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Yasunobu Kawaguchi
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March 28, 2018
Technology
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Agile Enterprise
エンタープライズアジャイル勉強会
Yasunobu Kawaguchi
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March 28, 2018
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Transcript
エンタープライズアジャイルから アジャイルエンタープライズへ V2 March. 2018 Yasuobu Kawaguchi Education Business Development
Group Rakuten, inc.
2 > whoami Yasunobu Kawaguchi Agile Coach
3 https://speakerdeck.com/takaking22/shi-kuang-pawahurumobupuroguramingu- number-devsumi-number-devsumic
4 https://speakerdeck.com/takaking22/shi-kuang-pawahurumobupuroguramingu- number-devsumi-number-devsumic
5 Jan 2011 Dr. Jeff Sutherland Prof. Ikujiro Nonaka Mr.
Kenji Hiranabe INNOVATION SPRINT 2011 @ Rakuten Tower 1 Co-creator of Scrum adapted from Joe Justice, Scrum Inc.
6
7 エンタープライズくんとアジャイルちゃん
8 あるところに、エンタープライズくんという わりとマジメっぽいおとこのこがいました。
9 2001年に17人のおともだちが 雪山の山荘に集まって 「じぶんたちのにてるところは どこだろう?」 ってそうだんをしました。
10 そこで、 アジャイルちゃんという ちっちゃなおんなのこが うまれたのです。
11 http://agilemanifesto.org/ iso/ja/manifesto.html
12 プロセスやツールよりも個人と対話を、 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、 契約交渉よりも顧客との協調を、 計画に従うことよりも変化への対応を、
13 「そんなのとうぜんさ。 ぼくたちは顧客満足第一だし、 ステージング環境で最新がみられるし、 顧客と毎週ミーティングしているし、 ぎりぎりまで要件定義しているんだから」
14 ちいさなアジャイルちゃんは いがいとおおくの いでんじょうほうを もっていました
15 http://agilemanifesto.org /iso/ja/principles.html
16 アジャイル宣言の背後にある原則 私たちは以下の原則に従う:
17 顧客満足を最優先し、 価値のあるソフトウェアを早く継続的に提供します。
18 要求の変更はたとえ開発の後期であっても歓迎します。 変化を味方につけることによって、お客様の競争力を引 き上げます。
19 動くソフトウェアを、2-3週間から2-3ヶ月という できるだけ短い時間間隔でリリースします。
20 ビジネス側の人と開発者は、プロジェクトを通して 日々一緒に働かなければなりません。
21 意欲に満ちた人々を集めてプロジェクトを構成します。 環境と支援を与え仕事が無事終わるまで彼らを信頼します。
22 情報を伝えるもっとも効率的で効果的な方法は フェイス・トゥ・フェイスで話をすることです。
23 動くソフトウェアこそが進捗の最も重要な尺度です。
24 アジャイル・プロセスは持続可能な開発を促進します。 一定のペースを継続的に維持できるようにしなければなりま せん。
25 技術的卓越性と優れた設計に対する 不断の注意が機敏さを高めます。
26 シンプルさ(ムダなく作れる量を最大限にすること) が本質です。
27 最良のアーキテクチャ・要求・設計は、 自己組織的なチームから生み出されます。
28 チームがもっと効率を高めることができるかを 定期的に振り返り、 それに基づいて自分たちのやり方を最適に調整します。
29 アジャイルちゃんは、 いろんなところで つかわれるように なりました
30
31 注目されるようになると ただ歩いているだけなのに ミサイルが飛んできたり 足元に電車がぶつかってきたり 活動停止させられたり
32
33 なぜか共倒れ。 うまくビジネスやっていきたいだけなのに。 もっとよくしたいだけなのに。
34 アジャイルちゃんは どうやったら平和に 暮らせるんでしょう?
35 Courtesy by Michael Sahota http://agilitrix.com/2015/03/enterprise-agile-agile-enterprise/ エンタープライズ内アジャイル
36
37 http://www.slideshare.net/jallspaw/10-deploys-per-day-dev-and-ops-cooperation-at-flickr Flickr
38 http://www.slideshare.net/jallspaw/10- deploys-per-day-dev-and-ops- cooperation-at-flickr 1.インフラ自動化 2. バージョン管理の共有 3. ビルド&デプロイ一発 4.
