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AI導入のヒント!Amazon QとBedrockの実践事例を解説

AI導入のヒント!Amazon QとBedrockの実践事例を解説

JAWS Days 2025でLT登壇した際の資料
(※)私が担当した内容のみ抜粋しています

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Kohei Matsunobu

March 01, 2025
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Transcript

  1. 議事録生成アプリケーションで使用しているAWSサービス一覧 AWSサービス サービス概要 備考 Amazon Bedrock 基盤モデルを使用して生成AIアプリの構築が可能 Claude 3.5 Sonnet

    v2を使用 Amplify Gen2 TypeScriptを活用したフルスタックな開発環境を提供 React + TypeScript + Viteで フロントエンドを構成 Amazon Cognito アプリケーションにユーザのサインイン/サインアップ、 アクセスコントロールの機能を提供 ユーザの管理に使用 Amazon S3 オブジェクトストレージサービス 録画ファイルの保存先として使用 Amazon EventBridge AWS内外のイベントソースから発生するイベントを受け 取り、ルールに基づいてターゲットに送信可能なサービ ス AWS Step Functionsを実行するための トリガとして使用 AWS Step Functions 分散アプリケーションのための視覚的なワークフロー 議事録生成ワークフローを実装 Amazon Transcribe 音声データをテキスト変換するサービス 録画ファイルの音声データから 文字起こしを行う Amazon DynamoDB 1桁ミリ秒単位で規模に応じたパフォーマンスを実現す る高速で柔軟なNoSQLデータベースサービス プロンプトテンプレート、 議事録メタデータの保存先を実装 AWS Lambda サーバをプロビジョニングしたり管理しなくても、コー ドを実行できるコンピューティングサービス(FaaS) プロンプト生成、議事録出力 ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e
  2. • IaCの利点を活かしてAWSリソースを管理している ◦ フロントエンド ▪ Amplify Gen2 (CDK) ◦ バックエンド・インフラ

    ▪ CDK for Python • 別AWSアカウントへcdk deployを実行することで同構成を展開可能 工夫した点 - IaC化(Infrastructure as Code) ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e
  3. • プロンプト用のテンプレートをDynamoDBテー ブルで管理 • チューニングはDynamoDBテーブルのレコード を編集することで可能 • 他モデルを指定することが可能 ◦ StepFunctionsのInvokeModelでは、Converse

    APIが使用できない ◦ 他モデルを使用したい場合は、 StepFunctionsを修正する必要がある 工夫した点 -プロンプトチューニング ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e
  4. • 話者分離機能 ◦ 誰がどう言った発言をしたのかを議事録に反映する ◦ Transcribeの話者分離機能を使用する(最大10名まで) • 議事録の精度を評価機能(スコアリング) ◦ 評価結果はSlack通知

    ◦ 評価結果をもとにプロンプトのチューニングを実施する 今後実装を予定している機能 ハッシュタグ:#jawsdays2025 #jawsug #jawsdays2025_e