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190918_Mercari-Bold Challenge
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September 18, 2019
Technology
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190918_Mercari-Bold Challenge
Mercari Bold Challenge ~エンジニアリングの組織の課題とこれから~
■イベント詳細
https://mercari.connpass.com/event/143410/
mercari
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September 18, 2019
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Transcript
#BoldChallenge #BoldChallenge
#BoldChallenge Bold Challenge メルカリのエンジニア組織の今とこれから
#BoldChallenge Agenda 1 メルカリエンジニア組織の現状 2 メルカリエンジニア組織の目指す姿 3 Bold Challenge ~メルカリの挑戦~
#BoldChallenge Agenda 1 メルカリエンジニア組織の現状 2 メルカリエンジニア組織の目指す姿 3 Bold Challenge ~メルカリの挑戦~
#BoldChallenge 突然ですが... メルカリってどんなイメージですか?
#BoldChallenge 上場企業になって、 大きな成長や変化は見込めな いのではないか サービスが完成されていて、新 しいチャレンジが できないのではないか 最先端の技術が揃っていて、自ら のスキルを高められそう 優秀な人材が
集まっていそう よく言われるメルカリのイメージ
#BoldChallenge 創業から6年で急成長 年間 5,307億円 GMV*1の推移(連結) 国内登録MAU*2 ( 百万人 ) 1,357万人
2015 6月期 2016 6月期 2017 6月期 2018 6月期 2.9 5.2 8.4 10.7 1,444 2,502 3,704 2016年 6月期 2017年 6月期 2018年 6月期 ( 億円 ) 13.5 1. キャンセル等を考慮後の取引高の合計 2. Monthly Active Userの略であり、1ヶ月に一度以上利用した登録ユーザーの数 5,307 2019 6月期 2019 6月期
#BoldChallenge たしかに、 これだけの成長を遂げてくることができたのは 「優秀なエンジニア」がいたから
#BoldChallenge 従業員数は3年で約3倍に 1,826 376 462 555 596 712 795 1,014
1,140 1,357 1,639 1,786 単位:人 連結従業員数の推移 1Q 2Q 3Q 4Q FY2016.6 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q FY2017.6 FY2018.6 FY2019.6
#BoldChallenge エンジニアもすごい勢いで増えた FY2018 FY2019 FY2017 FY2016
#BoldChallenge このままエンジニアを増やしていけば うまくいくと思っていた
#BoldChallenge しかし気づけば、 社内の空気が変わってきた
#BoldChallenge エンジニアを育成する文化が 醸成されていなかった
#BoldChallenge 開発プロセスが属人化され、 変化に弱い組織になっていた
#BoldChallenge 短期的な意思決定によって、技術的負債も
#BoldChallenge 急速な開発組織のグローバル化により、 言語や文化の壁に直面
#BoldChallenge Agenda 1 メルカリエンジニア組織の現状 2 メルカリエンジニア組織の目指す姿 3 Bold Challenge ~メルカリの挑戦~
#BoldChallenge 実現したいことはただ一つ。 「お客さまに最高の体験を届けたい」
#BoldChallenge お客さまに最高の体験を届ける エンジニアが心の底からプロダクト開発を楽しむ ことができる組織 エンジニアが成長できる組織
#BoldChallenge エンジニアが成長できる組織とは?