フィーチャーフラグ 5. メトリクスの共有 6. チャットとロボット 1.尊敬 2.信頼 3.失敗への健全な態度 4.非難しない
39 Amazon Web Services http://www.slideshare.net/shivamaan/devops-and-aws Facebook http://www.infoq.com/presentations/Facebook-Release-Process https://www.google.com/events/io/sc hedule/session/c9e32eaf-4acb- e311-b297-00155d5066d7
Google
40 Microsoft Yahoo! 歴史ある企業でもDevOpsへの移行が起きている…
41 北米トヨタの事例 “アジャイル開発は、数年前から幾つかの チームでスタートしていたが、1年半前に 全面的に導入した。ウエスト氏は、ある 大規模なプロジェクトが大きく改善した 事例を挙げた。そのプロジェクトはリ リース日を6回延期した停滞状態から、ス クラム(アジャイル開発の手法の1つ)を 実践。必要最低限のプロダクトに集中し
て開発を進めることにより、2017年8月 に最初のリリース日を迎え、その後は2週 間に1度のリリースを実践できるように なった。チームの規模も200人体制から 25人まで縮小することができた。” http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1803/09/news057.html
42 トヨタ自動車にとって「アジャイル(身軽な、機敏 な)」とは(クリックして拡大) 出典:トヨタ自動車 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/ articles/1803/09/news057.html
43 Michimune Kono @Microsoft RSGT2018
44 「クラウドというのは、大きな、 いろんなサービスの集合体ですから、 たとえば自分のところが動いていても、 ほかのサービスがダウンしているということは 当たり前に起きます。 ネットワークが切れたり、OSがおかしくなったり、 毎日どこかが壊れているんです。」 Regional Scrum
Gathering Tokyo 2018 基調講演より
45 「ある時点で何かがちゃんと動いてても、 次の週にはその前提が変わっている。 完璧というのが世の中に存在しないんです。 その中でどうやってシステムを動かし続けるか。 答えないんですけど、 その答えない中で考えるのがそのすごく楽しい。 たぶんご理解いただけると思うんですけど。」 Regional Scrum
Gathering Tokyo 2018 基調講演より
46 「そういうなかで、安心して どんどん新しいことを試したり、 テレメトリ新しいのをデプロイしたりするには、 やっぱり、背骨がしっかりしないとだめでして、 そのおっきな一つが、CIがちゃんと回っている、 チェックインのモニタリングがちゃんとが回っている、 というのは絶対必要だなと思います。」 Regional Scrum
Gathering Tokyo 2018 基調講演より
47 「会社に来るモチベーションとして、 家にいるよりいいマシンがなければ、 会社に来る意味ないですよね。」 Regional Scrum Gathering Tokyo 2018 基調講演より
48 Courtesy by Michael Sahota http://agilitrix.com/2015/03/enterprise-agile-agile-enterprise/ アジャイルなエンタープライズ
49
50 “Mario E. Moreira エンタープライズアジャイルコンサルタント、マスターア ジャイルコーチ。顧客価値のデリバリー、デリバリー速度の最 適化、品質の向上により、企業がビジネス成果を達成すること を支援している。企業をアジャイルに変革させることを専門と し、アジャイルがもたらすビジネス成果を実現するために、最 新のコンセプトやプラクティスを導入している。具体的には、
エグゼクティブ、マネジメント、小規模から大規模までの分散 チームに対して、アジャイルのマインドセット、コンセプト、 プラクティス(スクラム、XP、カンバン、リーン、VFQ、ス トーリーマッピング、バリューストリームマッピングなど)を コーチング・教育している。”
51 “アジャイルの最新のコンセプト、マ インドセット、プラクティス、テク ニックをパッケージにしたことです。 これらは、アイデアからデリバリー まで、チームレベルからエグゼク ティブレベルまで、企業全体にア ジャイルを導入するときに明らかに なります。ある意味、複数のアジャ イルの書籍が集まったiPodです(あ
