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図形でプログラミング教育

 図形でプログラミング教育

小平市立小平第三小学校校内研究授業

Naoki Kato

December 10, 2021
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Transcript

  1. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU 自己紹介 加藤直樹 東京学芸大学 ICTセンター

    教育情報化研究チーム 専門:情報工学 Human Computer Interaction 特にペン入力 ペン入力I/Fの教育への利用 文科省:デジタル教科書の今後の在り方等に 関する検討会議 (R2-) ・委員 :学習者用デジタル教科書のクラウド配信に関する フィージビリティ検証事業(R3-) ・有識者会議 主査 :ICT活用教育アドバイザー派遣事業(H28-) ・アドバイザー
  2. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU 今日の授業から 協議会から l プログラミング的思考

    p算数とのつながり.みじかくするところ pながーーくなると pまちがいの扱い方 ・・・算数と同じ l 発達段階に応じた系統的な学び l 協働的な学び・習熟度別 p習熟度別の効果 l その他 p右を向く p学習規律 - PCを閉じさせる
  3. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング的思考と教科の学び 学習指導要領解説での解説 自分が意図する一連の活動を実現するために、 どのような動きの組合せが必要であり、

    一つ一つの動きに対応した記号を、 どのように組み合わせたらいいのか、 記号の組合せをどのように改善していけば、 より意図した活動に近づくのか、 といったことを論理的に考えていく力 (小学校学習指導要領解説 p.85) プログラミング するときの一連の活動 を 論理的に考える力
  4. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング的思考と教科の学び プログラミング的思考 大きく複雑な 高度情報化社会における

    高度情報化社会における 大きな武器である 抽 象 化 モ デ ル 化 一 般 化 分解 構造化 手順化 評価 順序 分岐 反復 並列 演繹・帰納(類推,仮説) 問題 Computer 高速化・自動化 論理的思考・パタン認識 パ ラ メ タ ラ イ ズ アルゴリズム的思考
  5. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング的思考と教科の学び 近い将来すべての人に求められるもの 高度IT人材 ミドルIT人材

    課題 発見 解決 新たな価値の創造 高度情報通信技術 AI技術 活用 こういうこと ができる 依頼
  6. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング的思考と教科の学び プログラミングは高度なICT活用 l 全ての人ができる必要はないが

    できることは知っておいたほうが幸せ Programming すごいコンピュータ コンピュータを 知る上で 良い題材 論理的思考が 必要な活動
  7. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング的思考と教科の学び 基盤的な力としての情報活用能力の育成 情報活用能力 言語能力

    問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 技術分野 情報に関する技術 プログラミング教育 基本的な操作 情報モラル 情報化と社会・産業 2021- 2022- 2020- 情報Ⅰ(必修) 情報Ⅱ AI・Data Science教育
  8. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング的思考と教科の学び 小学校でのプログラミング教育の位置付け 情報活用能力 技術分野

    情報に関する技術 2021- 2022- 2020- 情報Ⅰ(必修) 情報Ⅱ 中高の学びへの土台 すごい やってみる のような態度
  9. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング的思考と教科の学び 教科教育との関係 教科等で育てる資質・能力 従来の教科等

    の学び これから必要な資質・能力 プログラミング活動が 役に立つ部分はそう多くはない プログラミング活動 で育める 資質・能力 協働 試行錯誤 論理的思考 こ こ 重 要
  10. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング的思考と教科の学び 今日の授業から 正方形を描く ・4本の辺

    ・同じ長さ ・直角 (手段)かぼすちゃんを歩かせて描く 算数の知識 こう歩かす が4つ 順次に並べる 分解 順次 命令 かどで
  11. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU 協働的な学び 教科教育との関係 教科等で育てる資質・能力 従来の教科等

    の学び これから必要な資質・能力 プログラミング活動が 役に立つ部分はそう多くはない プログラミング活動 で育める 資質・能力 協働 試行錯誤 論理的思考 こ こ 重 要
  12. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU 協働的な学び 個別最適な学びと協働的な学び 個別最適な学び 指導の個別化

    学習の個性化 自己調整しながら 学習を進める 個々に合った 方法・教材・時間 での学び 個々に合った 目的 での学び 自分に合った学び方 自分の学び(興味)の広げ方 個に応じた指導 協働的な学び
  13. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU 協働的な学び 重要なのは 個別最適な学び 指導の個別化

    学習の個性化 自己調整しながら 学習を進める 個々に合った 方法・教材・時間 での学び 個々に合った 目的 での学び 自分に合った学び方 自分の学び(興味)の広げ方 個に応じた指導 協働的な学び どう 個に戻していくか なにを 協働させるのか
  14. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU 発達に合わせた系統的な学びと個別最適な学び たとえば算数で 正方形と長方形 正三角形と四角形

    (+角度) ひし形 平行四辺形 数をかぞえる 数をよむ たしざん ひきざん かけざん 整数の性質
  15. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU 発達に合わせた系統的な学びと個別最適な学び 個別最適な学びと協働的な学び 個別最適な学び 指導の個別化

    学習の個性化 自己調整しながら 学習を進める 個々に合った 方法・教材・時間 での学び 個々に合った 目的 での学び 自分に合った学び方 自分の学び(興味)の広げ方 個に応じた指導 協働的な学び
  16. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU 発達に合わせた系統的な学びと個別最適な学び 個別最適な学びと協働的な学び 個別最適な学び 指導の個別化

    学習の個性化 自己調整しながら 学習を進める 個々に合った 方法・教材・時間 での学び 個々に合った 目的 での学び 自分に合った学び方 自分の学び(興味)の広げ方 個に応じた指導 協働的な学び さまざまな 教科・プログラミング の能力 にどう合わせていくか
  17. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング教育の展開 ここが松下教育財団の実践研究テーマ 論理的思考力を身につけるために、 各学年の発達段階に応じて系統的な

    プログラミング的思考を育成していくための、 年間指導計画を作成する。 一つ一つ検証し それなりの数を出さないと・・・ですよ 学会発表も・・・
  18. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU おわりに 系統的な学びが重要 創造的プログラミング ア

    ン プ ラ グ ド 情報化社会に関する 探究的課題の中での プログラミング プログラミング 導入 操作練習 教科の学びに 絡めた プログラミング 総合 教科 課程外 正多角形と円 電気の利用 楽しく創造的な 活動にするには
  19. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU おわりに プログラミング教育研究チームの案 図 図形

    形 数 数 理 理科 科 他 他 v vi is sc cu ui it t 6 拡大・縮小 生活と電気 対象な図形 5 正多角形と円 整数の性質 未来の自動車 花火アート リズム作り 4 電流の働き 未来の信号機 水族館 3 温度計と日照 計 未来の街 私たちの街 2 正方形と長方 形 スイミー 季節を楽しもう 道順 1
  20. ©2014- Naoki Kato, IML at TGU おわりに 私からの提案 図 図形

    形 数 数 理 理科 科 他 他 v vi is sc cu ui it t 6 拡大・縮小 代表値 生活と電気 対象な図形 光のパレード 5 正多角形と円 整数の性質 未来の自動車 花火アート 平均 リズム作り グラフ 4 平行四辺形と ひし形 電流の働き 未来の信号機 四角形と三角 形(角度) 水族館 3 かけ算 たし算ひき算 数をよむ 数をかぞえる 温度計と日照 計 未来の街 私たちの街 2 正方形と長方 形 スイミー 季節を楽しもう 道順 1