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【Developers CAREER Boost 2024】顧客価値を中心としたプロダクトエン...

Niwa Takeru
December 07, 2024

【Developers CAREER Boost 2024】顧客価値を中心としたプロダクトエンジニアというキャリア選択

2024/12/07 Developers CAREER Boost
https://event.shoeisha.jp/devboost/20241207

Niwa Takeru

December 07, 2024
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Transcript

  1. 2 2

  2. 主催 理事 丹羽 健(Niwa Takeru) 取締役 CTO @niwa_takeru < フォローお願いします!

    TSKaigi 2025 は同じ会場・ベルサール神田で 2025年5月23,24日の2日間開催! ご参加お待ちしております!
  3. 5 私の開発への興味の変遷 5 しかし…。 システム開発という関心だけでは 誰も幸せにならないのでは。 という問いだけが残った。 ▪ 新卒 SIer

    時代 1年弱におよぶ炎上案件を経験。 なんとか生き残り機能をリリース システム開発は大変。 ただ、これが 仕事というものか...? 仲良かった複数のメンバーは病み プロジェクトから離脱 そして、リリースした機能は 利用者のニーズを捉えておらず 全く利用されない
  4. 7 7

  5. 海外では2018年より言われ始める 13 プロダクトエンジニアとは 13 “ Over my last ten years

    of product management, I’ve come to conclude that product engineers are a critical ingredient to helping you build a successful product, scale yourself and become a better product manager. 過去10年間のプロダクトマネジメントを振り返ってみると、プロダクトエンジニアは 成功するプロダクトを構築し、自己拡大を遂げ、より良いプロダクトマネージャーに なるための重要な要素であるという結論に至った。 https://sherifmansour.medium.com/product-engineers-f424da766871 Sherif Mansour: Atlassian, Product Manager 2018/12 Product engineers “ Most startups are looking for Fullstack Engineers but actually need Product Engineers. The best Product Engineers share two common qualities: 1. passion for building high-quality experiences 2. constant drive to learn and explore new ideas 多くのスタートアップはフルスタックエンジニアを求めていますが、 実際にはプロダクトエンジニアを必要としている。 最高のプロダクトエンジニアには、共通して2つの資質があります: 1. 高品質な体験を構築することへの情熱 2. 新しいアイデアを学び、探求することへの絶え間ないドライブ https://leerob.io/blog/product-engineers Lee Robinson: Vercel, VP of Product 2023/08 Product and Platform Engineers 国内では2023年の記事発信を機に 職種として設定する企業が拡大
  6. ▪ エンジニア 「CSV読込時間が長く掛かるので 非同期にしたらいいのでは?」 ▪ デザイナー 「CSV読込は進捗率を表示して 体感時間を軽減させたい。」 ▪ プロダクトマネジャー

    「そもそもCSV読込は利用頻度が 低いので拘らなくてOK」 コミュニケーションの不足や 専門性・情報量の差によって 本来創れたはずの価値を逃す 15 領域の狭間で失われる価値 15 Technology Business UX Design
  7. 16 開発プロセスの狭間で失われる価値 16 この難しい仕様 誰が考えたんだよ… 顧客状況的に この仕様とせざるを 得ない… 仕様を紐解くだけで 精一杯

    お客さんは どう使ってるんだろう めちゃくちゃ サポート工数が かかる仕様になってる 自分が作っていないから 何か起きてもすぐには 分からない
  8. 17 プロダクトエンジニアの3領域 17 Technology Business UX Design 機能開発の全体にオーナーシップ • Technology

    ◦ 1機能を単独で実装できる技術力(フルスタックさ ◦ 技術力ゆえのソリューションの多様さ ◦ 検証イテレーションを早く回す開発生産性 • UX Design ◦ 仮説検証、Lean開発、仕様策定 ◦ 顧客体験のデザイン、OOUI、情報アーキテクチャ • Business ◦ 高い解像度での顧客理解・ドメイン理解 ◦ 事業・KPI・ビジネスモデル Technology 外の領域へ越境する価値 プロダクト価値の減衰は領域の狭間で発生する。 3領域の制約を1人格で理解することで、 一人の思考の中で全体最適が進み開発速度が向上 イテレーション
  9. 18 プロダクトエンジニアのコンピテンシー 18 課題解決に対する強いオーナーシップ 顧客課題の解決を自分事とするが故の 最高の体験の創出、領域を越境した個の成長 • 越境とキャッチアップ ◦ 技術を課題解決の為のツールと看做す

