SaaS事業部のメインプロダクトであるLayerX インボイスと、SaaS事業部の紹介資料です。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.1LayerXインボイス事業紹介
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Confidential | © 2021 LayerX Inc.2LayerXインボイスとは企業A 企業B売り手・受注者 買い手・発注者請求書を発行請求書を受け取り会計・支払処理受け取った請求書の処理を効率化するサービスです
Confidential | © 2021 LayerX Inc.3会社概要すべての経済活動を、デジタル化する。※ 一部抜粋会社名代表取締役創業従業員数資本金事業概要関連会社お取り組み実績株式会社LayerX(レイヤーエックス)福島 良典、松本 勇気2018年 8月1日52名31億円 (資本準備金含)SaaS事業・Fintech事業・Privacy Tech事業三井物産デジタル・アセットマネジメント(三井物産、LayerX、三井住友信託銀行、SMBC日興証券、JA三井リースによる合弁会社)ミッション
© 2021 LayerX Inc.4SaaS事業 / ミッション企業活動を支えるコーポレート業務は、ミスができない難しい業務。そんな業務に「楽しい!」と言ってもらえるくらいの体験を届ける。UXへの圧倒的こだわりと、深い顧客理解で業務プロセスを滑らかにし、 toCサービスの体験をtoBにもこれらの体験を組織的なオペレーションであらゆる企業に届ける。LayerXの提供する体験が、 toBの世界で当たり前と言われる水準になるように。圧倒的に使いやすいプロダクトを届け、ワクワクする働き方を。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.5経営チーム代表取締役 CTO 松本勇気 取締役 DX事業管掌 榎本 悠介 取締役 手嶋 浩己取締役CFO渡瀬 浩行Gunosy CTO(上場)・CTO協会理事ユナイテッド創業・上場メルカリ初期投資・取締役Aiming創業・上場 DeNA・Gunosyで新規事業立ち上げ /エンジニア代表取締役 CEO 福島良典Gunosy創業・上場(元) エンジニア エンジニア エンジニア上場企業創業・経営 上場企業創業・経営上場企業創業・経営上場企業創業・経営上場企業の創業経験者たちで固める経験豊富なチーム。経営陣のエンジニア比率が過半数● 上場企業の創業経験・経営経験で固める経験豊富なチーム● 取締役の過半数(60%)がエンジニアバックグラウンドを持つテクノロジーカンパニー● CTOが代表権を持つことで、「技術を軸とした」意思決定も迅速に行える体制
Confidential | © 2021 LayerX Inc.6アジェンダ- マーケット- プロダクト- カスタマーサクセスにこだわる- 成長戦略- 組織・採用計画- 開発文化- 今後の課題- FAQ- Appendix- ビジネスモデル
Confidential | © 2021 LayerX Inc.7マーケット
Confidential | © 2021 LayerX Inc.8LayerXが目指すところ● 日本のB2B取引の市場は1000兆円超の巨大マーケット● 日本のB2B取引のデジタル化率 は1%以下で100年以上本質的にやり方が変わっていない● 決済システムというほどかっこいいものはなく多くは紙・アナログで回っている100年以上変わっていない1000兆円マーケットを変革する!
Confidential | © 2021 LayerX Inc.9年間1000兆円以上を扱うのBtoB取引という魅力的なマーケット膨大なTAM 法改正/市場の追い風 魅力的な隣接市場● アナログ業務により年間5億時間の損失(1.1兆円)● 類似領域で米国で大きく成長するSaaSが複数存在● BtoB取引は1000兆円が動く巨大マーケット● 電子帳簿保存法の改正● インボイス制度の開始● covid-19に端を発する電子化・デジタル化推進● 「稟議、B2B決済、経費精算、支出管理、ファイナンス」等魅力的な隣接市場● 米国の類似領域でも請求書受取を制した会社が隣接市場に展開● B2B取引市場におけるセンターピンに
Confidential | © 2021 LayerX Inc.10請求書、完全デジタル化へ 仕様統一で政府・50社協議 2020/7/29 日本経済新聞① 膨大なTAM紙の請求書やめれば1.1兆円が浮く、経理の悲鳴は届くか 2020/9/30 日経ビジネス請求書受取業務がアナログなことで年間 1.1兆円の無駄なコストが生じている。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.11② 法改正/市場の追い風 ~電子帳簿保存法改正・インボイス制度電子帳簿保存法緩和(2022年)インボイス制度(2023年)法規制の変化 外部環境の変化 技術の変化Covid-19による紙・ハンコレス推進働き方改革など業務効率化圧力AI技術の向上(精度向上)クラウドの普及紙の廃止・デジタル化を法的に後押しデジタル化機運の高まり サービスが運用レベルに請求書受取/B2B取引のデジタル化の加速を法制度、社会環境、技術環境すべて後押し
