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KeepAlive株式会社 - Fact Book

KeepAlive
July 10, 2021

KeepAlive株式会社 - Fact Book

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July 10, 2021
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  1. 概要・沿革 業績情報 主要事業、これまでの3事業 KeepAliveの歴史と未来 P.22 P.23 P.24 P.25 KeepAliveの歴史と未来 >>switchとは?

    >>switchを実現する手法 shift→switchへ 成田氏インタビュー DX市場とは? DX市場は2030年度に3兆円規模に KeepAliveが提供するサービス DX市場におけるKeepAliveのドメイン KeepAliveが提供するDXプラットフォーム お客様インタビュー・実例 P.1 P.2 P.3 P.4~5 P.6 P.7 P.8 P.9 P.10 P.11~13 DX業界を 「>>switch」する Culture 7つのVALUE 数字で見るKeepAlive Racoonが育てる多様な人材 Working Baseという働き方 Nexingが目指すデジタル×リアル 西田氏インタビュー P.14 P.15~16 P.17 P.18 P19 P.20~21 DXの実践と人材育成
  2. >>switch いま、企業、社会、そこに暮らす人々に求められているのは、価値転換です。 かつてない変化の波が押し寄せる中、これをチャンスとして捉え、 ポジティブにチャレンジできるか否かが、 次なる時代を切り拓く鍵になります。 >>switch 1 時間や場所、組織の壁といった制限から解き放たれる時、 人々は、より自由に、さらなる創造性を発揮できるはずです。 本質的な価値を見つめる機会が増える分、

    家族や友人、恋人とのより豊かな関係を築いていけるかもしれません。 大切なのは、柔軟な発想と行動力で自ら変革を起こしていくこと。 さあ、いまこそ新たな世界への「>>switch 」を ON に。 例えば、満員電車に乗ってオフィスに通わなくても、 心を通わすコミュニケーション環境をつくる。 従来の競合企業や、異なる業種の人々とも協力し合える 新たなチーム、仲間を築く。 DX 業 界 を 「 >>switch 」 す る
  3. 3 「shift」から「switch」へ >>switchを実現するための段階的な道のりを「>>shift」と表しています。shiftにより自社商材(製品やサービス)である「既存事業」を市場変化に合わせて変革させます。さらに shiftは事業のターゲットとなる顧客にも変革を促し、自社商材と顧客双方を変革することで事業価値の最大化(switch)を目指します。 デジタルプラットフォームを利用することで自社商材を活かした新たなサービスを開発し、販路(チャネル)を広げていきます。変革の管理には当社独自のチェンジマネジメントフ レームワーク「>>switch framework」を使って推進していきます。変革対象は企業におけるビジネスモデル、社員の評価制度や就業形態、クライアントの属性、開拓方法等はもちろ ん、社員のライフスタイルやマインド、衣食住まで踏み込んだTo-Be像を段階的に設定することを特徴としています。 DX 業

    界 を 「 >>switch 」 す る >>shift 製品・サービスのTech化によって 提供価値の転換を図る 自社商材の転換 モノ消費からコト消費/トキ消費への転換 自社の顧客を再定義することで 新たな市場を開拓する 顧客定義の転換 新たな商材による新たな顧客の創出 商材と顧客の掛け合わせによって 新たな事業を生み出し、 事業価値を最大化する 事業価値の最大化 ≒プラットフォーム化 >>shift × =
  4. 成田敦 インタビュー 4 1980年生まれ。富士通SSL、Accentureにて放送業、通信業、中央省庁等の大規模プロジェクトに従事。その後2006年KeepAlive創業。 一貫して大規模システムの企画構想、全体アーキテクチャ設計にこだわり続け、スペシャリストを集め時流に合わせた情報サービスの企画提案を行う。 近年DevOpsとコンサルティングを柱にテック化、及び変革管理を推進する「>>switch」フレームワークを掲げ、多数企業のDX推進を支援する。 得意とする分野はアプリケーションアーキテクチャ、クラウド実行基盤のデザイン、マイクロサービスやCI/CDパイプラインの設計構築、 NoOpsを目指したシステム運用改善などのテクノロジーコンサルティング。好きな言語はJava、JavaScript。 趣味は釣りと料理。 KeepAlive株式会社