    ◦ 実践的で目的意識のある技術学習 • 探索的かつ迅速な仮説検証サイクル ◦ プロダクト開発の不確実性を前提 ◦ 全てを仮説と捉え検証に基づく学び • Unlearn を受け入れるコミュニケーション ◦ 課題解決を中心とした素直さ • ドメインや事業に対する好奇心 ◦ 努力する人は夢中な人に勝てない 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ
  10. 19 他職種との比較 19 開発領域 Product Managment UI/UX Design Frontend Backend

    Infrastructure フルスタック エンジニア フルサイクル エンジニア プロダクト エンジニア プロダクトエンジニアは広い領域を受け持ち、 専門性を持ったメンバーの力を頼りながらプロダクト開発を推進する
  11. 20 他職種との比較 20 開発工程 機能企画 要件定義 開発 運用 サポート フルスタック

    エンジニア フルサイクル エンジニア プロダクト エンジニア 開発プロセスでもプロダクトエンジニアは広い領域を受け持ち、 各工程で価値が落ちないように守り続ける役割を担う。
  12. 組織としてのプロダクト開発力の最大化を目的 • 事業・マーケット全体を俯瞰整理して、 優先すべき顧客課題(ミッション)を策定 • メンバーが作る仕様(ソリューション)の水準を 引き上げ、プロダクトとして満たすべき品質を担保 • メンバーを育成し、組織のプロダクト開発力を向上 •

    開発機能に対してオーナーシップを持ち、 関係者を巻き込み頼りながら顧客へ価値を提供する 35 Product Management 各役職の責務 35 L M L M PM M Product Manager: 機能ミッションの策定 Lead PdE: 仕様品質の担保・メンバー育成 Member PdE: 仕様策定・機能開発の推進
  13. 労務や請求管理などの 複数プロダクトを立ち上げ • 当初からドメイン駆動設計が好きであり 顧客や産業の知識がプロダクト開発の 源泉としてキャッチアップ • オーナーシップを推進力とし 立ち上げを担当 36

    萌花:オーナーシップ 36 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ
  14. フリーランスからの転向 ドライバー労務管理プロダクト主担当 • プロダクトエンジニアという考えに惹かれ フリーランスから転向しアセンドで正社員 • 労働基準法や改善基準告示など 自分から労基に問い合わせ あるべき仕様を探索 37

    拓真:越境とキャッチアップ 37 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な 仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ
  15. 38 坂本:ドメインへの好奇心 38 越境と キャッチアップ アンラーンと コミュニケーション Product Engineer 迅速な

    仮説検証 ドメインに対する 好奇心 課題への オーナーシップ 24年10月入社。顧客と共に 車両管理プロダクトを立ち上げ中 • 元UXリサーチャーのスキルを元に 顧客訪問を積極的に進め課題ヒアリング • Figmaを使いモック画面を作成 迅速な仮説検証を推進
  16. ▪ 各界での開催テーマ #1 Minimum Viable Product #2 DomainへのDeep Dive !

    #3 プロダクトの0→1開発秘話 #4 ドメインのキャッチアップ #5 プロダクト志向の 組織・カルチャー形成 #6 プロダクトエンジニアを 育む仕組み・施策 42 過去の開催内容 42 第1回から 順調に拡大し 100名超の参加
  17. Summary 46 CTO 丹羽 の 𝕏 (@niwa_takeru) お気軽にフォローください。 プロダクトを社会に実装していこう! •

    プロダクト志向を持って 顧客課題の解決を中心とした開発へ • 技術・デザイン・事業の3領域を 積極的に越境して価値を最大化する • オーナーシップとドメインへの好奇心を 大切にしてプロダクト開発を楽しもう