Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
BIRのアーキテクチャと 技術選定
Search
Jumpei Takiyasu
January 28, 2021
Technology
0
790
BIRのアーキテクチャと 技術選定
エムスリーアンケートシステムの技術:マイクロサービス/認証
https://m3-engineer.connpass.com/event/200495/
Jumpei Takiyasu
January 28, 2021
Tweet
Share
More Decks by Jumpei Takiyasu
See All by Jumpei Takiyasu
BIRのアーキテクチャと データ処理
juntaki
0
1.3k
ROSでSLAMラジコンをつくる
juntaki
0
3.6k
6足歩行ロボットをつくった
juntaki
0
740
GoでAPIサーバをはやくつくる
juntaki
26
13k
Undocumented!? firebase
juntaki
0
310
3Dプリンタと4足歩行プロトタイプ
juntaki
0
6.7k
アンケートの集計システムを作った
juntaki
0
3.7k
Goならわかる Linuxのメモリ管理
juntaki
13
6.2k
社内勉強会の管理ツール Sugoi Meetupをつくった
juntaki
0
820
Other Decks in Technology
See All in Technology
Oracle Cloud Infrastructure:2025年12月度サービス・アップデート
oracle4engineer
PRO
0
110
フィッシュボウルのやり方 / How to do a fishbowl
pauli
2
430
Oracle Database@Azure:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
3
230
Cloud WAN MCP Serverから考える新しいネットワーク運用 / 20251228 Masaki Okuda
shift_evolve
PRO
0
130
ハッカソンから社内プロダクトへ AIエージェント ko☆shi 開発で学んだ4つの重要要素
leveragestech
0
460
アプリにAIを正しく組み込むための アーキテクチャ── 国産LLMの現実と実践
kohju
1
270
複雑さを受け入れるか、拒むか? - 事業成長とともに育ったモノリスを前に私が考えたこと #RSGT2026
murabayashi
0
250
AWS Lambda durable functions を使って AWS Lambda の15分の壁を超えてみよう
matsuzawatakeshi
0
110
「駆動」って言葉、なんかカッコイイ_Mitz
comucal
PRO
0
130
アラフォーおじさん、はじめてre:Inventに行く / A 40-Something Guy’s First re:Invent Adventure
kaminashi
0
200
_第4回__AIxIoTビジネス共創ラボ紹介資料_20251203.pdf
iotcomjpadmin
0
160
投資戦略を量産せよ 2 - マケデコセミナー(2025/12/26)
gamella
0
550
Featured
See All Featured
Designing for Performance
lara
610
70k
Dominate Local Search Results - an insider guide to GBP, reviews, and Local SEO
greggifford
PRO
0
25
Winning Ecommerce Organic Search in an AI Era - #searchnstuff2025
aleyda
0
1.8k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
6.7k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
659
61k
Avoiding the “Bad Training, Faster” Trap in the Age of AI
tmiket
0
43
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.9k
Joys of Absence: A Defence of Solitary Play
codingconduct
1
260
Leading Effective Engineering Teams in the AI Era
addyosmani
9
1.4k
We Analyzed 250 Million AI Search Results: Here's What I Found
joshbly
0
360
Have SEOs Ruined the Internet? - User Awareness of SEO in 2025
akashhashmi
0
210
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.7k
Transcript
BIRのアーキテクチャと 技術選定
自己紹介 滝安純平(@juntaki) BIRエンジニアチームリーダー兼BIRカンパニー執行役員 バックエンドとWebフロントエンドエンジニア、兼プロダクトマ ネージャをやっています。 もともと組み込みLinuxのカーネル開発をしていました。最近 はFlutterでなにか作っています。 好きな言語はGoʕ◔ϖ◔ʔ 2