Confidential | © 2021 LayerX Inc.12③ 魅力的な隣接市場 ~LayerXが狙う「B2B取引マーケット」B2B取引のデジタル化請求書受取稟議電子証憑保存帳票拡大(見積・納品・注文・検収 etc)B2B決済マネジメント監査レスファイナンス支出・予算管理法人カード経費精算契約管理取引先管理銀行APIB2B取引マーケットのセンターピンである「請求書受取」から始まり、 B2B取引市場全体に拡大企業間決済ネットワーク請求レス
Confidential | © 2021 LayerX Inc.13プロダクト
Confidential | © 2021 LayerX Inc.14「手入力ゼロ」で請求書処理が終わるコンセプト
Confidential | © 2021 LayerX Inc.15プロダクトAI OCRによる自動読取仕訳の自動入力補完・振込データ自動生成会計システムとシームレスに連携AI OCRによる稟議の自動下書・申請補助購買申請との紐付けで予算管理Slack連携でSlackで承認が完結アナログ業務が多いバックオフィス、 B2B取引のデジタル化を目指し、請求書受取とワークフローの SaaSを提供。単なる電子化にとどまらず、複雑な業務の効率化・自動化を支援
Confidential | © 2021 LayerX Inc.16なぜ「インボイス」と「ワークフロー」を提供するのか請求書受取業務は「経理」だけでなく「会社全体」が関わる問題であり、全体の効率化が必要申請者(現場部門) 経理部門購買申請・支払依頼催促・差し戻し・承認確認● 入力がめんどくさい● 稟議の上げ忘れ、請求書の出し忘れ● 承認し忘れていた● 請求書の催促や稟議の差し戻し● 請求書と稟議の突き合わせ(承認確認)● 請求書処理のアナログ業務が大変
Confidential | © 2021 LayerX Inc.17請求書の電子化ではなく、業務のデジタル化が必要紙とハンコ電子化受取 データ化 申請 承認 回収 仕訳 支払 消込 保管紙で受取 手入力 手入力 紙で回覧 紙を回収 手入力 手入力 手入力 紙で保管デジタル受取 クラウド保管請求書処理のプロセス請求書をPDF化(電子化)しても改善されない。紙でやっていたことが PCの画面に変わっただけ電子化(ペーパーレス)だけでは非効率の大半は改善されない手入力 手入力 画面閲覧 PDFを催促 手入力 手入力 手入力
Confidential | © 2021 LayerX Inc.18請求書の電子化ではなく、業務のデジタル化が必要紙とハンコデジタル化受取 データ化 申請 承認 回収 仕訳 支払 消込 保管紙で受取 手入力 手入力 紙で回覧 紙を回収 手入力 手入力 手入力 紙で保管デジタル受取 AI OCRAIが入力補完AIが入力補完AIが入力補完AIが入力補完クラウド保管データ連携スマホSlack請求書処理のプロセス間のアナログ業務をデジタル化することが、業務改善に最も重要ペインの大半はこの部分。「手入力をなくす」デジタル化が必要
Confidential | © 2021 LayerX Inc.19業務工数の大変はアナログ業務によって発生している紙業務での工数一般的な工数 電子化後の工数 デジタル化後の工数アナログ業務での工数(手入力・転記・突合)確認業務での工数アナログ業務での工数(手入力・転記・突合)確認業務での工数 確認業務での工数実工数でも最も負担なのは「手入力・転記・突合」などのアナログ業務。ここを解決するアナログ業務での工数 ゼロを目指す30分/枚27分/枚10分/枚※ 各工数は、弊社で FTE計測を実施した数値であり、個社によって上下する可能性があります
Confidential | © 2021 LayerX Inc.20【プロダクト提供価値】 LayerX インボイス導入前✓ 請求書を見ながらシステムに手入力が多い。入力ミスも多い。✓ 前月の仕訳を確認しながら、仕訳を切っていて大変。手入力・ミス回収漏れ✓ 現場が請求書を上げ忘れる。取引先が請求書を送ってこない。✓ 請求書の抜け漏れチェックが大変。稟議・統制✓ 現場が上げる支払依頼が遅い。申請が間違っている。✓ 支払っていい請求書かわからない。請求書と稟議が紐付いていない。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.21【プロダクト提供価値】 LayerX インボイス導入後手入力・ミス回収漏れ稟議・統制✓ AI-OCRで請求書情報を自動入力✓ 仕訳の自動入力補完・振込データ自動作成✓ 回収状況レポートで回収漏れを確認✓ 回収催促機能で、請求書を URLで回収可能✓ 稟議をOCRで自動入力。現場でミスや負担削減✓ 請求書と稟議の紐付けでかんたん確認