    代表取締役:成田敦 __ >>switch(スイッチ)に込めた思いについて教えてください。 成田:「変わる」という意味合いの名前をつけたかったんです。我々は変革を起こしたい。 コンサルティング会社の多くが変革の手伝いをすると言っていますが、それはイノベーションではありません。 何かが変わると言えば変わるのかもしれませんが、コンサルティングではそんなに大きく変わらない。「パチっと変わったね」という感じを込めて>>switchという名前をつけました。 DXはリアルとテクノロジーが融合しないと意味がありません。IT会社がIT、情報技術だけを見てしまうと、使われないシステムを作ってしまうことがあります。 昨今言われているDXの本質はツールやアプリケーションではなく、どうやってリアルを変えていくかです。 KeepAlive株式会社を創業し、代表取締役を務めている成田敦氏。KeepAliveの“頭脳”である成田氏が掲げるコンセプト「>>switch」とは何か。 「Racoon」「WorkingBase」「Nexing」などKeepAliveが取り組んでいる先進的なプロジェクトの目的やその未来に迫る。 >>switch(スイッチ)とは何か? DX 業 界 を 「 >>switch 」 す る
  5. 5 __ 今後、どのように会社を発展させていくのか教えてください。 成田:そもそも成長とは何かという話だと思いますが、人を増やすことでも、売り上げを増やすことでもないと思っています。 100人で売り上げ20億円という数字目標はあるので、それはそれで目指すとして、重視しているのは面白いことをやっているかどうか。 モデルケースを今、我々は作っています。それを作り続けていくと思っています。実業、事業に貢献するモデルケースを作っていますが、 KeepAliveが見出したビジネススキームを「スキームごと買いたい」と言われたいですね。 「そのスキームにベットしたい」というファンが我々を育ててくれる訳であって。 お客さんはもちろん、投資家からも評価される存在を目指しています。 __

    DXという言葉の社会における認知は広がっていますが、使われている意味には幅があるように感じています。成田さんが考えるDXとは? 成田:「大胆な変革」です。我々はそのことを一言で>>switchと言っています。電気のスイッチのようにパチッとつけた瞬間に大胆な変革ができたねと。 でも、スイッチを入れて終わりではないわけです。 変化して新しいことをするというのが本来のトランスフォーメーションですが、トランスフォームして終わりではないんです。 トランスフォームしてからが本当の始まり。スイッチ入れてからがスタートなわけです。DXが目的になってはダメですね。 経営について DXについて 成田敦 インタビュー DX 業 界 を 「 >>switch 」 す る
  6. DX市場は2030年度に3兆円規模に 7 富士キメラ総研「2020 デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望」(2020年10月23日発表)によると、国内DX市場の市場規模は、 2017年の5653億円から2020年には1兆2189億円、2030年には2兆3687億円に拡大する見通しとなっています。 (参考URL:https://www.fcr.co.jp/pr/20112.htm) 交通/運輸 金融 製造 流通

