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理解・共感を生むストーリーの作り方

 理解・共感を生むストーリーの作り方

6月25日 s-dev talks 〜サービス開発勉強会〜「サービス広報・PR」
でお話した内容です。

martin ushiyama

June 25, 2019
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Transcript

  1. 牛山マーティン @mrtn クックパッド 新規事業担当広報 ・生鮮食品EC「クックパッドマート」 ・スマートキッチンサービス「OiCy」 ・Amazon Alexa Cookpad Skill

    etc... 事業会社でデザイナー7年、ディレクターを10年 途中、広告宣伝なども担当 2015年10月入社、2018年4月より現職 2児の父/趣味は料理
  2. メッセージはメディアを介して人々へ届く • 人々に直接メッセージを届けるのは難しい • 働くお母さん10万人にメッセージを届けるには? • メディアを取り上げられることでメッセージが届く • 届けたい人によってメディアも変わる •

    まずメディアに理解・共感してもらう • 広く知らせるべきと思ってもらう必要がある • メディアが取り上げるための判断材料を盛り込む →理解・共感を生むメッセージ作りが大事
  3. 社会背景を書く • 書く理由 • 世の中の関心事であることを示す • 書くときのポイント • 根拠となるデータを記載する •

    国の調査結果がもっとも信頼性がある • 民間企業の調査結果を参照する場合は要連絡 • 自社調べだけだと信頼性は低い • 論理的に組み立てる • 論理が破綻していると理解・共感を生まない • 社会背景とサービスをつなぐために自社調べを活用
  4. 私達がやる意味を書く • 書く理由 • 取り組みへの覚悟が信頼につながる • 長く継続してくれるか? 途中でやめないか? • 本気でリソースかけてやるのか?

    • 書くときのポイント • 自社のビジョン/ミッションと関連付ける • 自社のサービスと関連付ける • 自社の顧客と関連付ける
  5. 主役を書く • 書く理由 • 共感を生むストーリーの主役を定める • 書くときのポイント • 社会背景からの繋がりを保つ •

    ストーリーを想起しやすいように属性を絞りこむ • 想像しやすい主役にする • わかりやすい呼び名があると伝わりやすい • パッと想像できないと理解・共感を生みづらい
  6. 体験を書く • 書く理由 • サービスを利用してどう生活が変わるか示す • 書くときのポイント • 体験が想起できるように具体的に書く •

    Before/After の差をはっきり示す • Before:何をする時にどんな不便があるのか • After:それがどう解消されるか • 定量的に示せるなら示す(8割減とか)
  7. Before 共働き世帯の買い物 • 買い物する時間が遅い&時間がない • 商店街がやっている時間には帰れない • 保育園のお迎えもあり時間に追われている • ネットスーパーは届く時間に家に居られる保証がないか

    ら利用しづらい • 本当はほしい食材が買えないストレス • スーパーの売れ残りなど限られた選択肢から選ぶ • 帰宅後も家事・育児に追われ調理に時間を避けない
  8. After マートで変わる買い物体験 • 買い物にかかる時間が激減する • 通勤途中や夜寝る前の空いた時間にアプリで注文 • 仕事が終わり帰宅途中に商品をピックアップ • 買い物のストレスが無くなる

    • 本当に欲しかった食材が買える • 一品から注文できるからまとめ買いしなくていい • 食卓が豊かになる • 食材が良いからシンプルな調理でも美味しい
  9. END