Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

エンジニアとしてのキャリアを支える自宅サーバー

 エンジニアとしてのキャリアを支える自宅サーバー

ツナカン(TUNA-JP Conference) #12 で発表した資料です

Kazuto Kusama

May 23, 2024
Tweet

More Decks by Kazuto Kusama

Other Decks in Technology

Transcript

  1. Jacopenおうちクラウド - Pygoscelis Platform vSphere Cluster vSAN TKG Synology DS1823xs+

    構築・管理 最近買い換えた! 今の自宅サーバーはこんな環境です
  2. これまでのキャリア 2007-2008 カスタマーエンジニア @大手会計システムベンダー 2008-2012 ITなんでも屋 @国内スタートアップ 2012-2017 PaaS開発エンジニア @NTT

    Communications 2017-2021 プロフェッショナルサービス @Pivotal, VMware 2021-2023 プリセールスエンジニア @HashiCorp 2023- プロダクトエバンジェリスト @PagerDuty これまでいろんな会社、いろんなロール で仕事をしてきました。
  3. 自宅サーバーとの出会い ▲ Celeron 533A - 2000年ごろ 簡単に800MHzくらいまでオー バークロックできてコスパ最強 ▲ Celeron

    1.3GHz - 2001年ごろ Tualatinコア、通称鱈セレ。 Pentium4と比べて電力効率が良 くコスパが良かった ▲ Athlon 1700+ - 2003年ごろ。 通称苺皿。 オーバークロック耐性が高くコス パが良かった 当時の写真を漁ったらコスパの良いCPUを渡り歩いている様子が出てきた
  4. 4社目 & 5社目 Cloud Foundryの本家本元であるPivotalに転職。 導入支援やプラットフォームチームビルディングを行う プロフェッショナルサービスを担当。 Pivotal Cloud Foundry(現Tanzu

    Application Service) はクラウドだけでなくVMwareやOpenStackでも動くの が特徴。 クラウド環境は会社のものを使ったが、VMwareや OpenStackでの検証は自宅環境でやっていた。 オンプレのお客さんに実際の環境を見せながら話ができ るのは大いに役立った。 PivotalがVMwareに買収されて以降は、自宅環境も完全 にVMwareに置き換えた
  5. Q. クラウドは使わないの? もちろん使う。 従量課金なので、大々的なデモで費用がかかるときは仕事のアカウントを使う。 仕事に直結しないちょっとしたもの & グローバルIPが欲しい場合はクラウドや VPSを使う。アプリを動かすのにはVercelやHeroku、CloudFlare Workers ここ数年はVisual

    Studio Professional Subscriptionに課金しているので、 付与されるAzureのクレジットも活用している。 クラウドはクラウドで最高に楽しいが、 自宅サーバーでしか摂取できない栄養素は確実にある。