AR Service Design 101

ˇ AR Service Design 101 ARにおけるサービスデザインの全体像とポイント

梶⾕健⼈ MESON, inc. CEO 株式会社MESONの代表. 「いちばんやさしいグロースハックの教本」（Amazonのマーケティング・セールス⼀般カテゴリ１位）の著者.
⼥性向けファッションサービスiQONのGrowthを担当した後, インド・アメリカにて現地スタートアップのサービスデザインとグロースハックに従事. 世界⼀周後帰国し、 AR時代のユースケースとUX開発を⾏うMESONを創業.

MESONとは MESON is Experience Augmentation Company MESONはAR (Spatial
Computing)時代のユースケースとUXをつくる会社です. 様々なアセットを持つパートナー企業と組んで研究するクリエイティブスタジオ事業を展開.

AR PORTAL AR CITY AR AR AWE AWARD
FINALIST AWE AWARD FINALIST UNITY DEVELOPMENT CASE 2019

TODAY'S TOPIC

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気合いれすぎてスライドが100枚近いので少し早めのペースで話します笑資料は後ほどアップロードするのでゆったり聞いて下さい。公開時にTweetするのでよければフォローを。 @kajikent

発表時の収録動画はこちらから観れます⾃分は57:00あたりから話してます https://www.pscp.tv/w/1YpKkvmQVNyxj

AR , 3 IDEATION & CONCEPT MAKING

優れたARサービスの定義とは？ &

AR & 今⽇はこのコアな部分を満たすアイデアをどう⾒つけるか

AR どうすればユーザー課題の芯を⾷っていつつ、 ARである必然性のあるサービスアイデアを⾒つけることができるか？ &

AR 本質的なテーマなので万能のソリューションはないが、ポイントを3つ紹介 &

AR 優れたARサービスアイデアを⾒つけるための3つのポイント &

AR & 優れたARサービスアイデアを⾒つけるための3つのポイント

& サービスアイデアの価値がブレないように、解くべき問いを明確にする AR

& 優れたデザイナーであるためのルールの⼀つは、解決するように求められている問題を決して解決しないことその際に重要なのが・・・つまりユーザーやクライアントから⾔われた課題をそのまま解くべき問いに設定しないこと

& = WHY?

& ARサービスにありがちなのが、それARでやる必要あるの？という問題

& その問題の解決策として、アイデア出しの際にはARを忘れるのがポイント ARに限らずアイデアを発散し、それでも選ぶアイデアにはARである意味がある Concept サービス⾃体の価値 ARである必要性

& 作ってみないと体験の質が分からない ARのサービスデザインにおいて⾮常に重要

& 提案型の関係だと攻めと守りの構造になりがちで、パートナーと⼀緒にアイデアをアジャイルに磨き上げていけるワークショップ型で議論クライアント⾃社⾃社パートナー

AR これら3つによって &

AR & コアな部分を満たすアイデアを⾒つける

AR , ROADMAP & DESIGN METHOD

& なぜロードマップとデザインメソッドがあると良いか？チームで同じ⽅向を向いて動ける⼤事な視点を取りこぼさなくなるサービスイメージをチーム内で共有しやすくなる

& ARサービスデザインにおけるロードマップとデザインメソッドのポイントサービスデザイン基本ロードマップ抑える AR特有のデザインメソッドを活⽤
01 02

& 基本はGarrettの5レイヤーに沿って⾏う Element of User Experience | 2002

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01 02

AR & ARサービスをつくる上での課題の⼀つが、ラフな段階のサービスイメージをどうやって形にしてチームと共有するか。つまり、ARサービスにおけるワイヤーフレームをどう記述すればいいか。

