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でもしかアジャイルからの脱却

 でもしかアジャイルからの脱却

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MakikoNakasato

September 07, 2022

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Transcript

  1. Copyright © 2022 Mamezou Co.Ltd. All rights reserved. 2 

    元々の用語は、「でもしか先生」: “教師の志願者のほとんどが容易に就職できた時代に、 他にやりたい仕事がないから 「先生でもやろう」 あるいは 特別な技能がないから 「先生にしかなれない」 などといった 消極的な動機から教師の職に就いた、無気力で不活発な教師に 対する蔑称である。” (Wikipediaより引用、赤字は引用者による強調) “でもしか”とは
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    本当の先生、特に現在の超多忙な先生からすれば、 って話ですよね 先生なめるな 先生なめるな
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    アジャイルやスクラムの基本用語はご存じであるものとします  以下の略称を使用します:  SM=スクラムマスター  PO=プロダクトオーナー  Dev=(スクラムガイドで言う)開発者 前提知識
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    最初の会社  機械メーカーにて情報システム部配属  汎用機(COBOL)、オフコン(RPG)、C/S(Oracle・VB)、Web(ASP)  2つめの会社  研修講師から、その後、電機メーカー子会社に  統一プロセス(UP)から開発プロセスに深く関わるようになる  3つめの会社  アジャイルのコンサルと研修を始める  株式会社豆蔵  アジャイルグループリーダー、ユーザー部門向け研修担当  弊社サイト:https://www.mamezou.com/techinfo/series/nakanohito  AJ2019:https://2019.agilejapan.jp/2019/session/east3-2_mamezou.pdf  AJ2020:https://2020.agilejapan.jp/pdf/DAY2_CH2_1600.pdf 自己紹介 超辛口です
  5. Copyright © 2022 Mamezou Co.Ltd. All rights reserved. 8 課題①

    個人の頑張りで自社のアジャイル開発を増やそう としているが、なかなか増えない… そもそも、従来の開発で、顧客に信頼されて いますか?
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    研修のプリセールスの場にて: 事例① 従来、システム開発はグループ会社の◦◦◦にお任せだったが、 (生々しすぎるので中略) 危機感をもった経営層が早急に何とかしろと言っている。 この◦◦◦に自分の会社の名前は入らない! と自信を持って言えますか?
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    ずっと開発を担っていたシステム子会社や開発ベンダーが、 黙って見捨てられつつあるのでは?  特に、アジャイル開発が必要とされるのは、ビジネス的/技術的に 不確定要素があるものが多い 考察あらため邪推① 古いシステムの保守運用はやってもらうけど、新規の話は よそのベンダーに問い合わせしてみよう グループ内開発会社は、新しい技術とか得意じゃなさそうだし
  8. Copyright © 2022 Mamezou Co.Ltd. All rights reserved. 11 課題②

    スクラムの資格はとったが案件がないからアジャイル 経験なし、という技術者も多い。どうしたものか… “でもしか”SM、“でもしか”アジャイル、 しようとしてませんよね?
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    とあるSIerさんのスクラムプロジェクトのキックオフにて:  POとSMは、そのSIerさんの社員  パートナーの営業が連れてきたのが、Python技術者(と称する)5人 事例② Python知っている人が1人、初心者が1人、 テストしかしないという2人、マネジメントだけの人が1人 このパートナー、アジャイルやスクラムのことは知っていると 言ってました
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    ひとつのチームにSMは何人必要ですか?  ひとつのチームにPOは何人必要ですか?  ひとつのチームにDevは何人必要ですか?  今どき、ちゃんとした技術者に仕事がないなんてことがあるのですか?  アジャイル案件じゃなければ、スクラム研修で得た知識は生かせませんか? 考察あらため邪推② SMしかできない(資格取っただけの)、”でもしか”SMに、 案件がない、と言っていない?
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    元豆(豆蔵OB)からの依頼:  OB:「お世話になっているSIerさんがPO補佐を探している。月◦◦万円の単価で」  私 :「PO補佐って具体的には何をする人ですか」  OB:「ステークホルダーからヒアリングして要件を整理したり、プロダクトバックログを作ったり」  私 :「それを補佐と称するなら、私の知り合いは紹介できません」 事例③ こんな話はもちろん論外だが
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    POという役割の大変さ = 継続的要件定義が必要  ステークホルダーの変化する要望を聞きつつ  チームの変化する開発進捗状況を踏まえつつ  何を優先すべきか、を絶えず調整し続ける 考察あらため邪推③ PO補佐が必要なら、自分たち(SIer)でやればよいのでは? 要件定義のスキルがないために要件が曖昧なまま進めようとして、 ”でもしか”アジャイルしようとしていない?
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    「システム開発」 ではなく、「ソリューション提供」 を  相手がシステム開発を依頼してきたら、その向こう側にある 「何のため」 を理解しようとする  どんな仕事であれ、相手の依頼の背景を考える/尋ねる 全体的な提言① 単なる美辞麗句ではない ビジネス戦略 ビジネス オペレーション システム要求 システム設計 What How What How What How
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    自分の中にもある心の壁に気付く  従来の開発は、自分の担当範囲が決まっているがゆえに 「楽」  「私はちゃんと仕事をした」 と言いたくなる 全体的な提言② 分析 設計 実装 テスト あらゆる立場で、「真に相手の役に立つためには、何をする?」 を考え続ける
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    全体として  「上が動かないから」 と思っていると、意外と上も 「下が動かない」 と思っている  自らの立場でやれることをやっていかないと、結局何も変わらない  Dev  相手の領域に一歩踏み込む/なぜ、と問う  「多能工」 の幅は思った以上に大きいことを理解する  SMでなくても、スクラムの知識があれば、やれることは多い  SM  心理的安全性の確保  透明性の確保(社員SMしか知らないことは結構多い)  基本的なPMできてる? 役割ごと①
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    PO  従来の要件定義の手法知っている?  システム機能ではなく、背景にある意図/業務をチームに伝える  Devと顧客・ユーザーを直接つなぐ努力をする  アジャイル推進担当  「腐らせない」 継続的取り組み  他の(アジャイルの/アジャイル以外の/プロセス以外の)手法知っている?  事業会社のビジネス上の課題知っている?  マネージャー  口すっぱく繰り返す  100人いれば100回言って、やっと1回相手に届く 役割ごと② 「ヤバい経営学」より:イギリスのある出版社の経営者の言葉 「私はCEOというよりもCST(チーフストーリーテラー)」