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Play Billing Library 7.0.0 変更点まとめ@potatotips#88

Play Billing Library 7.0.0 変更点まとめ@potatotips#88

kako351

July 05, 2024
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  1. 本日話す内容 Play Billing Library 7.0.0での変更点を以下の分類で紹介します • 新機能 • 削除されたAPI •

    非推奨になったAPI 💡 Play Billing Library は Androidのアプリ内課金ライブラリです
  2. 分割払い用の InstallmentPlanDetails API が追加。 • getInstallmentPlanCommitmentPaymentsCount ◦ ユーザーがプランを購入時、コミットされた支払い回数を返す ◦ 12回払いのプランなら12が返る

    • getSubsequentInstallmentPlanCommitmentPaymentsCount ◦ プランが更新された後の支払い回数を返す ◦ 12回払いのプランを更新した場合、12が返る 分割払い定期購入をサポート ※現在は、ブラジル、フランス、イタリア、スペインでのみ

  3. • 保留中の取引を有効 ◦ enablePrepaidPlans() と enablePendingPurchases(PendingPurchaseParams) を使用すると、 定期購入のプリペイド プランの保留中の取引を有効になる。 •

    保留中のプランの変更サポート ◦ Purchase.PendingPurchaseUpdate ▪ 既存の購入に対して、保留中のチャージや変更を取得できる 定期購入のプリペイド プランの保留中 の取引をサポート
  4. PendingPurchasesParams とenablePendingPurchases(PendingPurchaseParams) を追加 enablePendingPurchases() サポート終了 BillingClient.newBuilder(context) .setListener(/* …. */) .enablePendingPurchases()

    .build() BillingClient.newBuilder(context) .setListener(/* …. */) .enablePendingPurchases( PendingPurchasesParams .newBuilder() .enableOneTimeProducts() .build() ) .build()
  5. BillingClient.queryPurchaseHistoryAsync() は非推奨となり、今後のリリースで削 除される予定。 • 確認済み購入と保留中の購入の取得 ◦ BillingClient.queryPurchasesAsync() を使用して、有効な購入を取得 • 消費した購入の取得

    ◦ デベロッパーは、消費した購入を独自のサーバーで追跡する必要がある • キャンセルされた購入の取得 ◦ voided-purchases デベロッパー API を使用 queryPurchaseHistoryAsyncが非推奨
  6. • BillingClient.queryPurchasesAsync() ◦ 有効なサブスクリプションと消費されていない1回限りの購入のみが返される ◦ GracePriod(猶予期間)の場合は購入が返ってくる ◦ AccountHold(一時停止)の場合は返ってこない ◦ 期限切れの場合は返ってこない

    • queryPurchaseHistoryAsync() との違い ◦ queryPurchaseHistoryAsync() は期限切れや停止された購入も含め、購入履歴すべて返ってき ていた 確認済み購入と保留中の購入の取得