JJUG CCC 2023 Spring 9:30~ カンファレンスBでの登壇資料です。
金融系子会社でレガシーシステムしか作ったことないけど、モダン開発に挑戦してみた汐月 麻理佳
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自己紹介20XX 2汐月 麻理佳 (しおつき まりか)スミセイ情報システム株式会社NextCreation戦略部生命保険システムのアーキテクチャ・運用・テストチームリーダー趣味 ダイビングJava開発歴 10年Spring開発歴 4年JJUG歴 6年
モダン開発へのチャレンジ20XX 3レガシーで固いシステムPoCモダン開発
生命保険システムの特徴20XX 4ライフサイクルが⾧い高い品質が求められる巨大なシステム
技術の壁5巨大なシステム&大人数で開発→技術的な部分が社内独自FWに隠蔽されていて、見えない。→設計スキルがなくても、作れてしまう。自動テストコードは共通機能のみで、リファクタ経験が少ない。モダンな技術とのギャップが大きく!
6文化の壁コード変更に承認がいるので、不要な変更を避ける。システムが巨大なので影響範囲が大きく、改善しづらい。システムのライフサイクルが⾧いので、安定志向が強い。新しいことを学ぶモチベーションが維持しにくい!
モダン開発旧来壁 まとめ20XX 7手続き型思考&クラス設計が不要&安定志向でリスク回避新しいものを学ぶ&常に変化する&新しい状況に対応する
取り組み紹介プレゼンテーションのタイトル 8
9技術の壁への取り組み1モデリングSpring 関連DDDRestfulAPIモデルの共有会公式ドキュメント手元で作ってみるエリックエバンスは後で
技術の壁への取り組み220XX 10基礎知識の習得と合わせて、実践が大事!!1度ではなく繰返し最初はシンプルな商品&業務の仕様も簡単に。手続き型→Restful&DDDは考え方の改革に近い何回もAPI設計をして覚えるすべての設計・コードに判断基準や理由をつけるモデル図を活用して全体の流れを抑えるべき改善のためにテストコードを書くことに慣れるのも必要
文化の壁への取り組み20XX 11新しいことを学ぶ文化の醸成原典にあたるもくもく会の開催資格取得新しいことにチャレンジする文化繰り返し行う専任で参加
今では、、、20XX 12元のスキルからだと普通に開発するのに3年ぐらい必要で、やっと最近普通に開発できるようになった。マイクロサービスが銀の弾丸のように思えていたが、適合しないケースもあるとわかった。繰返し実践したので、自分の中に経験が蓄積し、考える癖がついた。
ご視聴ありがとうございました!13