今日話すこと • BIRのビジネスとシステムアーキテクチャ • 技術選定の経緯 Go / Google Cloud 構成をシンプルにして、
やりたいことに集中する 3
BIRのビジネスと システムアーキテクチャ 4
BIR - ビジネスインテリジェンス&リサーチ 医療従事者の会員向けアンケート(国内最大の医師パネル)をベースに、製薬 会社へのマーケティング支援を提供する事業を行っています。 5
アンケートページ
アンケートビジネスの流れ 1. アンケートを作る 2. 配信・督促をがんばる 3. データを整理する 4. データを可視化する アンケートを集める
データを活用できるよ うにする 7
アンケートシステムのアーキテクチャ 責務を分割して、依存関係を シンプルにする 8
アンケートシステムのアーキテクチャ 1.アンケートを作る 2.配信・督促をがんばる 3.データを整理する 4. データを可視化する アクセス量大 督促ロジックにフォーカス アクセスは比較的少ない UI/UX、管理・運用にフォーカス
9
もうすこし現実に近づけると… 実際はアンケートシステムがたくさんある。配信と督促や認証を集約することで、アンケート全体を通して の回収状況の可視化・督促ロジックの設計が可能になる。当然、機能の重複もへる 10
アンケートシステムがたくさんある理由 いろいろなアンケート形式があり、まとめると複雑になりすぎる →部分的には類似機能の再実装になるが、それぞれで最適を目指しやすい アンケート形式の例: • 管理画面でアンケートを作れるふつうのアンケートシステム • M3会員情報を付与して他アンケートへリダイレクトするシステム • アンケートの回答に応じて他のアンケートが始まる
• 月に1回配信される日記形式のアンケート 11
システムアーキテクチャまとめ 責務・アンケート形式ごとにシステムを分割し、依存関係をシンプルにする →最適な実装を目指しやすくする 構成をシンプルにして、 やりたいことに集中する 12
技術選定の経緯 Go / Google Cloud 13
最近の歴史 時期 できごと 技術要素 2018年11月 集計システムリリース Racoon Go/App Engine(Go導入/App Engine導入)
2019年8月 アンケート新管理画面リリース Tiger Kotlin,Spring/オンプレ(後にAWSへ移行) 2019年9月 新アンケートシステムリリース Ibis Go/App Engine 2019年12月 配信システムリリース Dolphin Go/App Engine 2020年7月 新アンケートシステムリリース Coyote Go/Cloud Run(Cloud Run導入) 2020年8月 配信システムバックエンド Spanner化 Cloud Spanner 2020年12月 全アンケートシステムが配信システムへ統合 14
Goを導入した理由 Javaが多い中で、下記の特徴・メリットがあったため受け入れられた • 静的型付+オブジェクト指向的な考えで作れる • いろんな書き方ができない(いい意味で) • コンパイル・起動が高速 説明できればチームごと判断で柔軟に入る文化 15
Webフレームワークは使わない net/httpとコード自動生成の組み合わせ、Clean Architectureで整理 フレームワークは言語よりも寿命が短い、習得ハードルも高くなる 16 https://speakerdeck.com/juntaki/godeapisabawohayakutukuru → シンプルな構成で、キャッチアップや保守を効率化
Goを導入した結果 その後のプロダクトは基本的にGoが多め ※Go以外を使わないわけではない、適材適所 チームの感想 「言語仕様がとにかくシンプルなので参照しているライブラリの中までコードを追いたいと きも追いやすい」 「公式でSDKや実装サンプルが公開されていることが多い」 17
Google Cloudを導入した理由 エムスリーは全体的にAWSの利用が多かったが、BIRではサーバーレスなコンポーネ ント(App EngineとCloud Run)を中心に活用している 当時は… • アンケートシステムの数よりもエンジニアが少ない •
SREチームとの連携ポイントを減らしてスピードアップ Google Cloudはコンポーネントを組み合わせなくてもWebサービスが成立する ※コントロールできる要素が少ないことがメリットになるようにシステムを組む必要はある 18
Google Cloudを導入した結果 その後のプロダクトは基本的にGoogle Cloud(以下略) ※オンプレサーバの移行など、サーバーレスのメリットを享受しにくい時などはAWSも使います。適材適所 チームの感想 「AWSと比べると一つ抽象化されている感じがする。Cloud Run便利」 「設定項目がすくない分、考えることが少なくて済んでいる。App EngineやCloud
Runの 使い勝手が良い。」 19
全体のまとめ 責務・アンケート形式ごとにシステムを分割し、依存関係をシンプルにする さらにGo/Google Cloudの組み合わせで、Webサービスの機能開発にフォーカス 構成をシンプルにして、 やりたいことに集中する 20
アンケートのご協力をお願いします ※BIRで作っているアンケートシステム( Tiger)です! 医療従事者でない方はめったに触る機会がないので、ぜひこの機会にどうぞ We’re hiring! エムスリーのエンジニア 採用サイトはこちら アンケートはこちら
※現在は終了 しています