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AI Coding Meetup #3 - 導入セッション / ai-coding-meetup-3

AI Coding Meetup #3 - 導入セッション / ai-coding-meetup-3

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Masayuki Izumi

October 03, 2025
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  1. AI Coding Meetup #3 - 導入セッション 2025-10-03 AI Coding Meetup

    #3 AI時代の開発スピードと品質のバランス術 @izumin5210
  2. @izumin5210 © LayerX Inc. whoami LayerX バクラク事業部 (2022-09 -) Platform

    Engineering 部 Enabling チーム Staff Software Engineer ISUCON14 4位 今日のパネルディスカッションのモデレータ 「こんなイベント面白そうじゃない?」って気軽に言ったら なんやかんやで今ここ
  3. AIによるコーディング支援の急速な進化により、開発フロー全体に新たな課題が浮き彫りになってきてい ます。 コーディングエージェントの進化により、ミニマムに動くコード・プロダクトを圧倒的に速く生成できる 時代が到来した一方で、開発フロー全体で見ると後段に歪みが溜まっていくという現実があります。 コードレビューや品質保証の負荷が高まり、従来のlintやUnit Testの強化だけでは対応しきれない領域が 生まれています。 そこで今回は、特別ゲストとして @t_wada さん、一休

    CTOの @naoya_ito さんをお迎えし、LayerX QA エンジニアの @teyamagu さんとともに、AI時代における開発スピードと品質のバランス術について探求 します。 AIによって開発フローがどう変わっているのか、どうあるべきなのか、そしてボトルネックをどう解消で きそうなのかーあらゆる領域の専門家が考えを持ち寄り、AI時代の新たな開発パラダイムを議論します。 © LayerX Inc. 8
  4. © LayerX Inc. AI と開発プロセス 計画 設計 実装 ここは AI

    Coding の恩恵を受けやすい(はず) レビュー テスト QA 10
  5. © LayerX Inc. AI と開発プロセス 計画 こちらも AI 活用により加速していく(はず) cf.

    「全員プロダクトマネージャー」を実現する、Cursorによる仕様検討の自動運転* 設計 実装 レビュー テスト QA * https://speakerdeck.com/applism118/quan-yuan-purodakutomaneziya-woshi-xian-suru-cursorniyorushi-yang-jian-tao-nozi-dong-yun-zhuan 11
  6. © LayerX Inc. AI と開発プロセス 計画 設計 実装 レビュー テスト

    QA リリース 価値提供 事業成長 そもそも ここを加速させたい! 14
  7. © LayerX Inc. AI と開発プロセス 計画 設計 実装 (質はともかく) アウトプットの流量が増える

    レビュー テスト QA 後段のタスク量が増える 手前のアウトプットの質が低いとさらに… リリース 価値提供 事業成長 15
  8. © LayerX Inc. AI と開発プロセス 計画 設計 実装 レビュー テスト

    QA リリース 価値提供 事業成長 バグ・手戻りが多いと ここは伸びない リリース後のバグ発覚によるロールバック・hotfix お客様にもご迷惑をかけてしまう バグによる開発手戻り 16
  9. © LayerX Inc. AI と開発プロセス 計画 設計 実装 レビュー テスト

    QA リリース 価値提供 事業成長 アウトカムを増やす! 開発フロー・プロセス全体の目線で最適化を考えるのが重要 パフォーマンスチューニングと同じ。ボトルネックは移り変わる。 17
  10. AI Coding と生産性(アウトプット・アウトカム) © LayerX Inc. 「どう AI Coding を活用し、実装スピードを上げるか」を考えることはもちろん重要

    そもそもほんとに増えてる?と言う議論もあるかもしれないが 一方で、最終的な価値の提供スピード・質・量が増えないと会社としては意味がない そのために、「実装」だけでなくプロセス全体を見てどうしていくかを考えたい プロダクト企画段階, UI/UX デザイン, ソフトウェア設計, 実装, レビュー, テスト, ... e.g. 「これからの "ソフトウェア設計" は?」 「これからの "シフトレフト" は?」 実装に限らず、様々なフェーズを見れる専門家たちによる議論を聞いてみたい! 18
  11. 和田 卓人 @t_wada タワーズ・クエスト株式会社 取締役社長 プログラマ、テスト駆動開発者 学生時代にソフトウェア工学を学び、オブジェクト指向分析/設計に傾倒。執筆活動や講演、ハンズ オンイベントなどを通じてテスト駆動開発を広めようと努力している。 『プログラマが知るべき97のこと』 (オライリージャパン、

    2010)監修。 『SQLアンチパターン』 (オライリージャパン、2013)監訳。 『テスト駆動開発』 (オーム社、2017)翻訳。 『事業をエン ジニアリングする技術者たち』 (ラムダノート、2022)編者。テストライブラリ power-assert-js 作者。 ソフトウェア工学・ソフトウェア設計・開発者テストの専門家 伊藤 直也 @naoya_ito 株式会社一休 CTO はてな、LINE株式会社を経て、現在は一休のCTOとして組織全体の技術戦略を牽引。大規模サービスの開発・運用における品質保 証とスピードのバランスについて豊富な実践経験を持つ。 事業会社 CTO, 大規模サービス開発・運用の専門家 山口 鉄平 @teyamagu 株式会社LayerX バクラク事業部 プログラマ、QA エンジニア ソフトウェア開発技術の研究開発を経て、アジャイル開発や自動テストの普及に尽力。現在は LayerX および個人事業主として、プ ロダクトのテストや品質保証、自動テスト設計や基盤整備を行っている。 『Fearless Change』 (丸善出版、2014)共訳。 『ソフトウ ェアテストをカイゼンする 50 のアイデア』 (翔泳社、2022)翻訳。Regional Scrum Gathering Tokyo やソフトウェアテスト自動化 カンファレンスの実行委員。 ソフトウェア開発プロセス・品質保証の専門家 © LayerX Inc. 19