    医療/介護 不動産 その他業界 営業・マーケティング カスタマーサービス 合計 2,190億円 1,510億円 971億円 367億円 585億円 160億円 550億円 1,007億円 572億円 7,912億円 9,055億円 5,845億円 4,500億円 2,375億円 1,880億円 900億円 2,090億円 2,590億円 1,190億円 3兆425億円 4.1倍 3.9倍 4.6倍 6.5倍 3.2倍 5.6倍 3.8倍 2.6倍 2.1倍 3.8倍 2019年度 2030年度予測 2019年度比 DXの国内市場(投資金額) 調査結果の概要 DX 業 界 を 「 >>switch 」 す る
  7. 8 既存市場、既存顧客の在り方、接し方を見つめ直し現在・未来において確固たるポジションを取るためのプラン ニングを行います。また従来目を向けていなかった市場、顧客に対してテックを武器に切り込み、ビジネスの伸 び代を確保します。 既存商材にテックを纏わせることによる新たなコンテキストを生み出します。またコンテキストウィービングを 活用し新しい商材を成立させます。 商材、市場、顧客の変革後、業界の牽引役となるべく財務戦略、アライアンス戦略、PR戦略を見直します。 研究開発アプローチにより先端技術に対するアンテナの張り方を見直し、実証実験を経た実用を行いテクノロ ジーの未来に対する適応力を底上げするためのプランニングを行います。 クリーンな業務をコンセプトに従来の業務分析手法を踏襲しつつ、ドメイン駆動設計に基づいた業務機能の正規

    化を行います。 保有し守るべき情報資産(コア)とその他(ノンコア)を峻別し、情報資産の在り方に適した格納方法を設計し ます。原則的にクラウドネイティブでフルマネージドなものを採用します。 クリーンなビジネスとクリーンなシステムを実現するためECAフレームワークを活用し、業務機能とシステム機 能をレイヤー構造にプロットします。この考え方を適用することでAPI公開によるプラットフォーマーを目指すこ とができます。 社会の一員であることを念頭に顧客、従業員、その他ステークホルダの体験を設計します。デザインシンキング をを活用したワークショップにより発想の視座を底上げします。 わたしたちは性善説管理を提唱しています。従来の性悪説管理で得られなかった向上する生産性に目を向け、 「伸び続けるチーム」を作ります。 自動化と再現性の担保、直接製造に資する設計をコンセプトに、中間成果物の排除、CI/CDパイプラインの構築 などDevOpsな開発を行います。 基本的なマーケティングデータパイプラインである(DWH/BI/CDP/MA)を成立させイベントドリブンなマー ケティングを実現します。さらに非接触ICタグなどの技術を応用しリアルタイムなイベントを捕捉します。 自律運転をコンセプトにコンテナオーケストレーションによるマイクロ化だけでなく、フロントエンドアプリ ケーションについても再利用性に照らしてマイクロ化を行います。 switch到達に向けて組織に必要な能力を洗い出し、メンバーのスキル、パフォーマンスを管理します。コンソー シング形式でチーミングを行い、理想的な組織の運営イメージを持ちながら定期的に保有能力を評価します。 全体戦略およびゴールの設計、「ToBeは自由に描いていい」をコンセプトとした>>swtichフレームワークを適 用し、ビジネス、組織に留まらず環境や社会課題に目を向け、幅広い視野で近未来を描きます。 属人的な業務の排除によりチームのスケーラビリティを担保するため、各種業務を標準化します。 人財再現性の担保をコンセプトに標準業務を遂行するための知識・技能について教育・展開・馴致します。 能力を得るための能力を得るをコンセプトにswitchに向けて協働します。 >>switch change management framework Enterprise Clean Architecture Category Menu Overview Original Framework Strategy Planning Architecture Methodology Change Management >>switch(経営戦略・DX中期経営計画) Switch the Product(商材・製品の変革) Switch the Market Switch the Customer(顧客と市場の変革) Switch the Business(ゲームの変革) Switch the Technology(テクノロジーの変革) Business Modeling / Domain Analysis Data Modeling / Data Mining Enterprise Architecture CX Design / Design Thinking Agile Project Management DevOps Engineering Realtime Marketing / Data Analysis Microservice Engineering Capability Management Standardization Management Training / Accustomize Consourcing KeepAliveが提供するサービス DX 業 界 を 「 >>switch 」 す る
  8. DX市場におけるKeepAliveのドメイン DX 業 界 を 「 >>switch 」 す る

