Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
NIFTY Tech Talk #06 「ニフティのスクラム」をなぜ出したかと概要紹介
Search
ニフティ株式会社
PRO
November 24, 2022
Video
Resources
Programming
0
450
NIFTY Tech Talk #06 「ニフティのスクラム」をなぜ出したかと概要紹介
ニフティ株式会社
PRO
November 24, 2022
Tweet
Share
Video
Resources
「ニフティのスクラム」執筆者が語る!~スクラムぶっちゃけ話~
https://nifty.connpass.com/event/262613/
More Decks by ニフティ株式会社
See All by ニフティ株式会社
GitHubで育つ コラボレーション文化 : ニフティでのインナーソース挑戦事例 - 2024-12-16 GitHub Universe 2024 Recap in ZOZO
niftycorp
PRO
0
120
Grow on GitHub Collaboration Culture: Case Study of InnerSource Challenge - GitHub Universe 2024 Recap in ZOZO
niftycorp
PRO
0
20
これが俺の”自分戦略” プロセスを楽しんでいこう! - Developers CAREER Boost 2024
niftycorp
PRO
0
200
継続的な改善のためのmodulesの適切な分割単位 - NIFTY Tech Talk #23
niftycorp
PRO
0
110
Re:ゼロから始めるTerraform生活 ~IaC入門編~ - NIFTY Tech Talk #23
niftycorp
PRO
0
110
Terraformにベストプラクティスを取り入れた - NIFTY Tech Talk #23
niftycorp
PRO
0
130
AWS AppSyncを用いた GraphQL APIの開発について - NIFTY Tech Talk #22
niftycorp
PRO
0
140
「天気予報があなたに届けられるまで」 - NIFTY Tech Talk #22
niftycorp
PRO
0
170
@nifty天気予報:フルリニューアルの挑戦 - NIFTY Tech Talk #22
niftycorp
PRO
0
150
Other Decks in Programming
See All in Programming
17年周年のWebアプリケーションにTanStack Queryを導入する / Implementing TanStack Query in a 17th Anniversary Web Application
saitolume
0
250
fs2-io を試してたらバグを見つけて直した話
chencmd
0
240
Асинхронность неизбежна: как мы проектировали сервис уведомлений
lamodatech
0
990
快速入門可觀測性
blueswen
0
410
Spatial Rendering for Apple Vision Pro
warrenm
0
160
今年のアップデートで振り返るCDKセキュリティのシフトレフト/2024-cdk-security-shift-left
tomoki10
0
240
SymfonyCon Vienna 2025: Twig, still relevant in 2025?
fabpot
3
1.2k
Итераторы в Go 1.23: зачем они нужны, как использовать, и насколько они быстрые?
lamodatech
0
980
暇に任せてProxmoxコンソール 作ってみました
karugamo
2
730
Monixと常駐プログラムの勘どころ / Scalaわいわい勉強会 #4
stoneream
0
290
情報漏洩させないための設計
kubotak
4
860
Kaigi on Railsに初参加したら、その日にLT登壇が決定した件について
tama50505
0
110
Featured
See All Featured
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
330
21k
Git: the NoSQL Database
bkeepers
PRO
427
64k
Building Adaptive Systems
keathley
38
2.3k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1031
460k
Bash Introduction
62gerente
609
210k
Designing for humans not robots
tammielis
250
25k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
305
110k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
44
6.9k
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
26
5k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
248
1.3M
Transcript
「ニフティのスクラム」 をなぜ出したかと概要紹介 会員システムグループ 第二開発チーム 西野 香織
ニフティの スクラムマスター有志で 本をつくりました
技術書典とは • 技術同人誌の即売会、エンジニアのコミケ • オンライン開催、今回からオフライン開催も再開 • 出展者は300 • 参加人数は1万人ほど
なんで本を出そうと思ったか • N1!活動の一環 ◦ ニフティのスペシャリストを任命する制度。自分はスクラムエバンジェリストを担当 ◦ 予算として100万円つかえる! • 社内に認定スクラムマスターがプラス6人 ◦
なにかアウトプットしていかなきゃな!という機運があった • 「スクラムマスター共有会」で話し合われたコンテンツがよかった ◦ 社内のスクラムマスターが集まって、 Good/Badを共有する学びの場 ◦ 同じ会社のスクラムチームでもハードルが全然違う。スクラムチームの事例はあればあるほどよい ので、社外にも発表していく価値がありそう
本を出してみてどうか • 初回が最も大変 ◦ 一回つくってしまえば、いろいろなテンプレートが揃うので次回出せそう • 技術ブログもいいが、紙の本になることは別の喜びがある • 思った以上に本を手に取ってもらえる! •
いままでのスクラムマスターとしての取り組みを文章化することの価値 ◦ 100人いれば100通りのハードルがある ◦ ほかのスクラムマスターにどういうトライアンドエラーがあったかを知ることは、スクラムをうまくやっていくための 近道になる • スクラムマスターのモチベーティングの重要性 ◦ 中立的である必要があり、孤独にもなりやすい ◦ 困難に立ち向かっている人をみると勇気づけられる ◦ 社内のスクラムマスター同士の繋がりは絶対に持った方がいい
内容紹介 • スクラム一問一答 ◦ 過去7回のスクラムマスター共有会で、同じ悩みを持ってる人が多いケースや内容が興味深 かったものを抜粋 • パートナー企業と一緒に取り組むスクラム開発のススメ ◦ 社外の開発者と一緒にスクラムをやるときの問題とそれに対する工夫
• スクラムマスターに頼らない技術 ◦ 「スクラムマスターだけがやっている仕事」を開発者がひきとるための心構え • ビジネス部門とのスクラム二人三脚 ◦ 企画職など、エンジニア以外のメンバーをどうスクラムチームにアサインしていくか • 新米スクラムマスター覚書 ◦ スクラムチームの開発者から、スクラムマスターになったときのギャップの越え方
• 超属人化文化の情シスでスクラムやってみた! ◦ この後LTあり! • 透明性確保のために奔走した話 ◦ 透明性が低いと実際チームがどうなってしまうか、透 明性にどう対処していくか •
2つのスクラムチームを合体させるとどうなるか? ◦ この後LTあり! • 属人化解消のために戦っている話 ◦ スクラム導入期、属人化している仕事をどう引き剥が すかの工夫 「ニフティのスクラム」で検索してDL!無料です https://techbookfest.org/product/i99SVfgSGa1uSTwcez6H4Y?productVariantID=e3ivMhH8 PXCWbtj3VdpiEi
本を出すときの工夫と反省 • 前例がなかった ◦ 社名をだしていいかなどの調整 • レビュアーの確保 ◦ • バッファ
• お金の確保と分配 ◦ 印刷代 ◦ 売上が発生するようにするか、どのように分配するか
本を出すために必要なもの • テーマ決め(今回はスクラム) • 本を書く人(最重要) ◦ 声かけだけでかなりスムーズに集まった(すごい) ◦ notionで原稿提出、便利だった •
TODO管理のカンバン • 印刷会社 ◦ 今回はねこのしっぽ • 表紙 ◦ 心得があったので自作・デザインチームに協力してもらうといいかも • 本の編集ツール ◦ In Design ▪ 目次 ▪ 本文(大見出し、小見出し、引用) ◦ ツール使える人が関係者にいなければ、原稿完成後、入稿準備に一週間はみたほうがいい ◦ 原稿完成後も編集が発生しがちなので、なるべくチーム内につかえる人がほしい