Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
デザイナーの脱属人化を考える トラックナンバーとの向き合い方
Search
Noriaki Kawanishi
September 17, 2021
Design
1
640
デザイナーの脱属人化を考える トラックナンバーとの向き合い方
Noriaki Kawanishi
September 17, 2021
Tweet
Share
More Decks by Noriaki Kawanishi
See All by Noriaki Kawanishi
SSoT for Design
norinity1103
0
190
Design for disaster preparedness
norinity1103
0
160
オンラインホワイトボードで組織の成長を促進する方法
norinity1103
1
92
地域に変革を起こすデザイン経営のススメ
norinity1103
0
120
Social Business Talk_in akabane hall
norinity1103
0
170
愉しみながら成長できる仕組みづくり
norinity1103
0
520
夢中になる仕組み 「ゲームフロー理論」を紐解く_DIST41 「ゲームから学ぶUI_UX」
norinity1103
0
390
古民家ゲストハウスで挑戦できる田舎づくり
norinity1103
0
220
地域と民泊と田舎の体験づくり
norinity1103
0
310
Other Decks in Design
See All in Design
【Designship 2024|10.13】デザイン組織を進化させるための仕組み化の要諦
payatsusan213
1
690
ビジョン実現を加速させるデザインプログラムマネージャーの視座とキャリア/ Designship2024_Sato
root_recruit
0
210
Design System for training program
mct
0
300
Night Shift concept 9/15/2024
cpineda57
0
750
デザイナーのマネジメント職、 身構えずにやっていこう
fumink7
0
510
一人ひとりのポテンシャルを活かしたナレッジマネジメントとは?
atsushihomma
0
310
portfolio
amitnk
1
160
Findy - デザイナー向け会社紹介 / Hiring Findy's Designers
findyinc
6
56k
デザインシステム×プロトタイピングで挑む社会的価値の共創 / Designship2024
visional_engineering_and_design
1
300
Webフォント選定の極意!フォントの基本から最新トレンドまで徹底解説
takanorip
5
720
HCDフォーラム2024 「HCDとHAI ~人間とAIが共存する世界の実現~」
kamechi7222222
0
180
Money Forward UIの紹介 / Introducing Money Forward UI
taigakiyokawa
1
2.6k
Featured
See All Featured
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
33
3k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
22
1.2k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
2
170
Visualization
eitanlees
146
15k
A better future with KSS
kneath
238
17k
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
365
25k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
693
190k
Bash Introduction
62gerente
608
210k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.2k
Side Projects
sachag
452
42k
Fontdeck: Realign not Redesign
paulrobertlloyd
82
5.3k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
326
24k
Transcript
デザイナーの脱属人化を考える トラックナンバーとの向き合い方
Noriaki Kawanishi @norinity1103 DMM LLC VPoE Office Experience Designer
デザインで事業/組織開発・人材育成を支援
None
None
属人性回避のための トラックナンバーとは?
メンバーが突然離脱をすると継続して開発が困難になる数
それぞれの意欲や専任性が高いことで強い力を発揮 スタートアップでは強いが属人性の温床 組織やサービスの成長フェーズで対策しよう
組織やチームをシステムと捉えてデザインする 参照元:「実行力が強い組織づくりの要諦は、「システム思考」にある」@ムロヤ氏 https://note.com/muroya/n/nf44ed6d3bd74
前提とするメンバーの行動指針(TechValue)
アジャイルソフトウェア宣言と4つの価値
スクラム開発 - 横断型の開発で実務を通してT型の人材育成
アジャイル型組織 - カオスな状況でも漸進的に学習できる組織に
データとデザインの民主化 - 科学的な意思決定
ワークショップとして行動特性を身につける レゴスクラムシミュレーション オンラインハッカソン スクラム開発演習/各種研修 フレームワーク活用は視点獲得の要素が強く 参加者→メンター→ロールの体験と段階を上げていく
役割の得意の見える化 “スキルシート&スキルマップ”
スキルシート 評価分科会の設置 - ”出来る”基準の視える化 @DMM.com
スキルマップ:評価に紐付けないチームバランスの見える化 参照:https://quipper.hatenablog.com/entry/2019/06/03/skill-map
データ駆動型 “数字とデザインの民主化”
予測値に対する実測値を振り返る習慣(相互評価の場づくり) 参照:DMMを支えるデータ駆動戦略 / 松本勇気 , 石垣雅人 著 https://speakerdeck.com/i35_267/data-strategy チーム/個人OKRを元にフィードバックの場をつくる
職能デザイナーの強みを再認識する
議論の中心に適した成果物のフィードバック文化
データとアウトプット起点の対話と共創文化づくり
具体的なアプローチ “ペア/モブデザイン” “デザインファシリテート”
UX/UIのデザインプロセスを全部見せる
同じ距離感で誰でもデザインに参加できるようになる時代
プロジェクト運用での注意点 ファシリテーター/ドライバーが不在 フラットな関係性を保つ 組織内外での構造を意識する ミッション/キャリアのバランス ホワイトボードの代替としてグラフィックファシリテート、ストラクチャードコミュニケーションのように行う場合。各種 MTGやディスカッションの計画とゴール設定、プロジェクトドキュメント落とし込みの規則が決まっていないとダラダラする それぞれの立ち位置やモチベーションが曖昧だと時間の浪費となる。スキルマップやそれぞれのOKRを開示するなど自己開 示の上で除く必要があり、無知を罪としない健全な場であること 組織内でできる学習範囲や、コスト計算は限られるためwill
can must を視える化しておくとベター
デザインシステムを考えはじめる
複雑な実践経験の学習を サポートする取り組み
Material Design / Material UI kit に学ぶアプローチ
品質の高いUIの背景にある原理や基本法則にふれる
Starter Kitを提供してチームの学習にあわせて運用
プロジェクトの属性に応じてパターンを提供 DMM VR事業準備室(R&D 0→1) DMM WEB CAMP(サービス設計 / LPO)
すべてを動画にアーカイブ 組織内の非同期学習を促進
サービスと共に個人/組織が成長できる環境づくり
None
None