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40代後半で開発エンジニアからクラウドインフラエンジニアにキャリアチェンジし、生き残れる自信が...
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iwamot
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October 18, 2024
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Transcript
40代後半で開発エンジニアから クラウドインフラエンジニアにキャリアチェンジし、 生き残れる自信がようやく持てた話 2024-10-18 ENECHANGE Tech Talk(社内勉強会) CTO室 岩本隆史
ここ数年で人生がガラッと変わった 2020-08(47歳) ベルトラの開発エンジニアから、AWSの技術サポートに転職 2021-07(48歳) ENECHANGEのインフラエンジニア兼SREに転職 2023-10(50歳) VPoT兼CTO室マネージャーに就任 2/16
ベルトラで「開発エンジニアは無理だ」と悟った 企画チームから要件の説明を聞いても、ぼんやりとしか理解できない 同じ話を聞いていた同僚は、入門したてのGoでAPIをあっさり実装した 既存のコードを流用して作ったAPIのパフォーマンスが悪かった 同僚がフルスクラッチで爆速APIを実装した 「流用して作ればいい」と上司に言われ、その通りにしただけだった 3/16
そんなとき、新型コロナが直撃した。どうしよう 4/16
AWSのリクルーターからLinkedInで連絡が来た AWS認定を持っていることを載せていたからだと思う 5/16
せっかくなので、技術サポート職を「記念受験」した GoogleかAWSで働けたらカッコいいなと、つねづね思っていた ぼくの素朴な利用経験だけでは、ソリューションアーキテクト職は無理 そもそも、ぼくなんか受かるわけがない 6/16
結果、なぜか採用された シンプルに人が足りなかったのだと思う STARメソッドで経験をアピールできるよう、じっくり準備はした https://www.amazon.jobs/jp/landing_pages/in-person-interview やらずに諦めるのはもったいないと再認識 7/16
AWSでは、それなりに活躍できた(つもり) 怒られるので、くわしくは書けない 8/16
でも、AWSには向いていなかった 事業会社のほうが楽しかった 怒られるので、くわしくは書けない 9/16
クラウドインフラエンジニアに転職しようと思った 開発エンジニアに戻るのは無理 AWSの知識はそれなりに身についている 10/16
ENECHANGEが拾ってくれた エネチェンジ社のインフラおよびSRE担当エンジニアとして、以下の役割を期待 しております。 インフラの設計や構築、各種改善やそれらに関連する開発業務の推進・支援 各サービスの技術的負債の解消に向けた活動の推進・支援 上記の業務などを通じた社内の技術レベル向上に向けた活動の推進・支援 率直に「元AWS」が評価されたのだと思う 11/16
2年間、とても楽しかった AWSの知識を活かして、いろいろ改善できた Well-Architected Frameworkの適用とか 停滞していたテックブログも活発化できた 2021年:3件(うち、ぼくが2件)、2022年:30件 年収もがんがん上がった 12/16
前VPoTの退職により、後継者の枠を打診された VPoT CTO室インフラ・SREチームのマネージャー 13/16
自信はなかったけれど、受けることにした 誰かがやらないと困る たぶん、ぼく以外の人はやりたがらない 打診されたということは、任せてもいいと思ってもらえたのだろう 14/16
やってみたら、大変だけれど、より楽しくなった 意外となんとかなる ENECHANGEのみんなは助けてくれる 自分よりメンバーの活躍がうれしくなる 15/16
生き残れる自信がようやく持てた AWSの知識が活かせる仕事は、当分なくならないはず 上場企業でマネージャー職のみならずVPoTも経験できた 51歳の今が人生でいちばん楽しい 16/16