    「tech」に強いDX専業のコンサルティングファーム for DX Consulting 9 KeepAliveの 目指す領域 ABILITY TO EXECUTE(実行能力) COMPLETENESS OF VISION(ビジョンの完全性) CHALLENGERS NICHE PLAYERS VISIONARIES LEADERS 総合コンサルファーム •総合ファームは自身のDXが完了せず •事業構造的に旧来型の構築や業務改革、単品でのツール導入に留まる •デジタルやUXの会社をM&Aするが及ばず ソリューション系 •ソリューション系は自社製品に偏る •総合ファームなどとの協業によって実行能力を補う SIer •SIerは自身のDXが完了せず、事業構造的に旧来型の構築や 業務改革、単品でのツール導入に留まる CX/UX系 •フロント系は顧客体験に偏った提案に留まる (業務やシステムは範囲外) •実行能力が乏しい DX専業・特化 •本質的にはテック企業や DX先進企業自身が最も ビジョナリーで実行能力が高い •一部の海外ファームは DX実現のための 一定の能力を備えている フラットで斬新な視点・テック視点で事業構想、プランニングなどDX総合コンサルティングを強みとしています。 実行能力を高めるためにアライアンス力を強化し、R&Dで得たノウハウと知見をコンサルティング業に還元しています。 大規模システムの企画構想、全体アーキテクチャ設計の実績を多数持ち、属人化しない企業のDX推進を支援します。商材と顧客の掛け合わせにより新たな事業を 生み出し事業価値を最大化する=「>>switch」を推進することで、当社自身もDX市場におけるゲームチェンジを実現します。 現在のKeepAlive •KAはDX専業ファームに位置する •実行能力を高めるためにアライア ンス力を強化 • R&Dで得たノウハウと知見を コンサルティングに還元 >>switchの概念にて DX専業分野での 唯一無二の存在に
  9. KeepAliveが提供するDXプラットフォーム DX 業 界 を 「 >>switch 」 す る

    10 KeepAliveと他社との比較 企画構想~基本設計フェーズにおけるテック起点のプランニング •テクノロジー起点の経営計画/事業計画の立案支援 •企画構想の実現に向けたシステム構築RFP作成(概要設計やプトロタイピング、PoC含む) •実行可能なベンダーのアレンジ、コンペの実施・選定 大規模コンサル 企画構想 要件定義 基本設計 構築 運用 ITコンサル 戦略コンサル SIer KeepAlive 企画のテック化 テックマターな企画立案 持続可能なシステムの構築による 事業価値の継続的向上 ▪従来型のシステム構築の特徴 従来型のシステム構築プロジェクトでは、保守性の低下により経年 と共に事業価値が低下しがち。 経過年月 事業価値 投下コスト 経過年月 投下コスト 事業価値 ▪持続可能なシステム構築の特徴 持続可能なシステム構築プロジェクトでは、定期的なリニューアル/ リファクタリングなどにより事業価値の継続的な向上が可能となる。 KeepAliveが提供するDXプラットフォーム •事業計画/システム企画をテック視点で補強 •テクノロジー起点で事業構想やサービス企画を立案 クライアントの経営戦略、事業構想、製 品設計、マーケティング、組織構造など 企業内部あらゆるものを変革させる 考え方の根幹となるDevOpsを基に、ア ジャイルで、柔軟・継続的かつ実現可能 なテック起点のプランニング アーキテクチャをコアバリューに、 企業 のあらゆる構造を標準化させる × Way Deliverable Target × 運用 保守 企画 構想 構築 要件 定義 基本 設計 現代のマネジメントに求められるものは、激しい内外環境の変化に対応できるビジネスプランと、テクノロジーの急速な進化に耐えうるプラットフォームです。持続可能な事業の 成長を支え続ける「仕組みのデザイン」が重要となります。 弊社のコアバリューはアーキテクチャであり、アーキをベースとしたテック起点のプランニングです。弊社のテック化コンサルティングの対象領域は、業務システムやサービスサ イトの構築・リニューアルからテックドリブンな事業計画の立案と推進、それを実現するための組織づくりにまで及び、御社のDXを強力に推し進めます。
  10. Culture 7つのVALUE 14 DX の 実 践 と 人 材

