Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
使いやすいをデザインする[DevelopersIO 2023 岡山]
Search
littlebusters
July 18, 2023
Design
2
1k
使いやすいをデザインする[DevelopersIO 2023 岡山]
DevelopersIO 2023 岡山の登壇資料です。
使いやすいとは何かを掘り下げつつ、どうしていくのがいいのかを取り上げました。
littlebusters
July 18, 2023
Tweet
Share
More Decks by littlebusters
See All by littlebusters
Figmaにおけるバージョン管理について
littlebusters
1
5.8k
Dataのおさらいと活用方法
littlebusters
0
750
改めてUXデザイン
littlebusters
0
1.5k
作業をスムーズに進めるために知っておくと便利なTips
littlebusters
1
2k
Other Decks in Design
See All in Design
「描く」という衝動に立ち返る〜Figma Drawがひらく思考のかたち〜
transit_kix
1
990
[2025.6.30 もがく中堅デザイナー、キャリアの分岐点] なんでもやる系デザイナーのもがきかた
taka_piya
1
1.3k
7 Core Values of Round-L
wired888
0
280
A brief & incomplete history of UX Design for the World Wide Web: 1989–2019
jct
1
210
AIで加速するアクセシビリティのこれから
magi1125
3
570
ブランドパーソナリティ言語化における生成AI活用の実際
h0sa
0
170
Карта процесса-опыта — как визуализировать сервис просто, понятно и подробно
ashapiro
0
110
生成AIを活用した組み込みSW設計書検索システム開発
licux
7
1.2k
BPStudy#213〜ビジネスアナリシスとDDD(ドメイン駆動設計)パネルディスカッション資料 / BPStudy213-panel
haru860
0
440
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
0
110
#Dubois Challenge 2025: Economics
ajstarks
0
130
sachi_y_portfolio
sachi337
0
300
Featured
See All Featured
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
7
740
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
44
2.4k
Fashionably flexible responsive web design (full day workshop)
malarkey
407
66k
How GitHub (no longer) Works
holman
314
140k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
18
980
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
31
1.3k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
54
11k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.7k
How to Create Impact in a Changing Tech Landscape [PerfNow 2023]
tammyeverts
53
2.9k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
8
700
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
50k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
Transcript
デザインする 2023/7/15 CX事業本部 Delivery部 デザインチーム を 使いやすい クボキ ヒロシ 1
CX 事業本部 Delivery 部 デザインチーム デザイナー クボキ ヒロシ 2
使いやすいをデザインする テーマ 3
使いやすい、とは? 4
\ChatGPTに聞いてみた∕ 5
1. 直感的な操作 2. 分かりやすいインターフェース 3. 効率的な操作 4. エラーフリーな操作 5. パーソナライズやカスタマイズの機能
6. ⼀貫性 6
“直感的” 使いやすいの代名詞として使われる 7
推理 ‧ 考察など論理的思考によらず、 感覚的に物事の真相を瞬時に 感じとること。 “ ” 辞書.app(スーパー⼤辞林)より つまり
8
⾒て使い⽅がわかる 考えなく てもわかる なぜ? 9
これまでの経験や先⼊観から 「こうすれば、 こうなる」 を 無意識に判断している 10
11 ⼆重過程理論 無意識 意識 ⾃動的 はやい バイアス 理論的 ‧ 思考的
おそい リソースを使う システム1 システム2
予測通りの結果が 得られることが重要 直感的につかえるといわれるには 12
1. 直感的な操作 2. 分かりやすいインターフェース 3. 効率的な操作 4. エラーフリーな操作 5. パーソナライズやカスタマイズの機能
6. ⼀貫性 13
1. 直感的な操作 2. 分かりやすいインターフェース 3. 効率的な操作 4. エラーフリーな操作 5. パーソナライズやカスタマイズの機能
6. ⼀貫性 14
実は内包してる 15
その直感、 どこから? 16
経験 先⼊観 17
• 普段使っているサービスやツール • 現実世界との関連性 18
19
本当に直感的かは ち ょ っと考えたほうがいい 万⼈に使えるような意味合いに聞こえるが 20
直感的ではないもの 21
アイコンで判断 22
アイコンで判断 23
アイコンで判断 • どうとでも取れるので 使ってみるまでわからない 24
どうする、アイコンで判断 • ラベルも併⽤する • ツールチップなどの補助 • よ く使う項⽬なら 利⽤者の学習に任せる 25
キャンセルのキャンセル 26
キャンセルのキャンセル 27
キャンセルのキャンセル • とりたいアクションが どちらなのかわからない • 間違って選ぶと ダメージがでかい (場合がある) 28
どうする、キャンセルのキャンセル • メッセージを具体化する • アクションラベルを メッセージに合わせる 29
どうする、キャンセルのキャンセル 30
⽂脈に合わないスタイル 31
⽂脈に合わないスタイル 32
⽂脈に合わないスタイル • 送信なのにダウンロード…? • ポインタで掴めそう…? • 慣れればいいとはいえ… 33
どうする、⽂脈に合わないスタイル • ラベルにあったアイコン • デファク トスタンダードに従う (変なことをしない) 34
どうする、⽂脈に合わないスタイル 35
状態 (結果) がわからない 36
状態 (結果) がわからない 商品リスト 37
状態 (結果) がわからない • 読み込み中なのか、 エラーなのか、 空なのか • 次のアクションが取りづらい
38
どうする、状態 (結果) がわからない • 状態を伝える (UI Stack) 39
商品リスト どうする、状態 (結果) がわからない 商品はありません 40
フィードバックがない 41
フィードバックがない 42
フィードバックがない • きちんと保存されたのか わからない (ボタンを押しても同じ画⾯) 43
どうする、フィードバックがない • フィードバックをする 44
どうする、フィードバックがない 45
⼀貫性がない 46
⼀貫性がない ユーザー 利⽤者 カスタマー 47
⼀貫性がない • 認識に時間がかかる • 慣れているが故にミスる 48
どうする、⼀貫性がない • 統⼀する • ルールを決める 49
どうする、⼀貫性がない 50
直感的でないを ⽣み出さないために 51
ユーザーは結果が欲し く て アクションを起こしている 52
既存のGUIパターンを使う 53
ガイドラインやUIライブラリは ⼀定の⽔準を担保できる HIG / Material Design / MUI / Chakra
UI 54
ユーザーの経験や能⼒に 合わせた補助 55
チュートリアル ‧ ヘルプ ‧ オンボーディ ング ‧ ツールチップ ‧
フールプルーフ ‧ フェイルセーフ 56
ユーザーの特性に合わせる 57
ペルソナ ベンチマーク 58
59
まとめ 60
61 フリクションをなく す “直感”を妨げる
62 地味なことをきちんとやる
63 普通に使えるを⽬指そう
Thank you for listening!