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海外カンファレンスのCFPの正しい書き方

 海外カンファレンスのCFPの正しい書き方

先日サイバートラストさんでやったセミナーの公開版です。

masafumi_ohta

October 02, 2019
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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 (知らない⼈へ) • おおた まさふみ • 元OpenSolarisコミッター • 現在Raspberry Piユーザグルー

    プ創始者および代表 • 海外のカンファレンス実績(直近) • FOSDEM19 • FOSSASIA19 • COSCUP19 ‒ Committeeお⼿伝い も • 海外カンファレンスどんどん 挑戦中
  2. 主なグローバルカンファレンス • Open Source Summit by Linux Foundation • FOSDEM

    - Free and Open source Software Developers' European Meeting • FOSSASIA • COSCUP • World MakerFaire • Oracle Code One 2019 • AWS re:Invent • Microsoft Decode
  3. ⽇本には外⼈さん好意的!.. • 『たくさんクールなプロジェクトが存在する魅⼒的なところ』 - Eben Upton (Raspberry Pi Foundation 創始者)

    • 『せっかく地域枠があるのに、もっと応募が欲しい』 - Jono Bacon (Art of Community 著者) >実はかなり好意的。
  4. 主な選定⽅式(1) • 評価者会議⽅式 • 評価者でカテゴリーごとに担当者を決めCFPを振り分ける。 • 担当するCFPをおのおのの評価者で評価付けをする。 • その中で、⾃分が推薦するCFPを理由をつけて他に説明をする。 •

    まさしくそれは部下の評価を決める上司が他部署の上司を説得するがごとくであ る。 • 優良可のような点数付けをしていき、上位から並べていく、⼀定のと ころで⾜切りして合格・補⽋・不合格を決める。
  5. その他ありがちな選定⽅式 • スポンサー企業なので.. • イベント興業半端ないっすから、お⾦払ってくれる⼈は優先されます。 • 企業名で.. • よくNamedという⾔葉が使われる。 •

    正直レベルの良し悪しがかなりでるイベントで多い。 • ダイバーシティーで • ダイバーシティーという『全体攻撃』はかなり使えます。 • ⼀般枠NGでもダイバーシティー枠ならOKとかも。
  6. ⾒てた審査のポイント • Abstruct(概要) • ⽂字数が限られながら具体的な内容が書いてあるものを優先 • ⽂字数はあるだけありったけ使い、概要・詳細と落とし込むと説得⼒あがる。 • 内容がわかりやすいかは基本中の基本。 •

    どういうことを喋りたいか・それがオーディエンスにどう役にたつか • 将来的な何かが記載されているか。 • Bio(概要から必要に応じて) • 事例の発表の場合、その⼈の所属する企業・機関のブランドが活きて くる。 • 学術研究者の場合、研究内容なども確認する。 論⽂なども軽くチェック
  7. トラベルファンドの前提 • まず、CFPにトラベルファンドの有無について聞いてくる。 • で、この有無クリックをしたのち、別フォームでトラベルファンドの 提出を依頼される。 • 基本は、⾶⾏機代・宿泊代の積算根拠の提⽰とその費⽤対効果 についての⽂章書きが必要となる。 •

    もちろん費⽤のみというところもあるが、別途チャットでトラベル ファンドを必要とする理由を聞かれる場合がある。 • 確実にでるわけでない。でない場合もある。 • 資⾦不⾜、途上国優先など