの使⽤が許容される状況
    - きめ細かなアクセスコントロールを有効にする場合
    - 特定のクライアントやツールなど、リクエストの署名が困難または不可能な場合
    https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/opensearch-service/latest/developerguide/bp.html#bp-security
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  33. 33
    n きめ細かなアクセスコントロール
    • HTTPS、ノード間の暗号化、および保管時の
    暗号化(⾃動的に有効化)します
    • マスターユーザーとして IAM ARN を設定します
    • マスターユーザーを作成します
    ※OpenSearch Service の使⽤を開始するには、
    内部ユーザーデータベースが最もシンプルな⽅法です
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFGHBDIUNM
    複数のクラスターでユーザーを再利⽤する必要がない場合
    (ユーザー作成)
    • Dashboards へのアクセスに Cognito ではなく HTTP 基本認証を
    使⽤する場合
    • 基本認証のみをサポートするクライアントがある場合
    複数のクラスターで同じユーザーを使⽤する場合
    (IAM ARN)
    • Cognito を使⽤して Dashboards にアクセスする場合
    • 署名バージョン 4 の署名をサポートする OpenSearch クライア
    ントがある場合
    n 選択基準
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  34. 34
    n 無効化 / 有効化
    ドメイン上のデータを保護するために、きめ細かなアクセスコントロールを有効にすることを強くお勧めします。きめ細かなアクセス
    コントロールにより、クラスター、インデックス、ドキュメント、フィールドの各レベルでセキュリティが提供されます。
    きめ細かなアクセスコントロールが無効
    • ドメインを VPC 内に配置します
    • 制限付きアクセスポリシーを適⽤するか、またはその両⽅を⾏います
    きめ細かなアクセスコントロールが有効
    • マスターユーザーを使⽤します
    • SAML認証またはCognito認証を有効化します
    • アクセスポリシーを適切に使⽤します
    • VPC内の場合はセキュリティグループを使⽤することを推奨します
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFDSFBUFVQEBUFEPNBJOTIUNM
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  35. 35
    n 有効化の利点
    • ロールベースアクセスコントロール
    • インデックスレベル、ドキュメントレベル、フィールドレベルのセキュリティ
    • OpenSearch Dashboards マルチテナンシー
    • OpenSearch および OpenSearch Dashboards の HTTP 基本認証
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFGHBDIUNM
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  36. 36
    n Amazon Cognito 認証
    • マスター IAM ロールと制限付き IAM ロールを設定し、それらを Cognito のユーザーに関連付けます。
    • その後、マスターユーザーは OpenSearch Dashboards にサインインし、制限付きユーザーをロールにマッピングし、
    きめ細かなアクセスコントロールを使⽤してユーザーのアクセス許可を制限できます。
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFGHBDXBMLUISPVHIJBNIUNM
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  37. 37
    n マスターユーザー設定でCognito認証を使⽤する
    マスターユーザーを使⽤して管理を⾏いつつ、
    Cognitoを介してエンドユーザーの認証を⾏う
    きめ細かなアクセスコントロールが有効時に設定できます
    n OpenSearch DashboardsのCognito認証設定
    OpenSearch Dashboardsへのアクセスは
    Cognitoを介してエンドユーザーの認証を⾏う
    きめ細かなアクセスコントロールが無効時でも使⽤できます
    n Amazon Cognito 認証
    • きめ細かなアクセスの設定時のCognitoとの違いは︖
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFGHBDIUNMGHBDEBTICPBSET
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  38. 38
    n SAML 認証
    • SAML 認証を使⽤するには、きめ細かなアクセスコントロールを有効にする必要があります
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFTBNMIUNM
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  39. 39
    n ドメインアクセスポリシー
    • ドメインアクセスポリシーは、OpenSearch Service のドメインに
    到達したときにリクエストを受け⼊れるか拒否するかを制御します
    n ポリシーのタイプ
    • リソースベース
    • IPベース
    • アイデンティティベース
    きめ細かなアクセスコントロールのみ
    を使⽤
    • オープンアクセスが許可されます
    • マスターユーザで制御します
    ドメインレベルアクセスポリシーを
    設定する
    • 様々の設定が可能です
    ドメインレベルアクセスポリシーを
    設定しない
    • 全てのリクエストが拒否されます
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  40. 40
    n リソースベース / IPベース
    • IAM ユーザー、ロールや別AWSアカウントに対して
    アクセス許可を付与します
    • 接続許可したいIPアドレスを設定できます
    • サブリソースには、OpenSearch インデックス
    および API が含まれます
    • ドメインが VPC 内にデプロイされている場合でも、
    アクセスポリシーの設定が推奨されます
    {
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
    {
    "Effect": "Allow",
    "Principal": {
    "AWS": [
    "arn:aws:iam::123456789012:user/user-a"
    ]
    },
    "Action": [
    "es:ESHttp*"
    ],
    "Condition": {
    "IpAddress": {
