Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ECSの仕組み解説~ECSをチャーハンセットに例えてみた~ #devio2023
Search
こーへい
July 28, 2023
Education
0
4k
ECSの仕組み解説~ECSをチャーハンセットに例えてみた~ #devio2023
こーへい
July 28, 2023
Tweet
Share
More Decks by こーへい
See All by こーへい
チームビルディング「脅威モデリング」ワークショップ
koheiyoshikawa
0
600
BLEAでAWSアカウントのセキュリティレベルを向上させよう
koheiyoshikawa
0
630
コンテナセキュリティ入門ウェビナー ~ECS on Fargate構成に必要なセキュリティ対策を知ろう~
koheiyoshikawa
0
2k
〜AWS初心者向け〜 ベストプラクティスから学ぶ 「AWSセキュリティの高め方」
koheiyoshikawa
1
2.2k
AWSアカウントセキュリティ(セキュアアカウント) 入門セミナー ~面倒な設定はクラスメソッドにお任せ!~
koheiyoshikawa
0
5k
Other Decks in Education
See All in Education
Introdución ás redes
irocho
0
480
20250910_エンジニアの成長は自覚するところから_サポーターズ勉強会
ippei0923
0
330
吉岡研究室紹介(2025年度)
kentaroy47
0
640
SISTEMA DE MEMORIA Y SU IMPACTO EN LAS DECISIONES.
jvpcubias
0
190
Web Architectures - Lecture 2 - Web Technologies (1019888BNR)
signer
PRO
0
3.2k
Google Gemini (Gem) の育成方法
mickey_kubo
2
440
Library Prefects 2025-2026
cbtlibrary
0
130
焦りと不安を、技術力に変える方法 - 新卒iOSエンジニアの失敗談と成長のフレームワーク
hypebeans
1
490
IKIGAI World Fes:program
tsutsumi
1
2.6k
Editor First: Customizing TYPO3 for a Cleaner Workflow
ulli
0
110
Introduction - Lecture 1 - Human-Computer Interaction (1023841ANR)
signer
PRO
0
2.6k
相互コミュニケーションの難しさ
masakiokuda
0
310
Featured
See All Featured
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
60
9.6k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
73
4.9k
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.3k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
24
3.8k
Building an army of robots
kneath
306
46k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
24
1.6k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
72
12k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
76
5.1k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.9k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
359
30k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.3k
Bash Introduction
62gerente
615
210k
Transcript
ECSを チャーハンセットに例えてみた 2023/7/26 AWS事業本部 吉川 晃平
自己紹介 2 吉川 晃平(よしかわ こうへい) クラスメソッド株式会社 AWS事業本部 コンサルティング部 好きなサービス:ECS アナロジー思考を用いた概念理解が好きです
01 本セッションの目的
本セッションの目的 対象:ECSをハンズオン等で軽く触ったことあるけど、理解が ふわっとしている方 手段:ECSをチャーハンセットで例えることにより 目的:皆さんとECSの距離感をもっと縮める 4
本セッションの目的 つまり? 5
僕は皆さんに 「ECSはチャーハンセットである」 と言い続けます 6
ECSは謎の単語がいっぱい、、、 ECS? 7 クラスター? サービス? タスク? タスク定義? Codeシリーズ? ECR?
安心してください ECSを世界一分かりやすく説明します 8
そもそも分かりやすい説明とは 9 アナロジー思考(類推)というものがある 今まで自分が経験した事柄の要素を抽出し、新しく学ぶ概念 に応用することで理解を容易にすること 簡単に言えば例え話である
逆に分かりにくい説明 10 教科書のように、初めから項目順に一から十まで詳細に説 明しても、説明される側はちんぷんかんぷんになってしまう なので今回は細かい説明を省いた上で、図と例え話を組み 合わせて分かりやすいECSの説明をします つまり、、、
僕は皆さんに 「ECSはチャーハンセットである」 と言い続けます 11
キーワード ECS(タスク、タスク定義、サービス、クラスター) ECR Codeシリーズ 12
キーワード ECS(タスク、タスク定義、サービス、クラスター) ECR Codeシリーズ 13
ECS周辺図 14
None
魔法の言葉 「ECSはチャーハンセットである」 16
ECS用語表 17
チャーハンセット周辺図 18
キーワード ECS(タスク、タスク定義、サービス、クラスター) ECR Codeシリーズ 19
ECR周辺図 20
None
魔法の言葉 「ECRは冷凍庫である」 22
ECR用語表 今回の例えでは町の中華料理屋をイメージしているので、 ないと思いますがチャーハンは冷凍チャーハンから作って いる前提で進めさせてくださいw 23
冷凍庫周辺図 24
キーワード ECS(タスク、タスク定義、サービス、クラスター) ECR Codeシリーズ 25
Codeシリーズ周辺図 26
None
魔法の言葉 「Codeシリーズはそのままでよかった」 28
Codeシリーズ用語表 29
あんかけチャーハンセットに変えてみよう 30
Codeシリーズ Codeシリーズがないと何が不便なの? 31
Codeシリーズの便利さ 「ソースコードの修正」 「Dockerイメージの作成」 「DockerイメージをECRにプッシュ」 「タスク定義の更新」 「更新したタスク定義を使用するようにサービスを更新」 「新しいサービスをもとにタスクを最新化する」 32
Codeシリーズの便利さ 赤字部分を全て自動で行なってくれる Codeシリーズがなければアプリリリースの「手間」「時間」 「ミス」のコストが高くなる 自動化できる箇所は自動化して楽になりたいのがエンジニ アの性ですよね 33
まとめ ECSは「チャーハンセット」である ECSはなかなか取っ付き辛いですが、個人的にはタスク定 義とサービスを理解できるとECS全体の理解が一気に進む 印象 ECSはすごく面白いサービスなので、本セッション視聴後に もう一度ハンズオンなどで触ってみることをおすすめ 34