皆さんは声優さんになりたいと思ったことはありませんか?例えば、自分が声を当てたキャラクターがゲームで活躍する妄想をすると、ワクワクしてこないでしょうか。しかし、アフレコの実力や膨大な文章の収録などの技術面・コスト面の障壁があり、素人がキャラクターに声を当てるのは簡単ではありません。
本トークでは、誰でも自分の声のキャラクターをアプリに登場させる手段として、iOS 17にて追加されたアクセシビリティ機能「パーソナルボイス」を使用し、ユーザの声で自由に語句を発話させる方法について説明します。また、「誰でもゲームアプリ声優になれるアプリ」のデモを通じて、パーソナルボイスの実際の活用例をご紹介します。
具体的には次のトピックについて話します:
- AVSpeechSynthesizerを使用して学習したパーソナルボイスで発話させる方法
- AVSpeechSynthesisVoiceで定義された他の音声合成機能との共存方法
- パーソナルボイスを活用したゲームアプリの実例
- パーソナルボイス導入における課題
このトークを通じて、iOSの「パーソナルボイス」の導入および利活用方法と、ゲームキャラクターに命を吹き込む新しい方法を理解していただけます。「パーソナルボイス」があなたのアプリに「自分の声での発話」という新しい価値をもたらし、多くのユーザの夢を叶える一助となれば幸いです。
デモ動画はこちら: https://x.com/kuromelon257/status/1827001882797318431
iOSDC Japan 2024: https://fortee.jp/iosdc-japan-2024/proposal/753db2ce-ca26-4bc8-868d-705e0d771705