    "aws:SourceIp": [
    ”251.xxx.xxx.xxx/32"
    ]
    }
    },
    "Resource": "arn:aws:es:ap-northeast-1:123456789012:domain/kumoben/commerce-data/_search"
    }
    ]
    }
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFBDIUNMBDUZQFT
    ドメインレベルアクセスポリシーを設定する
    Effect: Allow または Deny
    Principal: AWS アカウント, IAMユーザ, IAMロール
    Action: esアクション
    Condition: IP アドレス, ResourceTagなど
    Resource:フルアクセスを許可,ドメインの設定に関連,ドメインのサ
    ブリソース
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  41. 41
    n アイデンティティベース
    • アイデンティティベースのポリシーはIAMを使⽤します
    • リソースベースのポリシーと同様に、サービスに誰がア
    クセスできるか、どのアクションキーを実⾏できるか指
    定します
    • これらのポリシーの配置が完了したら、リソースベース
    のポリシー (またはきめ細かなアクセスコントロール)
    を使⽤し、OpenSearch インデックスおよび API への
    アクセスをユーザーに提供します
    {
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
    {
    "Action": [
    "es:Describe*",
    "es:List*"
    ],
    "Effect": "Allow",
    "Resource": "*"
    }
    ]
    }
    {
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
    {
    "Action": [
    "es:*"
    ],
    "Effect": "Allow",
    "Resource": "*"
    }
    ]
    }
    読み取り専⽤のアクセス
    管理者のアクセス
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  42. 42
    n アイデンティティベースとリソースベースポリシーの関係
    • カスタム設定の場合、デフォルトではすべてのリクエストが拒否されます
    • 簡単作成の場合、デフォルトではきめ細かなアクセスコントロールのみを使⽤します
    • 明⽰的な許可は、どちらの設定でも許可する必要があります
    • 明⽰的な拒否は、他の箇所で許可されていても上書きされます
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFBDIUNMBDDPOGMJDU
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  43. 43
    n 暗号化
    • KMSを使⽤して保管データの暗号化ができます
    • HTTPS 経由でデータを OpenSearch Service に送信する場合、ノード間の暗号化を使⽤すると、OpenSearch がクラスター
    全体に分散 (および再分散) する際、データは暗号化された状態で維持されます
    ※きめ細かなアクセスコントロールを有効にする場合は暗号化が必須になります
    n利⽤可能なポリシー
    • Policy-Min-TLS-1-0-2019-07: (デフォルト)
    TLS v1.0 およびそれ以降をサポートします
    • Policy-Min-TLS-1-2-2019-07:
    TLS v1.2 をサポートします
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFOUOIUNM
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFFODSZQUJPOBUSFTUIUNM
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  44. 44
    n AWS Security Hub によるモニタリング
    AWS Security Hub を使⽤して、OpenSearch Service のセキュリティをベストプラクティスに基づいてモニタリングできま
    す。Security Hub は、セキュリティコントロールを使⽤してリソース設定とセキュリティ標準を評価し、さまざまなコンプ
    ライアンスフレームワークに準拠できるようサポートします。
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  45. 45
    ෮چखॱ
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQTFDVSJUZIVCMBUFTUVTFSHVJEFPQFOTFBSDIDPOUSPMTIUNMPQFOTFBSDI
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  46. 46
    ෮چखॱ
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQTFDVSJUZIVCMBUFTUVTFSHVJEFPQFOTFBSDIDPOUSPMTIUNMPQFOTFBSDI
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  47. 47
    n ステータスを成功にするには
    • クラスターの移⾏が必要です
    n 意図的に設定している場合
    • ステータスを「制御済み」に変更します
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  48. 48
    ෮چखॱ
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQTFDVSJUZIVCMBUFTUVTFSHVJEFPQFOTFBSDIDPOUSPMTIUNMPQFOTFBSDI
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  49. 49
    ෮چखॱ
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQTFDVSJUZIVCMBUFTUVTFSHVJEFPQFOTFBSDIDPOUSPMTIUNMPQFOTFBSDI
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  50. 50
    ෮چखॱ
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQTFDVSJUZIVCMBUFTUVTFSHVJEFPQFOTFBSDIDPOUSPMTIUNMPQFOTFBSDI
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  51. 51
    n ステータスを成功にするには
    • エラーログ記録を有効にします
    • 監査ログ記録を有効にします
    クラスター起動後に有効化します
    有効後、ライフサイクルは任意に
