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Agile Software Development and Quality : Case Study

Agile Software Development and Quality : Case Study

ソフトウェア品質シンポジウム2013
http://www.juse.or.jp/sqip-sympo/2013/program/list_01.html#D4

D4 【パネルディスカッション】
11:10~12:50
「アジャイル開発とソフトウェア品質」

Yasunobu Kawaguchi

September 13, 2013
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Transcript

  1. 3 アジャイルの歴史 Toyota Production System Lean Lean Software Development Kanban

    Lean Startup Agile Scrum XP The New New Product Development Game Four steps to the epiphany Agile and Lean Startup Patterns Manufacturing Industry in Japan 2013 Yasunobu Kawaguchi
  2. 4 アジャイルの構成要素 Scrum, Kanban チーム活動 技術プラクティス CI, TDD 開発者テスト 内部品質

    Delivery スムーズなリリース ビジネス/ユーザー Lean プロセス UCD, UX 利用者満足 ATDD, BDD テスト自動化 仕様明確化 Metrics 効果計測
  3. 5 アジャイル適用のADAPTモデル トレーニング コーチング コミュニティ Awareness 知る Desire 望む Ability

    できる Promotion 成果 Transform 変える Succeeding with Agile By Mike Cohn (Salesforce.comさんの事例ものってます) 本日はここのお話
  4. 6 アジャイル適用におけるチーム選択 第3章 自分でやってみる : パイロット 1.  チームメンバー全員が近くで   働けるような作業スペースにする。 2. 

    作業スペースにあるフリップチャート やホワイトボードは、チームメンバー が選択肢を可視化したりアイデアを探 したりするのに役立つ。 3.  チームメンバーはフルタイムで作業に あたるべきだ。 4.  全員が定時内で作業する。
  5. 7 プロジェクトA PO Dev Dev Dev Coach [プロジェクトの目的] ある分野のIT系業務に関する、
 システム間のデータ受渡しや

    作業を効率化するためのサポートシステム。 各種ベンダー提供の複数のシステム間を効 率的につなぐ糊付け部分。 Webアプリケーション開発で培った技術を フィードバックして社内システムを改善する。 [進め方] 要件定義から開発チームで行う。 社内インタビュー調査から分析し、 システム化の難易度やアーキテクチャを 検討して、優先順位をつけ、四半期単位のマ イルストーンを提案。順に実装していく。
 実装中に新たな課題が見つかった場合の
 マイルストーン変更は適宜行うことができる。
  6. 8 社内向けシステムでやってみる場合 よい点 (Pros) よくない点 (Cons) 要件の優先順位の変更のための調整 コストが低い。 マネジメントのサポートが得られないと 兼務や突発イベントなどで状況が変化

    しやすい。 スケジュールは比較的柔軟に調整でき る。(もちろん、対話や根回しは必要) エグゼクティブのサポートがないとエン ジニアが稼動するコストの正当化が難 しい(かもしれない)。 利用者にアクセスしやすいため、インタ ビューがとりやすい。ユーザーテストも 行いやすい。 社内システムはKPIとしての「売上」が たたないため、それに変わるようなKPI を探していく必要がある。 外部向けと比べれば、利用技術選択 のしがらみが比較的少ない。(社内標 準しだい) ステークホルダーや業務の関連性が 徐々に明らかになってきやすい (計画 変更や要件変更の可能性が高い。) 契約やプレスリリースなど、マイルス トーンにかかわるスケジュールの制約 が少ない。 事例を社内共有した場合の有効性が、 顧客向けサービス/システムに比べて 弱い。
  7. 10 要件定義: マイルストーンの変化 0 1 2 3 4 5 6

    7 8 要件定義 要件定義 リリース1 リリース2 month リリース1 (管理者用のみ) リリース2 (デモ) リリース3 (ベータ) 想定 実績 環境構築 全体像 ステークホルダ調査 インフラ調整 スコープ分割 スコープの変更 漸進的 要件絞り込み
  8. 15 QA担当との協調 0 1 2 3 4 5 6 7

    8 要件定義 当初のQA支援予定 QA担当の早期協力 リリース1 (管理者用のみ) リリース2 (デモ) リリース3 (ベータ) 要件定義 リリース1 リリース2 month POがシステムテストを設計 Dev が自動ユニットテスト 想定 実績