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TypeScriptで統一したアーキテクチャ

iseki
November 19, 2021

 TypeScriptで統一したアーキテクチャ

https://increments.connpass.com/event/229358/
「次世代フロントエンドに向き合ったバックエンドアーキテクチャの話」での発表資料です。

iseki

November 19, 2021
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Transcript

  1. EventHub All Rights Reserved. 自己紹介 • 井関 正也(@iskmsy) • 株式会社EventHub

    取締役CTO • 2016年2月に代表の山本と一緒に EventHubを創業 • 開発組織、技術、プロダクトをみてます Chromium、Geckoのコミッターでした。 2
  2. EventHub All Rights Reserved. 3 All-in-One Event Management Platform EventHubはデータを一元管理・分析する事により

    イベントの成果を最大化するプラットフォームです オンライン・ハイブリッド・オフラインを問わず イベントの準備・開催・管理を効率化します
  3. EventHub All Rights Reserved. メンバーの推移と沿革 2020年からの1年間で 11名から49名 に拡大しています。 4 2016

    2017 2018 2019 2020 2021 新オフィス (神田) 会社設立 オンライン版 リリース EventHub リリース 資金調達 (Salesforce) 資金調達 (Sansan) 新オフィス (馬喰横山) 2名 2名 4名 6名 11名 49名
  4. EventHub All Rights Reserved. 製品-フェーズによって求められる要件 7 PSF(Problem Solution Fit)到達前 顧客課題の発見・解決策の模索。できるだけコードは書かずに検証できるのが理想。

    PMF(Product Market Fit) 到達前 最適な顧客体験・プランの構築。将来の拡張性を考慮しつつ個人あたりの開発効率を向上さ せていく。 PMF(Product Market Fit)到達後 更なる顧客拡大のために組織も拡大していきたい。個人あたりの開発効率も維持しつつ組織 拡大させていく。 1 2 3
  5. EventHub All Rights Reserved. 製品-フェーズによって求められる要件 8 PSF(Problem Solution Fit)到達前 顧客課題の発見・解決策の模索。できるだけコードは書かずに検証できるのが理想。

    PMF(Product Market Fit) 到達前 最適な顧客体験・プランの構築。将来の拡張性を考慮しつつ個人あたりの開発効率を向上さ せていく。 PMF(Product Market Fit)到達後 更なる顧客拡大のために組織も拡大していきたい。個人あたりの開発効率も維持しつつ組織 拡大させていく。 1 2 3
  6. EventHub All Rights Reserved. 組織-開発スタイル 9 • EventHubは、スクラムによる開発を推進しており、 フルサイクルを前提としています •

    一部のスペシャリストを除いて、エンジニアは原則、 設計から開発・テスト、QA、リリース、O&M、 サポートの全ての工程に携わります Design
 Develop
 QA
 Deploy
 O&M
 Support
 Fullcycle
 Developer

  7. EventHub All Rights Reserved. 技術スタック 10 フロントエンド Typescript、React、styled-component バックエンド Typescript、Node.js、NestJS、TypeORM

    データベース MySQL インフラ AWS(Fargate、Elastic Beanstalk) CI CircleCI モニタリング Sentry、AWS CloudWatch
  8. EventHub All Rights Reserved. TypeScriptでの統一 12 選定理由 • 言語スイッチによる認知負荷の低減できる •

    フロントエンド・バックエンドでコードを共通化できる デメリット • プロダクト要件に合わせたバックエンドの選定ができない。
  9. EventHub All Rights Reserved. Validationの統一 13 • class-validatorを利用して、フロントエンド・バックエンドにおいて処理を統一 ◦ 共通のクラスファイルを作成

    ◦ フロントエンドでリクエストする際にvalidationを実行 ◦ バックエンドでリクエスト内容をvalidationを実行 共通クラス NestJSでのバリデーション フロントエンドでのバリデーション
  10. EventHub All Rights Reserved. フロントエンド・バックエンドを同一リポジトリで管理 14 選定理由 • モジュールを横断した編集がしやすい(管理がしやすい) •

    環境構築やビルドなどのプロセスを統一しやすい デメリット • コードベース・組織が大きくになるにつれて影響範囲が分かりづらくなる
  11. EventHub All Rights Reserved. NestJSの採用 15 選定理由 • 実装方法の指針がある •

    TypeScript との親和性が高い デメリット • 学習コストがかかる
  12. EventHub All Rights Reserved. 選定技術(まとめ) 16 TypeScriptでの統一 フロントエンド・バックエンドを同一リポジトリで管理 NestJSの採用 1

    2 3 • 認知負荷を低減できる • コード共通化できる • モジュールを横断した編集がしやすい • 環境構築やビルドなどのプロセスを統一しやすい • 実装方法の指針がある • TypeScript との親和性
  13. EventHub All Rights Reserved. エンジニア積極採用中です!!! 17 https://jobs.eventhub.co.jp/ • Webエンジニア •

    セキュリティエンジニア • QAエンジニア • インフラエンジニア • エンジニアリングマネージャ • コーポレートエンジニア