Confidential | © 2021 LayerX Inc.22【プロダクト提供価値】 LayerX ワークフロー導入前✓ 申請時の入力作業が大変✓ 請求書の回収作業、その後の支払申請が後回しになりがち申請者承認者/管理部門✓業務が忙しく、承認時間を確保しずらい✓承認/却下の判断のため、稟議情報を遡るのが大変経理部門✓ 取引先から請求書がこない、現場で請求書が止まっていて、支払いが遅れる✓ 支払っていい請求書かわからない、請求書と稟議データが分断されている
Confidential | © 2021 LayerX Inc.23【プロダクト提供価値】 LayerX ワークフロー導入後申請者承認者/管理部門経理部門✓ AI-OCRで申請内容を自動入力✓ 請求書回収機能で回収ラクラク、支払申請も自動作成✓ Slackから承認 / 却下可能、稟議システムへアクセス不要✓ 予算超過・期日超過情報を自動アラート、即時に判断が可能✓ 請求書が届いていない稟議を可視化、現場への催促が簡単に✓ 請求書と稟議データの紐付けでかんたん確認
Confidential | © 2021 LayerX Inc.24トラクション(事業の立ち上がり速度 )導入企業数 月次処理請求書数, GMV年初から30倍超 年初から約40倍● 導入企業数は年初から30倍超に成長。月次処理の請求書枚数, GMVは約40倍に成長● 過去のユニコーンSaaS企業の初年度を上回るMRR速度で成長
Confidential | © 2021 LayerX Inc.25カスタマーサクセスにこだわる
Confidential | © 2021 LayerX Inc.26カスタマーサクセスに徹底的にこだわる契約したが、利用していない状態は最悪。業務フローにのり、効果が出ることに徹底的にこだわる● カスタマーサクセスは職種ではなく、チーム全員で取り組むべき概念 / 達成すべき状態● 定量・定性の両面から、モニタリングし、お客様の成功に向き合う業務フローにのり、お客様が想定していた課題に対して、想定通りの工数削減効果がでている契約したものの業務に合わず使ってない。結局 Excelや手作業等、従来の方法でカバーしている業務はこなせるようになったが、使いづらい体験が残っている使っていてワクワクする、思わず知人におすすめしたくなる
Confidential | © 2021 LayerX Inc.27徹底した顧客中心のプロダクト改善サイクルマーケティングインサイドセールスフィールドセールストライアル導入いわゆるCS業務プロダクト企画設計開発品質保証/テストトライアルサクセス・トライアルサポート・情報パイプライン整備クオリティサクセス・インボイス・ワークフローオペレーションサクセス・顧客担当・カスタマーサポート・エンプラ有償コンサル系カスタマーサクセスエンジニア ・テックタッチ実装 ・データ基盤構築 /分析 ・バグ調査 /対応プロダクトサクセス・プロダクトフィードバックループ・UI/UX改善・テックタッチ埋め込み企画マーケサクセス・専属は不要 ・主担当とマーケが分担あらゆる業務で、カスタマーの成功にフォーカスした改善サイクル
Confidential | © 2021 LayerX Inc.28トライアルで触ってくれているか業務フローにのったか請求書が継続的に処理されているか手入力・処理時間が減ったか拡張機能が利用されているか【定量】プロダクトKPI契約後KPI請求書処理KPIオンボード完了(※)率 月次請求書処理枚数月次請求書処理率(※)月次請求書GMV契約前KPI(トライアル時)請求書処理枚数ログイン頻度オンボード後KPI手入力ゼロKPI 利用率KPIOCR精度入力補助に対する修正率回収機能利用率WF申請回数源泉税設定利用率契約前からKPIを設定。理想のユーザー状態を定義し、定量的にモニタリング※ オンボード = 業務フローにのった※ 完了= 3ヶ月連続で業務フローにのった※ 処理請求書枚数 / 受取請求書枚数etc
Confidential | © 2021 LayerX Inc.29【定量&定性】モニタリング & ヒアリングエンジニア職・ビジネス職を問わず、自律的に分析・モニタリング。異常があれば課題ヒアリングSQLは口ほどにものを言うー Redashによるクエリ共有、監視、データ連携によるチーム効率化ーエンジニア、ビジネス問わず 、全員がRedashで自律的にクエリを書き分析します。KPIの異常を見つけたら、 すぐにお客様のフォローアップし、課題のヒアリング をします。(異常発見の例)トライアル中なのにサービスを触っていない月初なのに請求書が上がっていない新しいタイプの請求書が増えて OCR精度が落ちている etc
