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2018/3/8 Prott User Meetup Vol.25
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kosuke-uetake
March 08, 2018
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2018/3/8 Prott User Meetup Vol.25
kosuke-uetake
March 08, 2018
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Transcript
新規ビジネスにおける プロトタイピングと実践 ナビタイムジャパン 植竹
自己紹介 • 1986年生 • 大学では「民俗学」を研究 • 新卒でナビタイムジャパン入社 • サーバーエンジニア →
マネージャ ◦ 乗換NAVITIMEやNAVITIMEを主に見ていました ◦ リニューアルなども含め、 4アプリほど立ち上げ ※着せ替え搭載なども企画
会社の紹介 株式会社ナビタイムジャパン(設立:2000年) 「経路探索エンジンの技術で世界の産業に奉仕する」 を経営理念に、BtoC/BtoB問わず様々なサービスを展開しています。 ※当社サービス全体の月間ユニークユーザ数合計( 2017年12月末時点)
サービスの紹介 「毎日楽しく歩けて、気がついたら健康になる」 をテーマにしたアプリです ・毎日の振り返り通知 ・今までの歩いた全記録情報 ・もっと歩きたくなるコース紹介 などで、あなたの歩きをちょっと改善し、 楽しい習慣にするお手伝いを致します。 ウォーキングNAVITIME-ALKOO-
サービスの紹介 ウォーキングポイント 移動記録 知る → 楽しむ → もっと歩く というステップが踏める機能を用意 コース情報
そもそもの起こり 「限られた時間を有意義に」というビジョンに対して もっと他に出来ることはないかを考える中で、 「歩き」にフォーカスして検討を進めていた。 2014年、iOSに「ヘルスケア」が追加されるなど、 世の中で「ヘルスケア/fitness」の波が大きくなる・・・。
健康寿命が伸びれば、有意義に使える時間も増える! 9.02年 12.4年 ※平均寿命(平成25年)は厚生労働省、平成 25年簡易生命表の概況より ※健康寿命(平成25年)は健康日本21(第二次)現状値の年次推移、別表第一より
歩くことで、 健康寿命を伸ばす ことができないか・・・
新ビジネス!! いままで「ヘルスケア」というものを作った事がなく、 知識/ノウハウが無い・・・ 「歩く」と一言で言っても、色々バリエーションはある ・ウォーキング ・お散歩 ・ハイキング ・単なる移動手段 ・ ・
・
何が正解なんだろう??
こういう時はプロトタイピング
※開発体制 プロジェクト マネージャー 開発メンバー デザイナー
以前のすすめかた コンセプトなど洗い出し デザイナーが素案作成 印刷などして、みんなで確認 画像を見ながら開発 完成!!
問題だらけ・・・ 印刷の手間 PJ外の人に 見てもらうには? 実際の操作感が 分かりづらい 開発時に デザインとズレる 不明点や修正点 の共有/管理が手間
後から 振り返りづらい 「デザイン待ち」 が起きやすい
None
大きな問題がクリアに 1. 誰でも簡単にプロトタイプを作成/確認可能 2. いつでも実際の端末で、確認/テスト可能 3. 結果をコメントで指摘/修正を管理共有できる
うちも少しずつ進化しています
プロトタイプテストの難しさ ・どれぐらいやるべきか ・誰に対してやるべきか ・何をもって成果/ゴールとすべきか プロトタイプテストは明確にやらないとただのコスト
prottで解決できるもの ・実際の触り心地 -動きや画面の流れは自然か -端末上で見た時に、どのボタンの意味や存在が分かるか? ・イメージの共有 -PJ内はもちろん、PJ外のメンバーとも -正しい認識を持ち、余分なコストを払わずに済む
prottで解決できないもの ・それが本当に売れるのか? ・どれ位売れるのか? ?
プロダクトは試せるけど、ビジネスは試せない ・プロトタイピングにビジネスの責任を負わせてはいけない -ビジネスは、ビジネスの市場で検証すべき -究極、世の中に出してみないとわからない ・出来ることは、試すに値するだけのものを作ること -打率を上げることは可能 -仮説をしっかり検証するための設計を行うのが大事
今の所の正解(?) 「毎日楽しく歩けて、気がついたら健康になる」 をテーマにしたアプリです ・毎日の振り返り通知 ・今までの歩いた全記録情報 ・もっと歩きたくなるコース紹介 などで、あなたの歩きをちょっと改善し、 楽しい習慣にするお手伝いを致します。 ウォーキングNAVITIME-ALKOO-
大事なのは、スピードを出すこと • コストの削減 ◦ 時間がかかることは、間違いなくコスト • 数撃ちゃ当たる ◦ より当たるように、外れたことも学びに出来る設計に ◦
数撃てるように考えて動く • 何度でもやり続ける ◦ 試行錯誤こそ、プロトタイピング
ご静聴、ありがとうございました