    育 成 Have knowledge / 多くを知ろう 知的な好奇心と学ぶ欲求を持ち続けましょう 幅広い教養はウィットに富んだ会話をもたらします 教養に裏打ちされたコミュニケーションは相手の心を魅了します Well-educated / 品よくいよう 教養と同時に品性も身につけましょう 教養と品性は振り子のように共鳴しあいます 相手を中心に据えた振る舞いができるのは品ある人間の証です Be healthy / 健康でいよう 身体と心の両面で健全さを保つように心がけましょう 健康な心身は充分な睡眠と栄養バランスの取れた食事、 身体に適した運動によってつくられます 心身が健康だと思考が活発になり、創造性溢れる先進的なアイディアを 生み出すことができます Think parallel / 同時に考えよう 複数の物事を同時並行で考えましょう ひとつのことに集中しすぎると視野が狭くなります 知識と教養を身につけるほど自然と行えるようになります Be casual / 堅くならずに 無意味な丁寧さは必要ありません 本質を理解する人は冗長ではない会話を好みます 服装をカジュアルにすることでストレートな思考と言動が生まれることがあります Won't give up / あきらめない 有利なレースでも途中で放棄すれば勝利は訪れません 難しい局面でも決してあきらめずに ゴールに到達することが大事です Sence of ownership / 自分で考えよう すべての事柄を自分の事として捉えましょう 主体的に考えることによって責任感が生まれます 他者へ委ねた時点でそれ以上の自己成長は見込めなくなります
  11. 15 数字で見るKeepAlive DX の 実 践 と 人 材 育

    成 R&D(新規事業)の 立ち上げ数 R&Dにかける 稼働比率 インターナル ワークの数 リモートワークに ポジティブにチャレンジ できると回答している社員 男女比率/各業種 リモートワーク率 産休・育休後復職率 平均年齢 業績 32.47 5期 連続増収 歳 100% 85% (21年4月現在) (2名それぞれ2回復帰) 47%:53 % 16(女):18(男) クォーターに 1回ペース (四半期) 約 2割 17個 (21年4月現在) 80%
  12. 16 数字で見るKeepAlive DX の 実 践 と 人 材 育

    成 メンバー(社員およびビジネスパートナー)は、就業時間の1~2割で本業のコンサルティングやエンジニアリング以外に 会社の経営に必要なインターナルワークに取り組んでいます。 インターナルワークは一般的な会社で言う間接部門も含みますが、DevOpsの概念に基づいて、属人化を排除し、 少ない工数のKTで誰でも運用できる仕組みになっています。コンサルタントやエンジニアとしての太い軸を持ちつつも、 ビジネスマンとして・ジェネラリストとして時代の変化に強い市場価値高い人材を育成することが狙いです。 インターナルワーク 当社の女性社員比率は47%。産休・育休の取得しやすい環境作り(産休・育休取得率100%)はもちろんのこと、 育休から復帰した際に時短勤務であっても産休取得前と変わらない役割で活躍できる場を用意できるよう検討・検証しています。 ママプロジェクト リモートワーク支援 当社は2015年頃からリモートワークを実施しており、2020年5月に無期限の全社テレワーク化を宣言しました。 2020年10月からは自宅内の通信費全額補助を実施しています。 2021年4月現在、リモートワーク率は約9割を維持しています。
  13. Racoonが育てる多様な人材 17 インターナルワークのひとつである「技術研究部」では最新の技術やツール群を自由に試す 場として機能しています。その技術研究部から生まれた変革管理アプリケーション 「Racoon」はスタッフの生産性を高めるべく、スタッフ同士のコミュニケーションの活発 化や、各拠点(ワーキングベース)との連動などを含む、他事業をすべて連携させる役割を 担っており、アプリ内の機能は日々進化しています。それらの開発や運用で得たノウハウや 結果は本業のコンサルティングに還元していきます。 Avatar Chat

