microCMS Online Meetup 2023での発表資料です。 #microcms_meetup
#microcms_meetup平松 亮介microCMS AI
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自己紹介2#microcms_meetup平松 亮介 / Ryosuke Hiramatsu@himara2プロダクトマネージャー- バックグラウンド: モバイルエンジニア(10年)- AI機能ではプロンプトエンジニアリング
目次3● AI時代の訪れ● microCMSとAI● DEMO - コンテンツAI● コンテンツAIの特徴と工夫点● まとめ#microcms_meetup
AI時代の訪れ4● 2022年末のChatGPT登場以来、高まり続けるAIへの注目● GPT-4, ChatGPT PluginなどChatGPT自体の進化● Bing, Notion, Google などサービスへの統合● 日本語モデルの登場(CyberAgent, rinna)→ AIは一時的なトレンドではなくパラダイムシフト#microcms_meetup
microCMSから見るAI5● microCMSはコンテンツ管理をする場所○ コンテンツは大規模言語モデル(LLM)の知識の源○ 新しく学習するためのコンテンツは今後も必要○ → AIと相性が良い#microcms_meetup
microCMSから見るAI6● microCMSはコンテンツ管理をする場所○ コンテンツは大規模言語モデル(LLM)の知識の源○ 新しく学習するためのコンテンツは今後も必要○ → AIと相性が良い● microCMSはAPIベースでコンテンツを利用○ OpenAIのモデルはAPIで提供されている○ → APIを組み合わせてサービスを作る#microcms_meetup
microCMSでのAI活用7● 社内でのAI活用○ AIで開発効率を上げる(Copilot / ChatGPT)○ 定常業務の省エネ化(AI Ops)■ AI x Opsの可能性を探る!ChatGPTを活用した業務効率化の実践例3選 - Zenn#microcms_meetup
microCMSでのAI活用8● 社内でのAI活用○ AIで開発効率を上げる(Copilot / ChatGPT)○ 定常業務の省エネ化(AI Ops)■ AI x Opsの可能性を探る!ChatGPTを活用した業務効率化の実践例3選 - Zenn● microCMSへのAI統合○ 開発、コンテンツ運用をもっと効率的に○ AI時代のヘッドレスCMSへ#microcms_meetup
AI活用の目指すところ● AIを活用して仕事を効率化・省エネ化する● + 楽しくする● AI活用は試行錯誤していくフェーズ● 明確な正解はなく、みんな模索している状態● 実験的に試してフィードバックを素早く得る● → 今日は入稿者向けに開発中の機能を紹介します9#microcms_meetup
DEMO10#microcms_meetup
DEMO - コンテンツAI13● DEMO○ 「面白いタイトルと100文字の概要を生成して」○ 「タイトルを英語に翻訳して」● 特徴○ 自然言語での指示○ フィールドをまたいで作用#microcms_meetup
コンテンツAI 開発で得られた知見14#microcms_meetup① 便益を最大化する「チャット型」②「構造化データ」はAIフレンドリー
コンテンツAI 開発で得られた知見15#microcms_meetup① 便益を最大化する「チャット型」②「構造化データ」はAIフレンドリー
ChatGPTをサービスに統合する方法16#microcms_meetupタスク型 チャット型操作方法「要約」「目次を作る」などタスクごとにボタンを用意「本文を140字で要約して」など自然言語でリクエストプロンプト 作りやすい 難しいユースケース 限定的 柔軟サービス例 Notion、note ChatGPT、STUDIO AI→ microCMSでは「チャット型」を採用
microCMSにはチャット型がフィット17● microCMSの特徴○ コンテンツが構造化されている■ 「タイトル → 概要」のように、フィールドをまたいで動作させたい■ 「リッチエディタにボタンをつけるだけ」では不十分○ ユースケースが多岐にわたる■ 様々な用途に使われている■ 要約や翻訳など、特定のタスクに落とし込めない#microcms_meetup
チャット型への期待18● フランクな表現や曖昧な表現も解釈してくれる気軽さ● 将来的に音声での操作もできる● 開発者が思いつかなかった使い方が出てくる(ユースケース無限)● AIは一発で正解を出せる段階にない○ ドラフトを作るのは超上手。チャットはリテイクしやすい○ 例) 「もう少しフランクな文体で書き直して」#microcms_meetup
コンテンツAI 開発で得られた知見19#microcms_meetup① 便益を最大化する「チャット型」②「構造化データ」はAIフレンドリー
microCMSのデータは構造化されている20● microCMS = Webサイトなどの構造に合わせてスキーマを組める○ スキーマ = 構造化されたデータ○ 「タイトル」「内容」「アイキャッチ」● データ属性を表すラベルが最初から与えられている○ → AIが理解しやすい#microcms_meetup
AIに与える文脈の多さ21● microCMSのフィールドは多くの情報を持つ○ フィールドの種類#microcms_meetup
AIに与える文脈の多さ22● microCMSのフィールドは多くの情報を持つ○ フィールドの種類○ フィールドの説明#microcms_meetup
AIに与える文脈の多さ23● microCMSのフィールドは多くの情報を持つ○ フィールドの種類○ フィールドの説明○ フィールドの制約■ 文字数 / 画像サイズ / 必須項目#microcms_meetup
AIに与える文脈の多さ24● microCMSのフィールドは多くの情報を持つ○ フィールドの種類○ フィールドの説明○ フィールドの制約■ 文字数 / 画像サイズ / 必須項目■ リッチエディタの装飾#microcms_meetup
AIに与える文脈の多さ25● microCMSのフィールドは多くの情報を持つ○ フィールドの種類○ フィールドの説明○ フィールドの制約■ 文字数 / 画像サイズ / 必須項目■ リッチエディタの装飾#microcms_meetup→ 与える文脈が多い = AIが「いい感じに」生成してくれる
まとめ27#microcms_meetup● ヘッドレスCMSとAIは相性が良い● microCMS AIの第一弾「コンテンツAI」を紹介○ チャットUIを選んだ理由○ 構造化データのメリット● みなさんのAI活用アイデアをぜひ聞かせてください○ このあとのオンライン懇親会や @himara2 まで!
Thanks :)28#microcms_meetuphttps://discord.gg/K3DPqw4EJ2@micro_cms