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QAエンジニア起点で進める、SmartHRにおける信頼性向上について
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kaomi
August 05, 2026
Technology
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QAエンジニア起点で進める、SmartHRにおける信頼性向上について
kaomi
August 05, 2026
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Transcript
QAエンジニア起点で進める、 SmartHRにおける信頼性向上について 「何を守るか」を共通⾔語にした話 SmartHR kanna, kaomi 2026/08/05 © SmartHR, Inc.
スピーカー紹介 kanna kaomi QAエンジニア QAエンジニア 2025年10⽉SmartHR⼊社 2023年7⽉SmartHR⼊社 パグが好きです ウォンバットが好きです
SmartHRとは サービスサイト: https://smarthr.jp/ クラウド⼈事労務ソフト「SmartHR」 採⽤管理の情報から⼊社⼿続き、年末調整などの多様な労務続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。 さらに、「SmartHR」に溜まった従業員データを活⽤したタレントマネジメント機能により、 組織の活性化や組織変⾰を推進し⽣産性向上を⽀援しています。 確かな効率化で、働きやすい環境をつくる 13 |
68 確かなデータで、組織はもっと強くなる 3
⼈事マスタエリアとQAエンジニアの⽴ち位置 ⼈事マスタ『エリア』 QAエンジニア エリアEM 開発チーム 開発チーム 開発チーム 開発チーム 担当:kanna &
kaomi 複数の開発チームを束ねた 「エリア」を担当するQAエンジニア として、品質保証を牽引します。 開発チーム 開発チーム 開発チーム 開発チーム
⼈事マスタとは何か∕なぜ⾼い品質が必要か ⼈事マスタは従業員‧組織‧履歴といった企業の基幹データを扱うため、 常にデータを正しく保ち続けることが求められる SmartHRの⼈事マスタを守る ⸺ QAエンジニアとして挑む、品質保証の現場
「品質が⾼い状態」を どのように⾔語化していますか?
問い みなさんの会社、チームでは「品質が⾼い状態」を どのように⾔語化していますか? 例えば‧‧ インシデント件数 顧客の声 技術負債 「品質」を、私たちは共通⾔語で話せているのだろうか?
SmartHRにはプロダクト原則があります プロダクト原則 8
プロダクト原則の『信頼性』は我々にとって重要な原則(ポリシー)です 9
プロダクト原則の『信頼性』は我々にとって重要な原則(ポリシー)です 組織のポリシーを エリアの⾔葉へ翻訳するために エリア版の『信頼性』ビジョンを定義する 10
そのためにやったこと- 4つ
エリアの『信頼性ビジョン』策定までにやったこと ① 課題対処の問いではなく、何を守るか‧何が⼤事かを決める これまでの問い 変えた問い 「インシデントをどう減らすか」 問いを変える システムエラーやバグの発⽣防⽌に閉じた 技術的アプローチ。リアクティブな品質管理 思考。
「⼈事マスタとして、 顧客に何を守ると約束するか」 課題への対処ではなく、守りたい状態から逆算す る まだ起きていないリスクも含め、投資の優先順位 を判断できる。
エリアの『信頼性ビジョン』策定までにやったこと ② 守るものに対して、エリアの特徴から想定される脅威を仮説⽴てる 前提となる信頼性の定義 導き出した仮説 「顧客が安心してデータを預けら れる状態 」 信頼性を損なう主要因は、 「不正なデータの発⽣」と
「データを復旧できないこと」にある ⼈事マスタエリアのシステムにおいて最も 重要なのは、顧客が「このシステムにデー タを⼊れて⼤丈夫か?」と不安に陥らない 状態であると定義。 仮説を⽴てる この2つの課題を解決‧防⽌することが、顧客に 「約束された信頼性」を届けるための最短経路で あると仮説⽴て。
エリアの『信頼性ビジョン』策定までにやったこと ③ 3者で信頼性を共通⾔語にする 共通の守るもの 顧客が「このシステムにデータを預けて⼤丈夫」と信頼し、安⼼して業務を完遂できる。 開発エンジニア視点 QAエンジニア視点 EM視点 顧客規模に耐えうるレス ポンス
データが勝⼿に書き換 わったりしないこと 失注‧解約‧開発停滞し ない
エリアの『信頼性ビジョン』策定までにやったこと ④ 『信頼性』を4要素に分解し定義し計測可能な状態へ 1 正確性 2 耐性 3 復旧⼒ 4
検知⼒ データが壊れない 量が増えても耐える 壊れても戻せる 壊れる前に気づける 預けたデータが勝⼿に壊れたり、 消失したりしない状態を維持する 基盤の強さ。 ⼤規模‧複雑な組織や、膨⼤な利 ⽤トランザクション下でも業務を 絶対に⽌めない⼒。 障害発⽣時に素早く正しく復旧 し、さらには顧客⾃⾝による⾃⼰ 復旧をも可能にする仕組み。 システムの劣化や不整合を先回り で発⾒し、顧客に実影響が出る前 に対処‧カバーする⼒。
さいごに この取り組みの『価値』は何か
「品質を上げる」という⼤きな問いを、 「⼈事マスタで何を守るか」へ翻訳‧具体化する STEP 01 STEP 02 STEP 03 品質の抽象的な問い プロダクト原則への定義
⼈事マスタで守るものへ分解 「品質が⾼いとは?」 SmartHRのプロダクト 原則 「信頼性」 正確性 ∕ 耐性 ∕ 復旧⼒ ∕ 検知⼒ 品質という⼤きすぎるテーマを、⽇々の意思決定に使える粒度へ変換した 17
そうすると‧‧ すべてのリスクを同じ強さで扱わず、 守るべきものに集中できる 以前の課題 これからのアプローチ •品質課題を個別に扱う ✔ 4要素で整理する •何を優先すべきか迷う ✔
守るべきものから優先順位をつけ‧ •起きた事象ごとに対応する 投資ができる ✔ 仕組み化‧ガイドライン化しやすく なる 18
ご清聴ありがとうご ざいました! 19
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