Confidential | © 2021 LayerX Inc.30【定性】お客様のリアルな声を聞き、プロダクトを改善する商談や月次フィードバックは動画 (※要許諾) でチームに共有。エンジニアが同席するケースも議事録+動画(※要許諾)● 実際の商談● トライアルやオンボードの様子● 月次フィードバックKPIのモニタリングや、議事録を通じた伝聞だけでは、真の要望や満足度はつかめません。過去の商談・フィードバック面談の動画にはチーム全員がアクセスできます。エンジニアと営業、エンジニアとカスタマーサクセスが連動し、時にはミーティングに同席します。 真に満足度の高いUXになっているか?どこが課題か?を定性的な面でも把握していきます。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.31解約率と幽霊契約解約ゼロ・幽霊契約ゼロで確かな価値提供・高い満足度を実感解約ゼロ 幽霊契約(※)ゼロ※幽霊契約 = 契約はしているものの、請求書を全くアップしていない状態。「上司が言われて導入したけど使ってないんだよね」「営業が言ってることと実態が全然違って業務に乗らなかったんだよね」みたいな状態を指す
Confidential | © 2021 LayerX Inc.32【導入ユーザーの声】 導入事例 - 株式会社プレイド 様事業成長に伴う請求書処理の課題は LayerX インボイスで解決。工数削減・ミス防止の効果を実感!導入前の課題 選定理由 導入効果「課題は、目視で手入力することにより、作業工数や金額の入力ミスが発生していたことでした。」「継続して発生する請求書の未達確認でも既存フローは不安定で、担当者の請求書のアップし忘れも発生していました。」「 事業規模が大きくなり、請求書の数が増えていくと、作業がまずまず属人化していくことも課題でした。」「トライアルを通じて課題感を解決できそうなイメージも持てたという点が一番大きかったです。」「OCRの精度がかなり高く、 アップロードした請求書がすべて正確に読み取れていたので、その精度の高さも決め手になりました。」「使い方がすごく直感的でシンプルな UIだったことも印象的でした。 経理は必ずしも ITに強いわけではない のですが、LayerXインボイスは サクサク動きますし、操作性もよく、わかりやすい UIだったので運用にものせやすかったことが最後の決め手になりました。」「導入時の初期設定やマスタデータの登録など、細かく手厚いサポート いただき、滞りなくすすめることができました。」「実際に、手入力がすごい減っていますし、勘定科目の継続性の観点からアシスタントが会計ソフトを開いて、過去に切った仕訳を遡る作業に結構時間を割いていました。導入後、それが全くなくなり とても嬉しく思っています。」「LayerX インボイスを導入することで、経理周辺の業務の改善を実感できています。実際 導入してすごい良かったなと思っています。」
Confidential | © 2021 LayerX Inc.33【導入ユーザーの声】 定期ユーザーアンケート & NPS調査AI-OCRの読み取り精度仕訳・支払データの作成カスタマーサポート4.36/54.43/54.43/5満足度評価項目管理業務に携わる知人へ「強くおすすめ」したいと答えた人が 64% (※満点の人のみカウント)機能別では「AI-OCR」「仕訳・支払いデータ」「カスタマーサポート」が特に高く評価
Confidential | © 2021 LayerX Inc.34【導入ユーザーの声】 SNSでの反応
Confidential | © 2021 LayerX Inc.35成長戦略
Confidential | © 2021 LayerX Inc.36請求受取業務のマーケットは大きいのか ?LayerXインボイスのTAM(到達可能な最大の市場規模)LayerXワークフローのTAM日本の全企業の請求書枚数LayerXの請求書単価日本の全企業の従業員数LayerXのID単価(約4800万人) (3600円/年)約1700億円(200円/枚)(15億枚/年)約3000億円約4700億円請求書を処理していない会社は存在せず、膨大な市場機会が存在※ それぞれの数値は弊社独自推計の数値になります
Confidential | © 2021 LayerX Inc.37【成長戦略①】顧客層・対応業種を広げるMid-Market(約2100億円)Enterprise(約2000億円)SMB(約600億円)現在の注力領域現在の主要ターゲットは Mid-Market。今後はEnterprise向け、SMB向けにも領域を拡大● 明細・按分機能● ワークフローの高度化● セキュリティ対応● 統制機能● ERP対応● 営業体制構築● リード拡充● etc ● セルフサーブ向けコンテンツ● カード決済● 税理士・会計士・ BPO向けの機能● サポート体制の拡充● etc機能の高度化セルフサーブ化※ それぞれの数値は弊社独自推計の数値になります
Confidential | © 2021 LayerX Inc.38【成長戦略②】請求書受取を入口に B2B取引のデジタル化に関する隣接領域に拡大請求書受取を入口に「 B2B取引のデジタル化」をすべく隣接領域へ展開B2B取引請求受取経費精算稟議証憑保存B2B決済経営管理…契約管理請求書受取を入口に、 B2B取引に関わる業務全体のデジタル化を目指します。こういった機能がほしいというお客様の要望も頂いてますし、我々でこういった機能を作りたいよねというものが多数ありますそういった隣接領域に対して今後、 積極的にプロダクト展開ないしは提携していくことで、提供価値を増大さていきます。取引先管理ファイナンス