#BoldChallenge Product Direction 統率の取れた有機的な組織 Product Vision Excellent Product Goal
#BoldChallenge 統率の取れた有機的な組織の要件 目指す方向性が全員に共有されている 属人化を排除しながらも、裁量を持って意思決定し、 良いと思ったことを試してみることができる エンジニアの成長を支えるカルチャー・制度がある ゴール 裁量 カルチャー ・仕組み
#BoldChallenge 目指す組織に向けて、取り組んできたこと 今まで • Mission • Product vision • OKR
• アジャイル・スクラム開発 • Onboarding/Training制度 • EM/TL/PM制度 • 通訳・翻訳、英語学習チームの設 立(全社として) 目指す方向性の共有 属人化の排除 個が意思決定して試せる 成長を支える カルチャー・制度 目指す 組織の要件
#BoldChallenge 目指す組織に向けて、取り組んでいること 現在 今まで • Mission • Product vision •
OKR • アジャイル・スクラム開発 • Onboarding/Training制度 • EM/TL/PM制度 • 通訳・翻訳、英語学習チームの設 立(全社として) • アーキテクチャーの刷新 (Microservicesの導入) • Engineer principles • Career ladder • グローバル人材を育成するた めのプロジェクト発足 目指す方向性の共有 属人化の排除 個が意思決定して試せる 成長を支える カルチャー・制度 目指す 組織の要件
#BoldChallenge 目指す組織に向けて、今後取り組みたいこと 現在 今まで これから • Mission • Product vision
• OKR • アジャイル・スクラム開発 • Onboarding/Training制度 • EM/TL/PM制度 • 通訳・翻訳、英語学習チームの設 立(全社として) • アーキテクチャーの刷新 (Microservicesの導入) • Engineer principles • Career ladder • グローバル人材を育成するた めのプロジェクト発足 • Feature flag • Design system • Microcomponents - aka. Modularization • Data platform 目指す方向性の共有 属人化の排除 個が意思決定して試せる 成長を支える カルチャー・制度 目指す 組織の要件
#BoldChallenge 実現したい姿に向けて、まだ道半ば。
#BoldChallenge だから、前例のないチャレンジを 一緒に乗り越える仲間が必要
#BoldChallenge Agenda 1 メルカリエンジニア組織の現状 2 メルカリエンジニア組織の目指す姿 3 Bold Challenge ~メルカリの挑戦~
#BoldChallenge 社会的インパクトの大きさ Bold Challenge #1
#BoldChallenge テクノロジーの力で価値交換のあり方を変えるサービス これまで 大量生産・大量消費 誰かにとって必要なものでも 捨てられてしまう 必要なものが必要な人に 必要なだけ届く これから もの
• テクノロジーによってできる安心・安全 ◦ エスクロー決済 ◦ AI技術を駆使した違反検知システム • 「売ることを空気にする」UXとテクノロジー ◦ バーコード出品 ◦ AI画像認識 メルカリというCtoCマーケットプレイス
#BoldChallenge テクノロジーの力で価値交換のあり方を変えるサービス これまで 「お金」を介した価値交換 「信用」に基づく価値交換 これから • メルカリでの取引行動によって 信用が創造される •
その信用によって、後払いなどこれまで出来な かったことができるようになる お金 メルペイという決済サービス
#BoldChallenge 人々の消費行動にも大きな影響を与えている (フリマアプリ利用者のみ、複数回答/n=500、2018年調査n=293) 9.7% 増加 Q 新品を購入する際にリセールバリューを考えるようになりましたか? 「新品を購入するときにリセールバ リューを考えるようになった」 と回答した割合は60.6%で昨年と比較し
#BoldChallenge 1300万人の生活に影響を及ぼすインパクトのあるサービス 30,000 0 60,000 90,000 120,000 150,000 300 0
600 900 1,200 1,500 2018 2017 2016 2015 2014 累計ダウンロード数(千) 日本登録MAU(万) 億DL超 1.3 万 1,300 月間MAU
34 Confidential - Do Not Share 国内事業の成長にも、まだまだポテンシャルがある 1.出品したい 2.いつかそのうち出品したい
出品意向はあるが未出品の人 3,610万人 1,150万人 2,220万人 1,390万人 3.なんらかの機能の改善や 今より出品しやすくなれば 出品したい メルカリ出品経験者 MAU 1,350 万 Registered 1,580万 2,000 4,000 6,000 8,000 0 万人 Awareness 5,040万 260万人 内 Monthly Active 出品者
35 Confidential - Do Not Share グローバルで見ても、勝負はこれから Note: メルカリ売上高は1ドル=100円換算 売上高
(USD mn)
