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User Story Mapping + Inclusive Team

User Story Mapping + Inclusive Team

Yasunobu Kawaguchi

March 07, 2025
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  1. 川口 恭伸 かわぐち やすのぶ Twitter: @kawaguti YesNoBut株式会社 代表取締役社長 アギレルゴコンサルティング株式会社 シニアアジャイルコーチ

    一般社団法人スクラムギャザリング東京実行委員会 代表理事 一般社団法人 DevOpsDays Tokyo 代表理事
  2. 1.Focus(集中) • チームに集中させ、成果を出させる... • 気を散らすものを最小限に。 2.Done Done(完全完了) • 各スプリントで「完全完了」を目指す... •

    作業を次のスプリントに持ち越さない。 3.Change(変化) • 新しいスプリントの開始時に 変更を取り入れる... • 途中ではない。 4.Courage(勇気) • 検査と適応の際に勇気を持つ... • 何も隠さない。 5.Events(イベント) • 定期的なイベントに習熟する... • それらが無意味な儀式に ならないようにする。 Top 5 Tips アジャイルを上手く活用して 変化を 代謝するために 変化は組織の外から やってくるのです。
  3. 変革期 変革期 変化 変化 変化 安定期 拡大期 安定期 拡大期 安定期

    拡大期 安定期のある変化から、変化し続ける環境へ 数年ごとのメジャーバージョンアップ 大規模な先行マーケティング ライセンス販売モデル 継続的な変更とリリース 事前告知なし・発表日に提供開始 従量制・サブスクリプション
  4. 変革期 変革期 変化 変化 変化 安定期 拡大期 安定期 拡大期 安定期

    拡大期 https://gazoo.com/feature/gazoo-museum/car-history/15/01/16_1/ https://www.honda.co.jp/50years-history/ challenge/1981city/page02.html https://www.youtube.com/watch?v=Hl1zEzVUV7w https://logmi.jp/tech/articles/327160 ハードウェアの変化のしかたすら、変化していく
  5. 1986 変革期から学び、変化し続ける環境でサバイブする 変革期 変革期 変化 変化 変化 安定期 拡大期 拡大期

    安定期 拡大期 安定期 2005 https://logmi.jp/tech/articles/327160 2022 https://speakerdeck.com/kawaguti/roots-of-scrum-2005 https://hbr.org/1986/01/the-new- new-product-development-game
  6. 1. 現地現物評価: 試作初号車を半年で作成し、作って みると数字が出ない。(Test First, Sprint Review) 2. 近くでワンチーム: 近くで一緒に作業し、不具合を大部

    屋で一つ一つ解決。(Cross Functional Team) 3. お手本なし: G21行動規範と性能目標を自分たちで決め て完結させる。(Working Agreement) 4. 高い士気: "世の中のために必要"という前のめりの姿勢 で、失敗しても転んでもただでは転ばない。 (Self Management) 初代プリウス開発とスクラムの関係 1/3
  7. 5. 内製の強み: 身内に作っている人がいると話が早く、内 製なので1週間で作って問題を解決できる。(Fix it now) 6. ツール活用: シミュレーションがないと早く選定できず、 車載PCでリアルタイムモニタリングを実施。

    (Continuous Integration) 7. 同時進行: 正式図なしで生産準備に入り、開発と量産を 並行して進め、認証は持込対応。(Type C Scrum) 8. リスク回避: スクラムは早期から現物確認しリスク発現 を前出しし、良いイメージで進めていく。 初代プリウス開発とスクラムの関係 2/3
  8. 収奪的制度 Extractive 包括的制度 Inclusive 少数エリートが権力と富を 独占し、大多数から資源や 機会を「収奪」する構造で す。 権力は集中し、法の支配は 弱く、イノベーションは

    抑制されます。 広範な参加を促し、権力を 分散させ、法の支配を確立 します。経済的機会が広く 開かれ、財産権が保護され、 創造的破壊が奨励されるこ とで持続的な成長と繁栄を 生み出します。
  9. 64

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  11. 顧客 PO スクラム マスター 開発者たち アウトプット アウトカム プロダクトオーナー は、各種の要望を 「実現可能な仕様」

    に落として、 バックログに積み、 優先順位付けして ROIを高く保つ。 プロダクト オーナー