Confidential | © 2021 LayerX Inc.39【成長戦略・中長期】 ”お金や価値”に関わる産業領域で領域拡張「お金や価値」に関わる産業領域のデジタル化を各々の領域にあったビジネスモデルで参入異なる型の複数事業を展開することで、単なるSaaS型、トランザクション型にとらわれない事業ケイパビリティを得るB2B取引アセットマネジメントPrivacy DataManagementSaaS型 トランザクション型領域拡張産業領域模索中B2B決済・ファイナンスアセマネ向けSaaSSaaS型から登るトランザクション型から登るSaaS事業Fintech事業
Confidential | © 2021 LayerX Inc.40組織・採用計画
Confidential | © 2021 LayerX Inc.41メンバー比率エンジニア比率が半数。直近ビジネス職の採用も急拡大しています
Confidential | © 2021 LayerX Inc.42メンバーのバックグラウンドエンジニアデザイナービジネスどんな人が多い? 出身企業(※一部抜粋)● 事業やプロダクトを作るのが好き● toCのプロダクトを最前線で作ってきた● フルスタック● ビジネスだけでなく、エンジニアと連動してプロダクトも磨いていきたい● 有力SaaS企業でのビズ経験● 未経験からでもトップセールスにコーポレート● ビジネスを伸ばすための仕組みを助けたい。効率化・自動化大好き● SaaSをフル活用し少数精鋭
Confidential | © 2021 LayerX Inc.43採用計画今後3-5年で300-500名規模の組織に21名現在SaaS事業3~5年10x-25x超の人員増加300名500名ARR 従業員数1億 20名10億 100名50億 300名100億 500名SaaSのARRと従業員数
Confidential | © 2021 LayerX Inc.44【未来の組織図】開発チーム領域深堀・隣接領域拡大につき、リーダークラスのポジションが今後も増加しますDevインボイスワークフローOCR フロント/デザインQANewProductNewProductNewProductNewProduct…プロダクト増加とともに拡張機能深堀りとともに増加現在のチーム(3~5人/チーム)…Ops
Confidential | © 2021 LayerX Inc.45【未来の組織図】 セールスチーム専門化と適切な階層化 (※)を進めることでリーダークラスのポジションが増加しますBizセールス マーケインサイドセールスフィールドセールスカスタマーサクセスNew New New NewNew NewBiz専門化適切な階層化(5-7人/チーム)New New…………※ 1マネージャーに対して5-7人のチームを上限とし、階層化していきます現状は横断的に仕事
Confidential | © 2021 LayerX Inc.46開発文化
Confidential | © 2021 LayerX Inc.47LayerXの開発文化「爆速開発」高速な顧客課題・事業の検証と組織的学習
Confidential | © 2021 LayerX Inc.48爆速を生む開発スタイル基本は王道のスクラム開発 (2週間1スプリント) + 爆速開発のための工夫を実施「自律的で、背中を預けあう並列開発」「デモ駆動開発」「使われないものを作らない」● 各々がユーザーストーリーの責任者。1人1人がフロントもサーバーも一気通貫で開発し、仕様も主導して決めていく。● デザインプロセスなし。デザイナーがコードをいじって直で調整。● 徹底的な透明性が、自律的な動きを可能にする● 動くモノが正義、動くモノがあってはじめて議論できる。毎週のプロダクトデモが、動くモノをつくるための良い緊張感を生み、チームを鼓舞する。● まずは紙芝居や簡単な機能から初め、顧客の声を聞く● エンジニアが業務ドメインと業務フローを貪欲に理解。商談やCS現場で生の声を拾っていく。● 施策の優先度決めにエンジニアが多く参加することで、開発コストが自然と加味される。● 個別のお客様の声にこたえるのではなく、抽象化・一般化した仕様にし、負債にしない。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.49技術スタック
Confidential | © 2021 LayerX Inc.50技術面でのこだわり爆速開発 ≠ 雑。こだわるポイントとやりすぎないポイントに強弱を「アーキテクチャはシンプルに。 PMFが見えたら作り込む」「スケールと開発速度の両立のため、設計には初期からこだわる、一方やりすぎない部分も決める」「資産化」● PMF以前はつくりこまず、シンプルに。● マネージドサービスの徹底活用。コアとノンコアの意識。● サービス特性上、セキュリティは初期段階から手を抜かずにきっちり設計・実装● 「スキーマ駆動開発」。DBとAPIスキーマをベースにコード生成し、実装の土台として開発スピードを底上げ。● チームの拡大をみすえた適切なコンポーネント分割(とはいえ分割しすぎない)● インフラ、フロントパーツ、各種コードは徹底的に資産化して、次の開発のレバレッジを効かせる→ 「LayerX ワークフロー」は資産を活かし、2ヶ月でリリース