#BoldChallenge 実現したい世界観に対して最適な技術を選定し、 世界に通用するサービス、組織、仕組みを創りたい このBold Challengeに挑むことで・・・
#BoldChallenge ダイバーシティな環境 Bold Challenge #2
#BoldChallenge すでに従業員のグローバル化はここまで進んでいる 40 カ国以上 40 % メルカリグループに所属する社 員の国籍の数 ソフトウェアエンジニア組織におけ るNon-Japaneseの割合
#BoldChallenge しかし、言語や価値観の壁を超えて個々が能力を 最大限発揮することは、簡単ではない Language Barrier 言語の壁 Personal Value Barrier 個人の価値観の違い
Cultural Barrier 文化の壁
#BoldChallenge いろんな施策で、どうにか乗り越えようと切磋琢磨している 言語学習サポート ・ 通訳/翻訳サポート 多様性を受け入れる環 境づくり グローバル人材 育成プログラム ※詳しくはMercari
Careersへ
#BoldChallenge 個々のスキルと多様性を活かした 世界的競争力のあるチームで、ミッション達成に挑む このBold Challengeに挑むことで・・・
#BoldChallenge 変化し、進化しつづける環境 Bold Challenge #3
#BoldChallenge 変化を受け入れることが、当たり前な組織 • 目標(OKR):目標とアクションプランは四半期毎にアップデート • 組織:目標に向かって、最適な形に都度アップデート • 投資と撤退:新規事業は撤退基準を明確にして、大胆に挑戦し、潔く撤退 • 技術:最適な技術であれば変化を恐れずアップデート(例:PHP→Go)
#BoldChallenge 変化に強い組織へと全社的にアップデート中 エンジニア組織のアップデート 「統率の取れた有機的な組織へ」 全社の組織改革プロジェクト 「スケールする強い組織へ」
#BoldChallenge お客さまに最高の体験を届けるために、 一人ひとりが考えたアイデアを自ら実行し、 検証することができる環境を創っていきたい このBold Challengeに挑むことで・・・
#BoldChallenge Bold Challengeに 共感してくださる方を お待ちしています!
#BoldChallenge Appendix Bold Challengeを支える仕組み
#BoldChallenge Bold Challengeを支えるBenefits - 働き続ける上での不安を減らすためのサ ポートを行うことで、Go Boldに思いっきり 働ける環境を提供する - 一方、個人の自由選択・個別事情によるも
のの支援は原則やらないで報酬増につな げる merci box - 産休・育休・介護休業の支援 - 妊活のサポート - 病児保育費の支援 - 認可外保育園の補助 - 慶弔時の支援(休暇&お祝い金含め) ※詳細はこちらを確認ください https://careers.mercari.com/jp/benefits#page-3 Benefitsの具体例 メルカリのBenefitsに対する考え方
#BoldChallenge Bold Challengeを支える働き方 - Flex time制 - 12時から16時がコアタイム - Sick
Leave - 年10日間、有給休暇とは別に付与 - リラックス休暇 - 時期の制限がなく、自由なタイミングで年3日間の休暇を取得可能 - 副業推奨
#BoldChallenge Bold Challengeを評価する仕組み OKR&Value評価 Peer Review 「OKR」への取り組みによって創出した成果と、 全社共通した価値観である「 Value」の2軸で評価する 評価の客観性を高め、本人の育成に活用するため、
Peer Review評価を採用。(メルカリでは、 Peer Reviewに おいて、同僚だけでなく上司や部下も含めることができる) 絶対評価・ 無制限昇給 大きな成果や成長に対して適切な評価・報酬を付与するため、原 資をもたない絶対評価を取り入れ、 昇格や昇給幅に制限がなく処遇される
#BoldChallenge 報酬の仕組み 将来的な組織貢献への期待に対して支給するもの(会社の成長にみ んなでコミットし、得られた果実を分かち合うためのインセンティブ制 度) Base Salary (基本給+固定時間外手当) Incentive +
Cash Bonus RSU (Restricted Stock Units) 一定期間(過去)の成果に対して支給するもの 保有スキル・能力に応じて期待される役割に対して支給するもの
#BoldChallenge 選考プロセス 01. エントリー 02. 書類選考 03. 技術課題 04. 面接
(2-3回) 05. オファー キャリアサイトより、 エントリーしてください。 メルカリ https://careers.mercari.com/jp メルペイ https://jp.merpay.com/careers/ エントリーいただいた 書類をもとに選考 致します。 送付された技術課題を 提出してください。 面接を行います 面接の所要時間は30分か ら60分程度です。 国内外を問わずGoogle HangoutsやSkypeを介 したオンライン面接も実施し ています。 また日本語・英語、両方で の面接が可能です。 オファーのご連絡を させていただきます。
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