今⽇お話しすること 4 LINE WORKS API 2.0 の概要と、重要なポイントを紹介します。 お話ししないこと • 1つ1つの API に関する詳細仕様やコード例。 • その他 Developer 機能。 • Bot (API 2.0 に関係しないところ) • SSO • SAML App • LINE WORKSログイン • App Link • IPT • LINE WORKS アプリの話。 アジェンダ 1. LINE WORKS APIとは 2. API 1.0 と API 2.0 について 3. API 1.0 から API 2.0 への変更点 4. API 2.0 のデモ • API 2.0 の認証設定や挙動の紹介。 5. API 2.0 への移⾏のお願い • API 1.0 の提供終了予定⽇や留意事項など。 6. Q&A • コメント欄に質問ください。最後に回答したいと思います
LINE WORKS API とは LINE WORKS 上のデータにアクセスし制御するための Web API この API を使うことで LINE WORKS と連携したアプリケーションやチャットボットを開 発することができます。 API は無償で提供しています。※ ただし、プランによって利⽤できるAPIは異なります。 LINE WORKS API App 6
API 1.0 と API 2.0 現在、LINE WORKS API には 2 バージョン存在しています。 n API 1.0 n 従来の LINE WORKS API。現在 ⾮推奨。 n 引き続き提供中だが、提供終了を予定。 n 今後、新機能や仕様変更への追従は⾏わない。 n API 2.0 n 従来のAPI (API 1.0) からリニューアル。 n 今後はこちらの API をお使いください。 n 2021年末から beta 版が提供され、2022/04に正式リリースとなった新しい API。 9
API 1.0 の提供終了予定について ※ API 1.0 と API 2.0 は、相互に互換性はありません。 • API認証周りから刷新されています。同じアクセストークンを使うことはできません。 API 1.0 提供終了予定⽇ 2023/04/30 API 2.0 への移⾏をお願いします。 10 お知らせ https://jp1-notice.worksmobile.com/view/#/detail-view/571?usess=1&serviceType=12&serviceLanguage=ja_JP
変更点 1. サービス API / サーバー API の区分の撤廃 15 API 2.0 サービス API / サーバー API の区分を撤廃し1つにまとめ、各APIがどちらに区分されているの か意識する必要がなくなりました。 また、アクセストークンの取得プロセスについても、改めて再定義しました (詳細は後述) アドレス帳 メール カレンダー トークBot 組織連携 掲⽰板 Drive API
変更点 2. API 構造/形式の単純化 18 サーバー API 組織連携 グループ照会 apis.worksmobile.com/r/{API ID}/organization/v3/domains/{domainId}/groups/{externalKey} サービス API Drive グループフォルダ情報の閲覧 apis.worksmobile.com/{API ID}/drive/getGroupInfo/v1?groupId={groupId} サービス API Drive グループフォルダのファイルリストの取得 apis.worksmobile.com/{API ID}/drive/getGroupFileList/v1?resourceKey={resourceKey} Group グループの取得 www.worksapis.com/v1.0/groups/{groupId} Group チーム/グループ - チーム/グループフォルダプロパティの取得 www.worksapis.com/v1.0/groups/{groupId}/folder Group チーム/グループ - ファイルリストの取得 www.worksapis.com/v1.0/groups/{groupId}/folder/files/{fileId}/children 例. カテゴリごとに形式がバラバラ (2) API 1.0 API 2.0 グループ関連のAPIが、カテゴリそれぞれで 独⾃の形式となっている。 Group カテゴリに統合。形式も統⼀。
変更点 3. アクセストークン取得プロセスの刷新 22 サービスAPI/サーバーAPIの撤廃に伴い、認証周りも刷新されました。 LINE WORKS API LINE WORKS サービスAPI Client App アクセストークン サービスAPI認証 アクセストークン取得 APIリクエスト LINE WORKS サーバーAPI アクセストークン APIリクエスト サーバーAPI認証 アクセストークン取得 API 1.0 アクセストークン取得 User Account Service Account アクセストークン取得 APIリクエスト アクセストークン 権限委任 アクセストークン 権限委任 API 2.0 User Account 認証 Service Account 認証 Client App サービスAPI/サーバーAPIそれぞれで認証が分かれており 使い分けが必要 - サービスAPI/サーバーAPIは撤廃され、APIは共通化。 - 認証⽅法も再設計し、 User Account認証 / Service Account認証 の2種類のアクセストークン取得⽅法を⽤意。 アドレス帳 メール カレンダー トークBot 組織連携 掲⽰板 Drive メール カレンダー
変更点 3. アクセストークン取得プロセスの刷新 24 User Account 認証 Service Account 認証 ⼤まかなフローは API 1.0 と変わりません。 ⼤枠は API 1.0 を踏襲した形です。 API 1.0 におけるサービス API のAPI認証に相当 API 1.0 におけるサーバー API のAPI認証に相当 API 2.0
Postman で API 試⾏ LINE WORKS API 2.0 を「Postman」を使って試してみます。 29 皆さんの⼿元でも試すことができるよう、Postmanのテンプレートを公開しています。 デモ⽤サンプル https://github.com/mmclsntr/lw-api-2_0-postman-demo-sample 使い⽅記事 https://qiita.com/mmclsntr/items/eee8d8f3546410fe6652 ※ 私個⼈で作成して公開したものです。不具合等あれば上記GithubやQiita上で私宛に連絡ください。
API 1.0 の提供終了予定について ※ API 1.0 と API 2.0 は、相互に互換性はありません。 • API認証周りから刷新されています。同じアクセストークンを使うことはできません。 API 1.0 提供終了予定⽇ 2023/04/30 API 2.0 への移⾏をお願いします。 32 お知らせ https://jp1-notice.worksmobile.com/view/#/detail-view/571?usess=1&serviceType=12&serviceLanguage=ja_JP