Confidential | © 2021 LayerX Inc.51エンジニアの気質お客様にとって価値を届け続けることにこだわる気質「事業をつくる」「お客様の声に応える」「新領域にチャレンジ」「ファクトベースで議論」● 業務ドメインと業務フローを貪欲に理解● 商談やCS現場で生の声を拾っていく。● Marketing, Sales, CS, すべてのプロセスを含めて1つの「プロダクト」。ビジネス職と垣根をつくらず議論に参加。● カスタマーの声にいのいちに反応。● 「slackにお客様からの問い合わせ通知が飛んでくると、エンジニアのメンバーが最初に見ていることが多い」● OCR開発未経験でも、価値提供のために必要なら飛び込み、学習する。● デザイナーが積極的にコーディング。● 積極的にデータをみて、ファクトベースで議論する。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.52情報の透明性へのこだわりアウトプット = スキル × 情報のアクセス性 × 組織リソースのアクセス性● メンバーは、組織の方向性と十分な情報があれば階層に関わらず正しく意思決定ができる● 情報のアクセス性・組織リソースのアクセス性がないと間違った意思決定をしてしまう● 情報を徹底的に透明にすることで、各人が自律的に意思決定しつつ、組織全体としても正しい方向に向かえるSlackのPublic比率は97%● 経営会議の議事録はフルオープン● 商談・フィードバック動画も全部アクセス可能● 各チームがオンボード資料を作成● 両代表が入社時オンボードにコミット(取組例)
Confidential | © 2021 LayerX Inc.53詳しい内容はエンジニアブログで発信しています開発爆速化を支える経営会議や週次定例の方法論 〜LayerXの透明性への取り組みについて〜透明性担保に関する記事開発の設計・開発組織の仕組みに関する記事LayerX インボイスの技術スタック〜分野横断で開発するためのSchema Driven Development〜技術的意思決定に関する記事SQLは口ほどにものを言うーRedashによるクエリ共有、監視、データ連携によるチーム効率化ーデザイナーからみた爆速開発GraphQLでバックエンドのコードをすっきりさせた話LayerX インボイスにおける請求書AI-OCRの概要LayerX インボイスのメール受信の仕組み
Confidential | © 2021 LayerX Inc.54今後の課題
Confidential | © 2021 LayerX Inc.55今後の課題1. 「顧客層拡大」のためのプロダクト開発2. 「隣接領域」へのプロダクト展開3. 「リード」(※)の継続的拡大4. 組織の「スケール」化。各組織のOps(※)・イネーブルメント(※)の強化LayerXは全然完成されておらず、課題だらけの会社です※ リード = マーケティングで獲得する見込み顧客のこと※ Ops = プロセスの効率的・効果的に行うためにプロセスやテクノロジー基盤を整備すること※ イネーブルメント = 成果起点の人材育成。成功パターンのナレッジシェアとパターン化で組織の誰もがそのパターンを再現できるようになること
Confidential | © 2021 LayerX Inc.56プロダクトマーケットフィットへの永遠の旅。拡大・展開の度に新しい課題が増加顧客層拡大隣接領域展開リード組織スケールプロダクトの発明 マーケティングの発明 Ops・イネーブルメントの発明● Sales Ops● CS Ops● 採用(HR Ops)● Corp Ops「顧客層拡大・隣接領域への展開 → 新たな成功パターンの確立」 → … の繰り返し● この業種の業務には合わない● このサイズの企業だとさらなる機能が必要● 隣接領域の含めてまるっと導入を検討していて、いまのラインナップだと導入できない新しい成功パターンの確立次のマーケットフィットへ
Confidential | © 2021 LayerX Inc.57FAQ
Confidential | © 2021 LayerX Inc.58Q: サービスの裏側はブロックチェーンなのでしょうか ?LayerXはブロックチェーンに詳しくないと入れないのでしょうか?A: 全く使っていません。詳しくなくても大丈夫です!LayerXはブロックチェーンの会社じゃありません、という話|福島良典 | LayerX|note
