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RAGの有用性について改めて考えてみる

 RAGの有用性について改めて考えてみる

AI/ML分科会 Meetup #8「年納大LT大会」

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田村直樹

November 25, 2024

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Transcript

  1. 田村 直樹 ・2023年4月にアイレット入社し、開発エンジニアとしてGCの案件を担当 ・2024年にAWSとGoogle Cloudの認定資格を全冠 ・Google Cloud Partner Top Engineer

    2025 アイレット株式会社 た む ら な お き 来歴 DX開発事業部 モダンエンジニアリングセクション フルスタックグループ ・初めてのバイクをお迎えしました 最近あったこと
  2. RAGの有用性への問題提起 ロングコンテキスト LLM • LLMの中でも特に大きいコンテキストウィンドウを持つLLM • Google CloudのGemini 1.5 Proモデルは現在200万トークンまで対応

    ◦ 数あるLLMの中でも圧倒的なサイズ ◦ 1年前のPaLM2モデルだと32000トークン(85頁分のドキュメント) ※用語 コンテキストウィンドウ:モデルが一度に処理できるトークン数 トークン数:単語や画像、動画の一部などモデルが扱う最小の構成要素
  3. 比較検証 LLMとRAGのそれぞれで文書検索を実行 • 使うサービス ◦ Vertex AI Studioの自由形式(GCコンソールから利用する方) ◦ Agent

    Builder 検索アプリ(Document Search) • 使うデータ(合計 10万弱トークン) ◦ デジタル社会推進標準ガイドライン(デジタル庁掲出) 
 ◦ モデル就業規則(厚生労働省掲出)
  4. 所感 • RAG ◦ LLMのコンテキストウィンドウを超えるデータからの検索が得意 ◦ ただし、チャンクごとにデータを分割する都合上、複雑な文脈や推論の際に効 果的に活用しきれない • LLM

    ◦ 大規模なデータセットにおいても文書検索は可能 ◦ 特にRAGと違って文書全体を把握するため文脈を理解した回答ができる ◦ ただし、計算コストがかかる点や処理速度などに懸念が残る ここまでの内容から
  5. 参考文献 RAGとLLMの性能比較を行った論文 タイトル:Retrieval Augmented Generation or Long-Context LLMs?       A

    Comprehensive Study and Hybrid Approach 著者:Google DeepMind, University of Michigan 文献URL:https://arxiv.org/pdf/2407.16833