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We are “Corporate Solutions Engineer” Corporate Solutions Engineering Meetup #2

We are “Corporate Solutions Engineer” Corporate Solutions Engineering Meetup #2

Kenji Kinukawa

August 24, 2018
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Transcript

  1. 自己紹介 衣川 憲治 (Kenji Kinukawa) @k_kinukawa Engineering Manager & Backend

    Engineer (Go) メーカーでロボット開発 -> iOSアプリ開発 -> 起業 (HR Tech) -> イマ ココ 瞑想の代わりにガンプラ作る
  2. Creating an optimized workflow and a system to apply globally

    - 現在のワークフローを整理 - あるべきワークフローの構築 - 国内外拠点で統一されたワークフローの実現
  3. Teams (とりあえず MVP) • レポートラインを可視化 • 日付をさかのぼって再現可能 ◦ あのときの状況 •

    属性・職種・役割から、雇用形態 まで • 今、を表せるシステムは多いが、 いつどうだった、を表現できるも のが実はあまりない • 自分たちの会社の “曖昧なとこ ろ” を整理していく
  4. Teams はすべてのシステムの基盤 Teams Talent Pool ATS Review Cycle Career Development

    Offering Wait for Join/ OnBording Resign • 基盤としての Teams があり、その上には、様々な、人とかかわるモノがある • これを一貫して扱えるようにする
  5. Reviews - 人事評価システム • 人への投資は最も重要 • メルカリを作る人達 • 人事評価 ◦

    人が働いて成果を上げる ◦ これをしっかり評価・フィードバックする ◦ 人の成長が事業の成長の鍵 Performance Review Peer Review OKR Feedback Calibration Review Cycle
  6. すべてを内製ではやらない • まず、最も効果が高く、代替手段のないところをやる ◦ 一般的 SaaS が成熟していない領域とか ◦ 人事評価ツールから取り組み始めたのも、ここが大きい •

    会社の成長とともに変化の激しいところは特に • すでにたくさんプレイヤーがいて、良いシステムがある場合は、 API でつなぎこむ • いつでも “やめる勇気” ◦ より良いものがあれば移行する ◦ 社内チャットツールと Slack の例 Teams
  7. チーム • Corporate Solutions Engineering ◦ People Products ▪ Teams,

    Reviews, 人に関するプロダクト ◦ Communication & Knowledge Products ▪ Slack, wiki, コミュニケーションに関するプロダクト ◦ PR & Branding ▪ コーポレートサイト等 ◦ Accounting Products ▪ 会計関連のプロダクト
  8. SCRUM Mon Tue Wed Thu Fri Daily Scrum Sprint Review

    KPT Sprint Planning Estimation 毎日15分の standup meeting - 昨日やったこと - 今日やること - 気になっている阻害要因 今週のスプリントの成果物を共有 フィードバックと称賛の場 振り返りの場 Keep, Problem を洗い出し、 打ちて(Try)を決める 今週のスプリントで、 チームが何を実現するのか 計画を立てる バックログの見積もり
  9. Corporate Engineering Corporate Engineering という名前で始めてみた!!!が • Corporate を Engineering するってちょっとよくわからない

    ◦ グローバルでもまあそんな一般的ではない • プロダクト開発っぽくない • 同じ名前で "社内IT" をやっている会社がある ◦ 社内ITとは明確に役割が異なる 目指す方向性と名前とのギャップがはっきりしてきた
  10. 「エンジニアリングで経営課題を解決する」ためには • 業務フローそのものの見直し、あるべき姿の追求 ◦ ちょっとしたスクリプトを書いて表面上の自動化ではない • それを実現するためのプロダクト開発 ◦ Go Boldな取り組みの実現

    "Products" や "Solutions" といった単語が含まれていたほうがしっくり来る Corporate Solutions Engineering にしよう! (ちなみにこの名前はメルカリUS CEOチェック済み)
  11. Solutions Engineering By "solution" I mean a course of action

    that, once carried out, brings about some desired state of affairs. 「solution」とは、一度実行されると様々な望ましい状態をもたらす行動指針を意味し ます。 The use of engineer in this context is as a verb meaning "to arrange or bring about through skillful, artful contrivance". この文脈での「エンジニア」とは、「熟練していて技巧に富んだ工夫をすること」を意味 する動詞である。 「Solution Engineering」 Fred Nickols 2012 より引用 つまり、どのように問題解決をするのが最善かを考え実現すること