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アソビュー!がECSではなくEKSを選んだ理由

kirimaru
March 03, 2021

 アソビュー!がECSではなくEKSを選んだ理由

下記での登壇資料です。
https://lancersrecruit.connpass.com/event/187989/

タイトル通り、なぜアソビュー!がアプリケーション実行基盤としてEKSを選んだか、その背景や選定理由について書いています。

kirimaru

March 03, 2021
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Transcript

  1. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. 自己紹介 霧生

    隼稀(Junki Kiriu) アソビュー株式会社 (2019年2月〜) SRE / チームリーダー
  2. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. コンテナクラスタにまつわる問題 •

    管理運用が厳しいアプリケーション数と、個々で違うインフラ • 開発チーム数よりも多いコンテナクラスターとAWSアカウント • 有識者やそもそものエンジニア不足 • 「ECS?なにそれ?」 • 「ログってどこから見るんですか?」
  3. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. 解決までの道筋 •

    ECSに統一するのか? EKSに移行していくのか? • どんな要件のクラスタが必要なのか?
  4. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. EKSはいいぞ AWSの他のサービスと

    の親和性が高い 拡張性が高い Kubernetes は難しい ECSはいいぞ Kubernetesはコンテナ オーケストレーションツー ルのデファクトだ ECSは運用が 簡単だ 無料で使える オンプレから 移植しやすい EKS ECS
  5. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. どちらかが絶対的に優れているわけではない •

    会社や組織のフェーズ、エンジニアの数 • 有識者の有無 • 求める要件 これらによって、それぞれにとって選ぶべきサービスが変わってくる。
  6. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. インフラへの理解の浸透 -

    目的 • 運用担当者を増やす • 構成理解による運用効率化 変化に対する柔軟性 - 目的 • 新規技術や施策導入の効率化 • 将来実施する施策のための基盤づくり
  7. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. インフラへの理解の浸透 変化に対する柔軟性

    アプリエンジニアが アプリの運用をできるか? Infrastructure as Code が容易か? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか?
  8. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性 アプリエンジニアが アプリの運用をできるか?
  9. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. アプリの運用 •

    アプリ構築 • アプリケーションメトリクスの監視やリソースの確保 /決定 • スケールアウト/イン • etc... クラスタの運用 • Kubernetesアップデート/クラスタライフサイクルの決定 • エコシステムの管理 /運用 • 権限管理 • etc... EKSの運用について
  10. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. アプリの運用 •

    アプリ構築 • アプリケーションメトリクスの監視やリソースの確保 /決定 • スケールアウト/イン • etc... クラスタの運用 • Kubernetesアップデート/クラスタライフサイクルの決定 • エコシステムの管理 /運用 • 権限管理 • etc... EKSの運用について 難しい/大変なのはだいたいこっち
  11. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. アプリの運用 •

    アプリ構築 • アプリケーションメトリクスの監視やリソースの確保 /決定 • スケールアウト/イン • etc... クラスタの運用 • Kubernetesアップデート/クラスタライフサイクルの決定 • エコシステムの管理 /運用 • 権限管理 • etc... 役割を分ける アプリエンジニアが 担当する領域 SREが 担当する領域
  12. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. 逆にSREにとっては大変な面も多い •

    Kubernetesアップデート ◦ どこまで行ってもこれが本当に、本当に大変 • 様々なエコシステムによる拡張性 → 学習コストの増加 ◦ とはいえECS + 運用ツールを考えると大して多いイメージはない ◦ コンテナクラスターのディファクトであり世の中に十分な情報が公開されている
  13. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性 アプリエンジニアが アプリの運用をできるか?
  14. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? アプリエンジニアが アプリの運用をできるか? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性
  15. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Codeが容易か? EKSの方が実現しやすい
  16. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? アプリエンジニアが アプリの運用をできるか? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性
  17. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? アプリエンジニアが アプリの運用をできるか? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性
  18. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? アプリエンジニアが アプリの運用をできるか? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性
  19. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? アプリエンジニアが アプリの運用をできるか? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性
  20. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. 近い将来にやりたいこと •

    様々なタイプのアプリケーションをひとつのクラスタで管理したい • より複雑なデプロイ手法の導入 • サービスメッシュの導入 • カオスエンジニアリング → ECSでも他のAWSのサービスを利用すれば、実現できる部分もある
  21. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? アプリエンジニアが アプリの運用をできるか? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性
  22. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? アプリエンジニアが アプリの運用をできるか? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性
  23. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? アプリエンジニアが アプリの運用をできるか? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性 アソビュー!的には これらをより実現しやすかったのがEKSだった
  24. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. EKSはいいぞ AWSの他のサービスと

    の親和性が高い 拡張性が高い Kubernetes は難しい ECSはいいぞ Kubernetesはコンテナ オーケストレーションツー ルのデファクトだ ECSは運用が 簡単だ 無料で使える オンプレから 移植しやすい EKS ECS 組織やサービスに 求められていることを よく精査して選択する
  25. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. Infrastructure as

    Code が容易か? アプリエンジニアが アプリの運用をできるか? インフラへの理解の浸透 より複雑な要件を満たす インフラが構築できるか? 新規アプリケーションの 構築が効率化できるか? 変化に対する柔軟性
  26. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. • kubernetes

    update • 有識者、0人! • 権限の取り回し • コンソールのGUI • 様々なアプリが同居できる • アプリ構築が早い • デプロイ手法の統一化 • 楽しい EKS • デプロイが煩雑になっている • コード管理できていない • バラバラな設定 • 管理運用が楽 • 一定の有識者がいる • AWSの他のサービスとの親和性 ECS Pros Cons
  27. Copyright © 2020 ASOVIEW Inc. ALL Rights Reserved.. SREエンジニア •

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