    設定します
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  52. 52
    ෮چखॱ
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQTFDVSJUZIVCMBUFTUVTFSHVJEFPQFOTFBSDIDPOUSPMTIUNMPQFOTFBSDI
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  53. 53
    n ステータスを成功にするには
    • データノードを増やします
    n 意図的に設定している場合
    • ステータスを「制御済み」に変更します
    • ⾼可⽤性と耐障害性のために少なくとも 3 つのデータノー
    ドが必要です
    少なくとも 3 つのデータノードを持つ OpenSearch ドメイン
    をデプロイすることで、ノードに障害が発⽣した場合のクラ
    スター操作が確実になります
    • 障害発⽣時に業務に⼤きな⽀障がない
    • コストを抑えたい
    上記の事情はあるかもしれませんが、意図しないネットワー
    クのパーティション化 (スプリットブレイン) を回避するに
    は、少なくとも 3 つのノードを使⽤します。データ損失の可
    能性を回避するには、インデックスごとに少なくとも 1 つの
    レプリカがあることを確認します。(デフォルトでは、各イン
    デックスに 1 つのレプリカがあります。)
    https://repost.aws/ja/knowledge-center/opensearch-fault-tolerance
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  54. 54
    ෮چखॱ
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQTFDVSJUZIVCMBUFTUVTFSHVJEFPQFOTFBSDIDPOUSPMTIUNMPQFOTFBSDI
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  55. 55
    ෮چखॱ
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQTFDVSJUZIVCMBUFTUVTFSHVJEFPQFOTFBSDIDPOUSPMTIUNMPQFOTFBSDI
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  56. 56
    変更前
    % aws opensearch describe-domain-config --domain-name
    --query 'DomainConfig.DomainEndpointOptions.Options'
    {
    "EnforceHTTPS": true,
    "TLSSecurityPolicy": "Policy-Min-TLS-1-0-2019-07",
    "CustomEndpointEnabled": true,
    "CustomEndpoint": "false"
    }
    設定変更はマネジメントコンソールからはできないため、
    AWS CLIを使⽤して設定変更します
    変更後
    % aws opensearch describe-domain-config --domain-name
    --query 'DomainConfig.DomainEndpointOptions.Options'
    {
    "EnforceHTTPS": true,
    "TLSSecurityPolicy": "Policy-Min-TLS-1-2-2019-07",
    "CustomEndpointEnabled": true,
    "CustomEndpoint": "false"
    }
    設定変更
    % aws opensearch update-domain-config --domain-name
    --domain-endpoint-options TLSSecurityPolicy=Policy-Min-TLS-1-2-
    2019-07
    n ステータスを成功にするには
    • (設定済み)すべてのトラフィックにHTTPSを要求にします
    • TLSSecurityPolicyにPolicy-Min-TLS-1-2-2019-07にします
    IUUQTEPDTBXTBNB[PODPNKB@KQPQFOTFBSDITFSWJDFMBUFTUEFWFMPQFSHVJEFJOGSBTUSVDUVSFTFDVSJUZIUNM
    3. Amazon OpenSearch Serviceのセキュリティ

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  57. 4. まとめ
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  58. 3.まとめ
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    n OpenSearch Service とは
    • OpenSearchを簡単にデプロイ・管理、スケール可能なフルマネージドサービスです
    n OpenSearch Serviceのセキュリティベストプラクティス
    • きめ細かなアクセスコントロールを有効にします
    • VPC 内にドメインをデプロイします
    • 制限的なアクセスポリシーを適⽤します
    • 保管中の暗号化を有効にします
    • ノード間の暗号化を有効にします
    • AWS Security Hubで環境を評価します

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  59. 5.その他(紹介)
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  60. 4.その他(紹介)
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    n ハンズオン
    • Amazon OpenSearch Service Intro Workshop
    https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/workshops/26c005b2-b387-454a-b201-9b8f37f92f92/ja-JP
    • SIEM on Amazon OpenSearch Service
    https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/workshops/60a6ee4e-e32d-42f5-bd9b-4a2f7c135a72/ja-
    JP/01-introduction
    OpenSearch の基本概念
    • インデックス
    • マッピング
    • データ型
    • アナライザー
    • 全⽂検索
    • など
    ログ分析基盤の構築
    • ログ分析 基本編/応⽤編
    • ログの取り込みと正規化(ETL)
    • アラート作成

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  61. Thank you!
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