    Chat Door 勤怠管理 DX の 実 践 と 人 材 育 成 Working Base入退室/施錠管理 Racoonコンビニ 当社で働くメンバーの打刻申請や有給申請、シックリーブ(傷病休暇申請)が可能です。 働き方そのものの変革や使用するメンバーの生産性の向上を狙っています。 Virtual Room(仮想空間) 2020年11月実装。当社はテレワーク率が約85%となっており、離れた場所で働くメ ンバーがどのサテライトオフィスにいるかをアバターにて表示。アバターは自由に選 べ、チャット機能にてメンバーとコミュニケーションをとることが出来ます。 2021年6月実装予定。当社が保有する各拠点(Working Base)の開錠施錠および入 室管理が可能で、勤怠管理機能と連動することも可能です。 2021年6月実装予定。Working Baseの各拠点に設置されている物販品、レンタル品 などの購入、予約から決済までをアプリ内で完結できる機能が実装されます。
  14. Working Baseという働き方 18 2020年5月に全社テレワーク化を実施、社内プロジェクトとして「Working Base Project(ワーキングベースプロジェクト)」を発足。2020年8月に ワーケーションや新たな働き方の検証の場として静岡県伊東市に 「 WorkingBase Izu-Ito」を、2021年4月に新宿区四谷に「WorkingBase

    Yotsuya-Arakicho」をサテライトオフィスとしてオープンしました。働く 場所や時間など、従来の働き方についての変革と再構築を行うことを目的と しています。 DX の 実 践 と 人 材 育 成 KeepAlive本社として拠点をもつ新宿御苑。フリーデスクの執務エリアや、新規事業 業のアトリエの他、インターナルワークの成果を展示する場。 Working Base Shinjuku 新宿御苑 2020年8月、静岡県伊東市に取得したサテライトオフィス。ワーケーション、ワーク ショップ、社員の保養を目的として活用。 Working Base Izu-Ito 伊豆伊東 2021年5月、当社が提供するDXコンサルティング事業を具現化し、体験していただ くためプロデュースする「>>switch the snack」兼サテライトオフィスが荒木町に オープン。 Working Base Yotsuya-Arakicho 四谷 全社テレワーク化当初から、場所や時間にとらわれず社員が自主的に選択、活動して いくための一つの場。 在宅ワーク 社員の自宅 Working Base Izu-Ito Working Base Yotsuya-Arakicho Working Base Shinjuku 在宅ワーク
  15. 西田陽介 インタビュー 20 1980年生まれ。大学卒業後、富士通SSLにて大手精密化学メーカーの大規模プロジェクトなどに従事。 その後、VIBE(バンダイナムコHD)にて取締役直下で当時黎明期であった音楽配信プラットフォーム立ち上げプロジェクトに参画。 企画構想、開発、運用、マーケティングまで一貫して携わる。その後、共同創業者 成田 敦氏と共に2006年KeepAlive株式会社を設立。2007年同社創業。 創業当時は、主事業である大規模システムの企画構想、全体アーキテクチャ設計の営業や開発に加え、 管理業務、人事、経理、労務、法務などバックオフィス全般にも従事。特に人事部門においては、現在在籍している全社員の採用に関わる。

