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Azureインフラとセキュリティのお話

Kamayan
December 17, 2023

 Azureインフラとセキュリティのお話

Kamayan

December 17, 2023
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  1. 自己紹介:Ayumi Kamayama  日本マイクロソフト株式会社  Azure Infra Specialist(官公庁担当)  前職:IT資産管理のソフトウェアメーカーでCustomer

    SupportやSales、SAMAC※ の公認ITAMコンサルタント として活動 ※ 一般社団法人IT資産管理評価認定協会  X:@kamayan001 LinkedIn 家族でくらう道Tシャツ こどもの通園用ヘルメット 機会があればクラウドとIT資産管 理というテーマでお話したいです (皆さんご興味あれば。。。)
  2. Microsoft Defender for Cloud Microsoft Entra ID Microsoft Entra Domain

    Services Microsoft Entra External ID Defender for Identity 主な担当サービス その他、AVD、Azure Arc、 Azure Stack HCIなど ※ちょっと古いアイコンもあります。。。
  3. まずCAF(Cloud Adoption Framework)とは You Tubeの日本マイクロソフト株式会社公式チャンネルにCAF(Cloud Adoption Framework Boot Camp)のご紹介動画もあります。 詳しくはDocs見てください:https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/cloud-adoption-framework/overview

    ざっくり言うと、 クラウドを効果的に導入するためのフレームワーク CAFを活用することで  クラウド利用において何から始めていいのかわからない  クラウド導入の目的・目標がぶれぶれになる  ビジネスでクラウドを活用して成果に結びつけるにはどうしたらいいのか 等々をお助けするためのドキュメントやツール類を提供しています。
  4. CAFは7つのフェーズに分かれています 戦略 動機の明確化 期待されるビジネス成果 ビジネス適用の妥当性 プロジェクトの優先順位付け プラン デジタル資産の把握 初期の組織配置 スキル習得、計画

    クラウド導入計画の策定 Ready Azure setup guide First landing zone Expand the landing zone Best practice validation 採用(導入) Migrate 最初のシステム移行 移行シナリオの拡張 ベストプラクティスの検証 運用プロセスの改善 Innovate イノベーションガイド 開発シナリオの拡張 ベストプラクティスの検証 開発プロセスの改善 ガバナンス 方法論策定 ベンチマークの初期ベスト プラクティス ガバナンスの成熟 管理 ビジネス上のコミットメント 運用ベースライン 運用の成熟度 aka.ms/CAF Ready 運用モデルの検討 ランディングゾーンの概念 設計領域のガイド 実装オプションの選択 セキュリティ リスクの洞察 ビジネスのレジリエンス 資産保護 本日お話するランディングゾーンはココ!
  5. ランディングゾーンの簡単なイメージ IAM ポリシー 管理と監視 共有サービス ネットワーク アプリ アプリ アプリ アプリ

    アプリ アプリ Microsoft Entra ID: 認証と認可 ExpressRoute:専用線 Microsoft Defender for Cloud: CSPM,ワークロード保護等 Azure Monitor: 監視、アラート等 Cost Management: コストの管理やアラート等 Microsoft Sentinel: 統合ログ管理、分析 ラインディングゾーン VPN Gateway:VPN Azure Policy: ポリシー定義 Azure RBAC: アクセス制御 ※サービスは一例です。画像のサービスが全てを網羅しているわけではありません。 本日はココにフォーカス!
  6. ランディングゾーンにDefender for Cloudを採用しよう! IAM ポリシー 管理と監視 共有サービス ネットワーク アプリ アプリ

    アプリ アプリ アプリ アプリ ラインディングゾーン CSPM(クラウドセキュリティ態勢管理) サブスクリプションにMicrosoft Defender for Cloudを有効 ※30日間は無料で使える!
  7. アラートの内容の確認 アクションの確認 ←関連するアクティビティログに移動 ↑手動の修復手順 ←推奨事項 (対応することで攻撃対象を減らす) ←Logic Appと連携し、アラートへの応答の自動化 ←ルールを設定し、類似のアラートを無視 セキュリティ

    アラートに関する概要情報 (タイトル、重要度、 状態、アクティビティ時間、疑わしいアクティビティの説明、影 響を受けるリソース) ←影響を受けたリソースの確認 アラート内容及び対象リソースの確認 問題の調査に役立つアラートの詳細から、アクションを実施 ※Azure Portalの画像は実際のお客様の情報ではありません。(Docsより抜粋)
  8. リソースの 保護・監視 可視化 リスクの特定 見直し 修正 検知 対応 見直し 修正

    Microsoft Defender for Cloud 【参考】Microsoft Defender for CloudとNIST Cybersecurity Framework Identify Protect Detect Respond Recover インシデント発生を抑える活動 インシデント発生時に速やかに対処する活動 Defender for Cloudで保護 セキュリティスコアでリスクの特定 規制コンプライアンスで推奨事項を確認 スコアが低い個所や 推奨事項から構成の見直し セキュリティアラート ログから該当のリソースや 対処方法を確認 インシデント対応 アラート時の自動Actionの検討など