なたのための「iAgile」とでも呼びま しょうか)。”
パート1 : 同じ文章を読んだ方同士で 3−4人組を作り、議論します パート2 : 違うパートを読んだ人が集まって 説明します(クロストーク) パート3:もとのグループに戻って どんな発見があったか、
他の人に説明し、議論を深めます
知識構成型ジグソー法 http://coref.u-tokyo.ac.jp/archives/5515 ...についてはこちら
“自分の言葉で説明したり、他人の説明に耳を 傾けたり、わかろうとして自分の考えを変え たりといった、一連の活動を繰り返すことで、 考え方や学び方そのものが学べることがわ かってきています。 知識構成型のジグソー法は、型が明確・簡単 で、多様な展開が可能なので、協調学習を目 指した実践に適しています。” http://coref.u-tokyo.ac.jp/archives/5515
教育心理学概論 (放送大 三宅 芳雄, 三宅 なほみ 人は、学び続ける動物である。 なぜそういえるかというと、 人が問題を解いていたり、 新しい問題の解を見極めたりする時
どういうことが起きているかを 詳細に観察してみると、 人は、何かが少し分かってくると、 その先にさらに知りたいこと、 調べたいことが出てくることが多いからだ。 人は何も知らないから学ぶのではなく、 何かが分かり始めてきたからこそ学ぶ、 ともいえる。
56 https://speakerdeck.com/poohsunny/devsumi2018 「ファンタジーの世界の 出来事で終わらせずに 現実世界にどう作用を 与えるか。」 by @i2key
57 瀬谷ルミ子 『職業は武装解除』
58 要は、若造の私には彼らの問題を解決するスキルが何もな かったのだ。好奇心だけで人々の心の中を土足で踏み荒らし た挙げ句、「良いことをした」と自己満足して帰国しようと していた。もし本気で現地の人々の抱える問題の解決に貢献 したいなら、そのための技術や経験が必要だという当たり前 のことに、私はこのときようやく気付いたのだった。 「肩書きも所属も関係なく、身一つで現場に放り込まれても、 変化を生める人間になる」 ルワンダを訪れた20歳のときに強く感じたこの思いが、私
の仕事の目標になった。 (『職業は武装解除』 P.32-33 )
59 犯罪に問われる恐れがあるのに武装解除や和平に応じるお人好しはいない。DDRで仕 事を得ても、自分たちが逮捕される可能性があれば意味がないからだ。そのため、多 くの場合、和平合意の際は武装勢力が武器を手放して兵士を辞めることと引き換えに 無罪にすると明記される。(中略) 平和とは、時に残酷なトレードオフの上で成り立っている。安全を確保するためのや むを得ない手段として、「加害者」に恩恵が与えられる。(中略) 一方で、家族を失ったり、身体に障害が残ったり、家を失い避難民になっている「被 害者」に、同じレベルの恩恵が行き渡ることは滅多にない。加害者の人数と比べて、 被害者の数が圧倒的に多いからだ。(中略)
被害者達は、元兵士達の不満が爆発した時、犠牲になるのは自分たちであり、我が子 であることがわかっている。そして、「平和」という大義のために、加害者の裁きを あきらめ、理不尽さを飲み込み、自らの正義を主張する事を身を切られる思いであき らめる。(中略) 日本には、当たり前のようにある「平和」という状況を、紛争地の人々は、我が身を 削りながら、少しずつ積み上げて創り上げている。 (『職業は武装解除』 P.67-68 )
60 http://www.slideshare.net/jallspaw/10-deploys-per-day-dev-and-ops-cooperation-at-flickr Flickr
61 http://www.slideshare.net/jallspaw/10- deploys-per-day-dev-and-ops- cooperation-at-flickr 1.インフラ自動化 2. バージョン管理の共有 3. ビルド&デプロイ一発 4.
フィーチャーフラグ 5. メトリクスの共有 6. チャットとロボット 1.尊敬 2.信頼 3.失敗への健全な態度 4.非難しない
62 https://menlo- innovations.myshopify.com/products/ make-mistakes-faster-poster 失敗を 受け入れよう
63 まとめ アジャイルエンタープライズという 本が来月出ます。 買ってね♡
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