AR & ユーザーが⾃由に視点を選べるARサービスにおいては、従来のスクリーンベースのワイヤーフレームではサービス体験を⼗分に表現できない

AR & MESONではLillian Warnerの「REALITY SEQUENCE」と「REALITY SKETCH」を使⽤

AR & 「REALITY SEQUENCE」はスクリーンベースではなくシーンベースでユーザー体験を定義するデザインツール

AR & UI

AR & ⼀連の体験イメージをメンバー間で揃えてからデザインや開発に⼊る

AR & どういった現実環境でユーザーがサービスを体験しているかを REALITY SKETCHで第三者視点で設計

AR & こうした2つのデザインツールをうまく活⽤しながら、スクリーンベースではなくシーンベース、すなわちユーザーの視界や環境を考慮したサービス設計をすることが⾮常に重要

, TEAM & COLLABORATION

TEAM&COLLABORATION ARサービスデザインにおけるチーム作りとコラボレーションにおいて⼤事な3つのこと &

TEAM&COLLABORATION & ARサービスデザインにおけるチーム作りとコラボレーションにおいて⼤事な3つのこと

ARサービスデザイン = Spatial Experience Design = 総合格闘技通常のサービス開発以上に広範囲なスキルの⼈材が必要
&

& MESONでは様々な領域のクリエイターを必ずチームに⼊れてサービスをつくるようにしている

プロジェクトごとに外部のクリエイターを巻き込んで感覚のレイヤーまで作り切る & 3D

ARサービスは、空間・五感体験のデザインなので、作り込もうと思ったら際限なくできてしまう &

したがって、通常のサービス以上に「やらないこと」を決めることが⼤事 &

アプリケーション定義ステートメントシートを使⽤ &

. . . &

サービスの存在意義とコア機能、諦めることを明確にすることで、より良い体験をつくるための⼯夫や、迷った時の判断基準の指針となる &

ARは空間的・五感的な体験なので、⾔葉や絵で伝えきれないことも多い。演出⾯においては特に。 &

「アレみたいな感じ」で伝わるチームの引き出しをいかに増やせるかが重要なテーマ &

TEAM&COLLABORATION MESONでは以下を通してチームの「アレ」の引き出しを増やしている & AR VR Pinterest

3 TEST & ITERATION

TEST & ITERATION ARサービスのクオリティを⾼めていくためには以下の3つのテストが⾮常に重要 &

TEST & ITERATION & ARサービスのクオリティを⾼めていくためには以下の3つのテストが⾮常に重要

空間的な体験であるARサービスは⾔葉や平⾯イメージで考えていたものと⼤きく異なる &

必ず実際にイメージできるプロトタイプを通してUXの設計を詰めていく & プロトタイピングなしにARサービスの体験・仕様をFixすることは諦めた⽅が良い Google AR @AWE

& 3つのレベルのプロトタイピングを通してチームでイメージを確認しながらサービスの設計を詰めていく Flinto Principle Unity

& Flinto Principle Unity

ARサービスは現実環境も含めてUX &

現実環境の物理的なスペースや照明環境、サウンド環境などの中でどういった体験になるかをできるだけ早期にテスト &

実環境で初めて起きるバグもあるので、必ず本番と同じ環境でできるだけ早期にテストする &

基本的に作り⼿のイメージどおりに使ってもらえるのは稀。特にARはまだユーザーのリテラシーが上がっていないので顕著。 &

デザインプロトの段階から2種類のユーザーテストを⾏い⾃分たちの設計の⽋陥に早く気づく &

& 1. Task Test

& 2. Comprehension Test

& ユーザーテストで⾒つかった使いづらい点・分かりづらい点を修正

TEST & ITERATION ARのサービスデザインにおいては以下の3つのテストが⾮常に重要 &

WRAP UP

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AR 優れたARサービスアイデアを⾒つけるための3つのポイント &

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AR & MESONではLillian Warnerの「REALITY SEQUENCE」と「REALITY SKETCH」を使⽤

TEST & ITERATION ARのサービスデザインにおいては以下の3つのテストが⾮常に重要 &

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CLOSING

MESONではプロデューサー・エンジニア・デザイナーなど全職種募集しています。ぜひ⼀緒にAR時代のユースケースとUXを作っていきましょう！

THANK YOU! @kajikent

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