Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

リファインメントは楽しいかね?

 リファインメントは楽しいかね?

2022/6/18 Scrum Fest Osakaの鳥取トラックで発表したスライドです。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2022/proposal/16646

kitamu_mu

June 20, 2022
Tweet

More Decks by kitamu_mu

Other Decks in Technology

Transcript

  1. YES

  2. YES

  3. YES

  4. 取り組み②場づくり (テーマ毎にMTG設定) 「何を」決める場なのかを明確にする 定例会 週1/1h ・優先度調整 ・新規発行バックログ確認 ・仕様確認 ・チーム横断の調整事項 [参加者]チーム全員

    リファインメント会 週1/30min ・優先度調整/新規発行バックログ確認 [参加者]3役(Dev Lead/PO/SM) チーム単体定例 週1/30min ・仕様確認 [参加者]チーム全員 チーム横断定例 週1/30min ・スクラム横断の調整事項 [参加者]各チームの代表者(3役)
  5. 取り組み③「私たち」のリファインメントプロセスを整備 規範を設け、議論のベースを揃える Readyとは 開発着手するのに 十分に明確である 見積済である 適切な規模(単位)に 分割されている 優先順位が 付けられている

    リファインメントとは? プロダクトバックログを「Ready(準備完了)」な状態にすること プロダクトの概念と背景と内容について会話すること 誰か特定人物/ロールがやる作業ではない。 満足 不満足 不充足 充足 気に入る 当たり前 無いと不満 無くても困らない 魅力品質 基本品質 一元的品質 あれば嬉しい 優先度の考え方 抜粋イメージ
  6. 楽しめなかった原因と解決に向けた取り組み 原因① 中身を拾うのが大変 取り組み① 役割の明確化 原因② 放置された大量のバックログ 原因④ リファインメントとは 原因③

    決まらない優先順位 取り組み② 場づくり 取り組み③ 「私たち」のリファインメントプロセス 取り組み④ ギャップの把握
  7. 取り組み① 役割の明確化 取り組み② 場づくり 取り組み③ 「私たち」のリファインメントプロセス 取り組み④ ギャップの把握 取り組みの途中結果 総評

    振り返り △ 〇 〇 △ メンバの認知負荷が下がり、集中しやすい環境に。 Lead陣の負荷は増。優先度に応じて濃淡をつける。 各MTGのゴールが明確になった。 同じタイミングで、必ず開催するサイクルが回ってきた。 議論のベース/基準となるものを揃えることができた 規範をもとにすることで、取捨選択をしやすくなった。 「頭出しですが~」から始まるラフな会話が増えた。 顧客目線にはまだまだ遠い。より踏み込んでいく。