Confidential | © 2021 LayerX Inc.59Q: どんな人を採用していきたいですか ?A: カルチャーフィットを最重要視しています。弊社はミッションとして「すべての経済活動をデジタル化する」、行動指針として「Be Animal」「Bet Technology」「Fact Base」「Trustful Team」「徳」の5つを掲げています。弊社が一緒に働きたい人は、このミッションに共感して頂いており、“不確実性を楽しみ (Be Animal)”、“技術が変える世界にワクワクし (Bet Technology)”、“データやファクトに基づく意思決定をベースとし (Fact Base)”、“チームを信頼し透明性高く働くことができ (Trustful Team)”、“社会のためになることが好き (徳)”な人です。また弊社ではD&Iポリシーを策定していて、多様な人材を求めています。急拡大に伴う様々な課題に対して、会社にとっての「未来のリスク(課題)」を一緒に解いていける仲間を積極的に採用していきたいです。(参考) LayerXがコミットする「身の丈」D&I(ダイバシティー&インクルージョン)|福島良典 | LayerX|note
Confidential | © 2021 LayerX Inc.60Q: 新卒やインターンの応募はしていますか ?A: 大募集中です。エンジニア職、ビジネス職双方募集しています。LayerXでは毎年継続的に新卒採用・インターンを募集しています。インターンから新卒に内定し、そのまま入社するパターンが一番多いです。現社員の10%以上は新卒出身であり、活躍度も非常に高いです。新卒から執行役員になったメンバーもすでに存在します。こういった高い活躍度から、LayerXは新卒採用に非常に積極的です。新卒採用、インターンともに今後拡大していきますので是非応募ください。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.61Q: 請求の領域だと会計ソフトなどの大手がやっていそうですが、どのように競争に勝っていくつもりでしょうか ?また現在はどういった理由でお客様に選ばれているのでしょうか ?A: 実は会計ソフトとは全く競合していません!むしろ会計ソフト各社と提携を進めています。弊社サービスの代替手段は会計ソフトではなく、「Excel・スプレッドシート」と「手作業」「目視確認」なのです。事実弊社のサービスは100%、何らかの会計ソフトと併用されてご利用いただいています。弊社サービスは会計ソフトにデータが入る前工程の処理を自動化しています。現在ご利用いただいているお客様は、前工程のアナログ作業に課題を感じており、そこの工数削減効果を評価頂いて弊社のサービスをご利用いただいています。(参考: 会計ソフト各社とのプレスリリース一覧)freeeアプリストアに請求書AIクラウド「LayerX INVOICE」掲載開始 | プレスリリース請求書AIクラウド「LayerX INVOICE」、「マネーフォワード クラウド会計」と連携開始請求書AIクラウド「LayerX INVOICE」、「勘定奉行クラウド」をはじめとした「勘定奉行シリーズ」と連携開始弥生会計ラインアップと請求書AIクラウド「LayerX INVOICE」連携開始
Confidential | © 2021 LayerX Inc.62Q: 請求関連のサービスは非常に沢山ある印象なのですが、どのように競争に勝っていくのでしょうか ?A: 実は多くありません!請求関連のサービスは大きく2種類に分けられ、「請求書を発行する」サービスと「請求書を受取、処理する」サービスに分けられます。弊社は後者の「請求書を受取、処理する」サービスを提供しています。SaaS比較の最大手Boxilで「請求書発行」と検索すると31件のサービスがヒットします。一方「請求書受取」で検索すると2件しかヒットしません。(2021年8月現在)どのように勝っていくかでいくと、正攻法で勝負していきます。競合が成長の阻害要因になるよりも自分たちのプロダクト改善の遅れが成長の阻害要因になると考えています。「爆速開発」でプロダクトを継続改善し、マーケティング・営業を科学的に実行することをやりきっていきます。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.63Q: 請求書受取の市場がホットだとするなら、今後新規参入のサービスの増加が予想されますが、どのように勝っていくのでしょうか ?参入障壁やMoatはどのようなものを想定しているでしょうか ?A: データと開発力が参入障壁になると考えています。「請求書のOCR」「仕訳の自動入力補助」「稟議の自動下書き」の精度向上には大量のデータが必要です。データを活かし精度向上を可能にする開発チームを構築するのも非常に難易度が高いです。弊社の経営陣は前職でこうした改善プロセスを回すデータエンジニアリングのスペシャリストで構成されており、ここが強みになります。今後新規参入するサービスは、弊社のような「データで鍛えられたサービス」と比較検討されることになります。実際の商談でも、「精度の差」を理由に弊社サービスの導入を決めて頂けるお客様が非常に多いです。こうした市場構造のため、新規参入サービスよりも弊社のサービスが選ばれる可能性が高くなります。するとデータがより多く溜まり、精度に差が出て更に弊社サービスが選ばれやすくなるといったようサイクルが回ります。