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多数決のすゝめ
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i-whammy
April 28, 2020
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多数決のすゝめ
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i-whammy
April 28, 2020
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Transcript
多数決のすゝめ 我々人類は多数決とどうやって付き合えば良いのか
今日お話したいこと - 我々人類はなぜ多数決をするのか - 我々人類はどのように多数決に失敗するのか - 我々人類はどうすれば多数決がうまくできるようになるのか - (おまけ)多数決からの卒業
我々人類はなぜ多数決をするのか - ふりかえりの中で多数決をするのはどんな時? - 話すテーマを絞り込む時 - アクションを一つに絞り込む時 - 言い換えると、 -
複数の人が - 複数の選択肢から - 少数のものに絞り込むことを - 意思決定するような場面
我々人類はなぜ多数決をするのか - 多数決以外のやり方をとるとどうなるのか? - A: 声の大きい人の意見を採用してしまう - 「声の大きい人の意見」=「チームにとって最善の意見」とは限らない - cf.
ノイジーマイノリティ - 声の大きい人の意見だけで決めると納得感が生まれにくい - B: 「ぼくのかんがえたさいきょうの意見」を戦わせる - 時間がかかる - 一人を除いた全員が戦いに敗れてしまう - 勝者以外を納得させるのが難しい
我々人類はなぜ多数決をするのか - 結局なぜ我々は多数決をしているのか? - 限られた時間の中で - できるだけ多くの人が - 納得感のある結論にたどり着くため -
「最大多数の最大幸福」 (ベンサム)
我々人類はどのように多数決に失敗するのか - どのような状態が失敗なのか? - A: 納得感が薄い状態 - 多数決をやっても納得感が薄い状態=「多数決の敗北」 - 個人の投票に対する納得感
- 「私は本当にこの選択に投票するべきなのか?」 - 結論に対する納得感 - 「この結論で本当によかったのか?」
我々人類はどのように多数決に失敗するのか - どのような状態が失敗なのか? - B: 票が分散してしまっている状態 - 多数決をしても結論が決まらない=「多数決の敗北」 - 分散すること自体悪いことじゃない
- 投票=個人の自由意志に基づくもの - 本来票を投じられるべきでないものに対して投票がされているとよろしくない
我々人類はどうすれば上手く多数決できるのか - 多数決でよくある失敗を何とかしよう - A: 納得感が薄い状態 - 「結論」に対する納得感はケースバイケースなので難しい - まずは「個人の選択」に対する納得感にフォーカスする
- 参加者全員が、十分な情報を持っている状態を作ろう - B: 票がばらけてしまう状態 - 投票前、投票時に票が不要にばらけにくくなるように工夫しよう
我々人類はどうすれば上手く多数決できるのか - 投票前に、付箋に書いてある情報について参加者の認識を揃える - ファシリテーターが参加者に問いかける - 「『リリースプロセスの改善』とありますが具体的に何を改善しますか?」 - 「挙げられた選択肢の中で、もう少し詳しい説明が必要なものはありませんか?」
我々人類はどうすれば上手く多数決できるのか - 投票前に迷いを生みそうな選択肢、投票されるべきでない選択肢を減らす - 「今回のふりかえりのテーマと関係が薄いものがあれば、投票の前に除外しませんか?」 - 「1イテレーションで実行が難しいアクションはもう少し細かくしませんか?」 - 「挙がった選択肢の中で、似ているものはありませんか?整理してみましょう」 -
場面によって問いかけは変わる - ファシリテーターの腕の見せ所
我々人類はどうすれば上手く多数決できるのか - 投票時に、票に傾斜をつける - 1人が3つ投票権を持つ場合、「 1位6pt, 2位3pt, 3位1pt」で投票してもらう - 1位のものにポイントが集まりやすくなる
- 結果、偏りが生まれやすくなり、決まりやすくなる
(おまけ)多数決からの卒業 - 多数決=多数派の意見の尊重=少数派の意見は尊重されにくい - 「多数決は最終手段」だと割り切って準備をする - 多数決に至る前の議論の時間を長めに取る - 多数決以外の方法で絞り込む -
「コスト」と「メリット」でマトリクスを作って、付箋を移動させてみる - 「話したい」「そうでもない」という軸を作って、付箋を移動させてみる
まとめ - 多数決は「最大多数の最大幸福」のための意思決定の方法 - 上手くやるには、いくらか工夫が必要 - 投票前後の声かけで、参加者の認識を揃える - 投票する前に、投票されるに値しないものを除外する -
投票方法を工夫して、決まりやすくする - そもそも多数決をしないで意思決定をする方法もある