    現在は、HR・PR領域の統括責任者。バックオフィス環境の整備・推進、資金調達(IPO系の計画策定等)、新規事業の策定等を担当。 KeepAliveが企業としての価値を最大化することに大きな関心がある。趣味は登山、ジョギング。 KeepAlive株式会社 代表取締役:西田陽介 __ KeepAliveが求める人材像について教えてください。 西田氏:私たちが掲げているビジョンやカルチャーに共感できる人材を求めています。 上場も見据えた今後の成長を考えると、社員として加わってもらうためには私たちが掲げているビジョンやカルチャーへの共感が必須だと考えています。 共感しているか否かを重視しているのは、私たちの会社独自の仕事のやり方があるので、一般的なスキルがあっても即戦力にはなりにくいからです。 外部環境の変化もありますし、朝令暮改が当たり前なので、唯一変わらないことであるビジョンに共感していて、 KeepAliveのカルチャーが好きな人と一緒に仕事をしたいです。 成田敦氏と共にKeepAlive株式会社を創業し、代表取締役を務めている西田陽介氏。バックオフィス領域全てを統括し、上場を視野に入れて、 企業価値を高める役割を担っている。そのために必要となる人材育成や変革のコンセプトである「>>switch」を基礎とした今後の事業計画について聞いた。 【人材育成】人材の必須要件はビジョンとカルチャーへの共感 DX の 実 践 と 人 材 育 成
  16. 21 __ インターナルワークの狙いと成果について教えてください。 西田氏:「スペシャリストよりジェネラリストを目指しましょう」ということをずっと言ってきました。多くの大企業が社員に様々な部署を経験させることで ジェネラリストに育てているかと思いますが、私たちも同じようなことをしたいと考えています。採用活動や営業活動、PR活動などをインターナルワークとして用意し、 早ければ半年単位で異動するローテーションを組んでいます。掛け算で市場価値を高めていくイメージですね。 __ リモートワークはコロナ前から取り組んでいて、女性の比率が高いとお聞きしています。 西田氏:2006年の創業間もない頃から働いている女性社員がいます。結婚を機に大阪に引っ越して一旦は辞めることになったのですが、もう1回入社してくれました。 それを可能にしたのがリモートワーク。会社としてのリモートワーク歴は長く、当たり前のことになっていますね。

    社員の女性比率が今、45%です。女性が活躍できる仕組み作りを今後も進めていきたいです。まだ道半ばですが、育休の取得を奨励しています。 比率を増やすために女性を意図的に採用しているということは全くなく、優秀な人を採用していたら結果的に女性比率が高まりました。 私たちは「7つのバリュー(注1)」を設定しています。その中に「自分で考えよう」というものがあります。 総合力の高い人材になってもらうためにも、採用や広報、総務といったインターナルワークもどんどん担当してもらいます。 主体的に自分の成長のことも考えられる方と一緒に働きたいですね。 注1:KeepAlive 7つのバリュー 1. Have knowledge / 多くを知ろう 2. Well-educated / 品よくいよう 3. Be healthy / 健康でいよう 4. Sense of ownership / 自分で考えよう 5. Think parallel / 同時に考えよう 6. Be casual / 堅くならずに 7. Won't give up / あきらめない 【各種施策の狙いと成果】インターナルワークでジェネラリストを育成 西田陽介 インタビュー DX の 実 践 と 人 材 育 成
  17. 概要・沿革 社名 所在地 設立 資本金 役員 顧問弁護士 事業内容 主な取引先 スタッフ数

    04 PART 22 KeepAlive株式会社(キープアライブ) 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-1-11 御苑スカイビル3階 2006年 10,000,000円 代表取締役 成田 敦 代表取締役 西田 陽介 取締役 加藤 和真 取締役 高橋 伸明 監査役 泉 昌弘 八重洲総合法律事務所 伊伏正貴 IT及び経営に関するコンサルティング DevOpsに関するコンサルティング マーケティングに関するコンサルティング 情報システムの企画、設計、開発、運用及び保守 ANAファシリティーズ株式会社、出光興産株式会社、パナソニック株式会社、三井不動産株式会社 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、ネットイヤーグループ株式会社、株式会社バイク王&カンパニー(順不同) 50人(2021年4月30日現在) ※パートナー、業務委託等17人含む KeepAlive Working Base(サテライトオフィス) Working Base Shinjuku Working Base Izu-Ito Working Base Yotsuya-Arakicho 東京都新宿区新宿2-1-11御苑スカイビル3階・5階 静岡県伊東市湯川662-83 東京都新宿区荒木町7番地 KeepAlive の 歴 史