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スタートアップにおける技術チームの作り方

kenz
August 21, 2015

 スタートアップにおける技術チームの作り方

LIGさんのいいオフィスで開催された、スタートアップにおける技術チームの作り方勉強会にて、スタートアップや新規事業の立ち上げ時におけるエンジニアリングチームの作り方について、サービス開発体制や技術選定、開発プロセス/フロー、成長課題への対応というテーマで簡単にまとめてみました。

kenz

August 21, 2015
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Transcript

  1. ランサーズ株式会社 CTO  ⽥田邊  賢司 ランサーズ社について 会社名   ランサーズ株式会社 事業内容   クラウドソーシング事業 所在地   東京都渋⾕谷区渋⾕谷

    代表者   代表取締役社⻑⾧長  秋好  陽介 設⽴立立   2008年年4⽉月 資本⾦金金   12億4901万9166円   (資本準備⾦金金を含む) 会社紹介 第⼀一期(2002年年〜~2009年年)     業務系基幹システム開発:メガバンク系、⽣生保損保 第⼆二期(2010年年〜~2014年年03⽉月)     Q&Aシステム開発、ソーシャルアプリ開発、     ソーシャルゲーム開発 第三期(2014年年04⽉月〜~)     ランサーズへ⼊入社
  2. 国内市場におけるランサーズ  –  市場 2014年年400億円のうち50%以上がランサーズシェア 国内業界のパイオニアとして、マーケットをリード 0 200 400 600 800

    1000 1200 1400 1600 1800 2000 2009年年 2010年年 2011年年 2012年年 2013年年 2014年年 2015年年 2016年年 2017年年 2018年年 ランサーズ マーケットシェア 50%以上
  3. 53% 22% 12% 10% 1% 2% フリーランス 副業、兼業 主婦 ⼩小規模法⼈人

    学⽣生 その他 0.3% 1.6% 6.5% 20.0% 39.7% 31.0% 0.9% 70代以上 60代 50代 40代 30代 20代 10代 ランサー登録内訳 年年齢別 ランサーズ登録者の内訳 半数以上が専業フリーランサー、近年年、副業・主婦層が拡⼤大中 2~∼40代で90%を占めるものの60代以上も2%弱
  4. 地⽅方・⼥女女性・シニア  の働き⽅方に新しい選択肢を •  30代後半 •  WEB制作 •  ⼭山梨梨県在住 農家兼WEB制作者 「地⽅方移住しても

    ⾃自分らしく働ける」 •  40代前半 •  デザイナー •  愛知県在住 主婦件デザイナー 「⼦子育て中の スキマ時間を有効活⽤用」 •  70代前半 •  ライター •  福島県在住 ⽣生涯現役ライター 「働くことは⽣生きがい 定年年を設けず次世代シニアに」
  5. 国内市場における仕事受給の流流れ 3.2% 3.5% 5.0% 8.5% 12.0% 13.6% 54.3% 5.0% 7.8%

    11.2% 11.5% 19.6% 20.2% 24.7% 東京 中部 関⻄西 東京以外の関東 東京 関⻄西 東京以外の関東 中部 九州 北北海道、東北北 中四国 九州 依頼額シェア 受注額シェア 中四国 北北海道、東北北 東京 54.3% ランサーズでは発注の54%が東京で、受ける⽅方は75%が東京以外 地元にいながら東京の仕事を出来る環境を提供 東京以外 75.3%
  6. 15 スタートアップにおける技術選定 スタートアップのおける技術選定の軸としては下記のようなことが考えられる。 •  利利⽤用者⼈人⼝口 •  更更新頻度度 •  社内知⾒見見 • 

    ラーニングコスト •  エンジニア採⽤用難易易度度 •  将来性 •  情報量量 •  パフォーマンス •  柔軟性 •  開発⽀支援機能 •  サードパーティーライブラリ •  技術コミュニティ •  技術トレンド •  ビジネス要件 •  エンジニアモチベーション •  開発パートナー企業へのフィット •  エンジニアブランディングへの影響 etc.. ポイントは、技術選定において、どんなものにも当てはまる選定⽅方法はなく、会社の事業やプロ ダクトに即した技術を選定することが⼤大事。
  7. 18 スタートアップにおける開発体制 スタートアップのおける開発体制構築においては、考慮すべき事項 が多く、 •  エンジニア数 •  個々の技術スキル •  権限と責任

    •  市場環境 •  事業フェーズ etc.. ポイントは、開発体制構築において、どんなものにも対応できる開 発体制はなく、会社の事業やプロダクトに即した体制を構築するこ とが⼤大事。
  8. 31 技術的負債の蓄積への対応 ෛ࠴ͷฦࡁํ๏ ෛ࠴ΛͨΊͳ͍ํ๏ •  ద੾ͳՕॴ΁ͷϚΠΫ ϩαʔϏεԽͷݕ౼ •  खΛ෇͚ΕΔ෦෼͔Β ணख

    •  ෛ࠴Λ͖ͪΜͱ؅ཧ͢ Δ •  ෛ࠴ฦࡁʹର͢ΔධՁ •  ෛ࠴ฦࡁͱ͍͏ωΨ ςΟϒΠϝʔδͷ෷১ •  ͋Δ΂͖ະདྷͷγες Ϝ૾Λఆظతʹߟ͑Δ •  OSɺϛυϧ΢ΣΞɺ ϥΠϒϥϦΛ࠷৽ʹอ ͭ •  ઃܭύλʔϯ΍࣮૷ํ ਑ͷࡦఆ •  ৘ใڞ༗
  9. 33 組織的負債の蓄積への対応 組織的負債が蓄積すると、下記のような様々な問題を引き起こす可 能性がある。 •  タスクや情報の把握が困難になる •  役割や責任に曖昧さが⽣生まれる •  組織のスケールが困難になる

    •  仕様の漏漏れによる⼿手戻りが多くなる •  思ったものと違うプロダクトが出来てしまう •  影響範囲が⾒見見えにくくなる •  プログラム品質の低下 •  開発スピードの低下 •  ⻑⾧長期的な問題が増えていく etc..
  10. 37 組織的負債の蓄積への対応 Ҋ݅੔ཧ ։ൃ ࣮૷ ܭଌ ݁Ռใࠂ ͞ΒͳΔ ,"*;&/ D

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