これが参入障壁になっていくと考えています。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.64Q: 採用後者から見た時、 LayerXが他のSaaS企業と違う部分は何でしょうか ?SaaSの企業が非常に増えているのでどこも同じに見えてしまいます。違うポイントがあれば教えて下さい。A: LayerXの最大魅力は「爆速開発」に代表されるエンジニア文化です。SaaS企業で、両代表がエンジニア・CTOが代表・事業の管掌取締役がエンジニアという会社を他に見たことがありません。実際入社したメンバーからも「榎本(エンジニア, SaaS事業の管掌取締役)と一緒に働きたかった」という声を聞きます。このエンジニア文化に魅力を感じた優秀なエンジニアが多数在籍していることが大きな違いです。エンジニア文化はビジネス職にとっても、良い影響を与えています。「1ヶ月前は機能要因でお断りされてしまったが、開発がはやく翌月には再提案できるようになった」「カスタマーサクセスがハイタッチでカバーするみたいなことがない」といった声をメンバーから聞きます。事業の観点では、SaaS事業と並行して、Fintech事業の運営、プライバシーテックの事業化もすすめていることが大きな違いです。このように「SaaS企業の一歩先を見据えて経営している所に魅力を感じた」という理由で入社してくれたメンバーもいます。「入社前に感じていたこと(エンジニアの顧客視点の強さ)が、そのまま実践されていた」CSメンバーがこれからやりたいこと |#LayerXではたらくひと|LayerX より
Confidential | © 2021 LayerX Inc.65Appendix
Confidential | © 2021 LayerX Inc.66ビジネスモデル
Confidential | © 2021 LayerX Inc.67既存顧客の成長ビジネスモデル契約会社数の拡大契約あたりの売上の拡大既存顧客の成長 アップセル● 請求書枚数の増加● 従業員の増加● WFオプション● 購買申請の紐付けオプション● セキュリティオプション● 営業・カスタマーサクセスの拡充● マーケ投資の増加● 地方展開, 販売チャネルの拡大月額課金積み上げ型のシンプルなビジネスモデル。契約件数と契約あたりの売上の拡大がドライバー
Confidential | © 2021 LayerX Inc.68戦略上重視する要素 (Key Success Factor)科学的営業爆速開発 プロダクトUXリード→顧客の転換率リード数開発のアジリティオンボード率 /請求書の処理継続率手入力削減率NPS・顧客紹介数クロスセル・アップセル率指標現状課題◯◎ ◎● リード数の継続拡大● 営業組織の拡大に伴う組織化● Sales Opsの整備● 品質と開発スピードの両立● プロダクト複雑化、組織拡大● 隣接領域の展開スピード● PMFする顧客層 (地域, 業種)の拡大● 隣接領域のプロダクト UX● 機能の継続的磨き込み・深堀り採用採用数文化のマッチ度課題と認識● 組織拡大スピードに追いつく● HR Opsの整備
Confidential | © 2021 LayerX Inc.69事業成長の構造爆速開発顧客増加科学的営業ARR(※)増加プロダクトUX採用アップセルマーケ投資改善新機能隣接領域顧客体験課題解決契約単価契約社数再投資再投資リード数組織拡大組織拡大フィードバック口コミ事例データ※ ARR = Annual Recurring Revenueの略。年間の継続性のあるストック収益。
Confidential | © 2021 LayerX Inc.70【はずみ車の例①】データがプロダクトを強くする爆速開発顧客増加科学的営業プロダクトUX採用アップセルマーケ投資改善新機能隣接領域顧客体験課題解決契約単価契約社数再投資再投資リード数組織拡大組織拡大フィードバック口コミ事例データARR増加● 請求書データが集まると、さらにOCRの精度が向上● 仕訳データが集まると、仕訳の自動入力補完の精度が向上
Confidential | © 2021 LayerX Inc.71【はずみ車の例②】 マーケティングに再投資して、 ARRを拡大爆速開発顧客増加科学的営業プロダクトUX採用アップセルマーケ投資改善新機能隣接領域顧客体験課題解決契約単価契約社数再投資再投資リード数組織拡大組織拡大フィードバック口コミ事例データARR増加● マーケティングへの再投資により顧客増加が加速。ARRの増加に繋がりさらに再投資へ● 各業界の事例が貯まることで、営業の成約率が向上
Confidential | © 2021 LayerX Inc.72フィードバック【はずみ車の例③】 採用に再投資して、プロダクトを強化爆速開発顧客増加科学的営業プロダクトUX採用アップセルマーケ投資改善新機能隣接領域顧客体験課題解決契約単価契約社数再投資再投資リード数組織拡大組織拡大口コミ事例データARR増加● 採用への再投資が、開発・営業の強化につながる● 組織での手数が増えることで、プロダクトUXが磨かれる