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DeNA品質管理部を支えるカルチャーと取り組み

 DeNA品質管理部を支えるカルチャーと取り組み

Kunio Okita

June 03, 2022
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  1. 2 自己紹介
 @okitan - 沖田 邦夫 2012年 DeNAに中途入社、Mobageオープン プラットフォームのSeleniumによる自動テ ストの開発運用からスタート

    Selenium実践入門執筆 2015年からSWETグループのマネージャ 2021年から品質管理部全体を見ることに セレッソ大阪と泡のある飲み物が大好き DeNA 品質本部品質管理部部長 兼 SWET 2G マネージャ
  2. 6 DeNA品質管理部の体制 • QCグループ ◦ ゲーム領域を担当するQC 1G ◦ 非ゲーム領域(ライブストリーミング・ヘルスケア・スポーツ等)を担当するQC 2G

    • リリースサポートグループ ◦ 安心・健全なプロダクトの品質を保証 • SWETグループ ◦ エンジニアリングでソフトウェアテストの課題を解決する • QMOグループ ◦ 品質のためのプロセスを上流工程から改善する
  3. 8 DeNAの品質管理部が大事にしていること(バリュー) • 品質のために手段を追求する ◦ 品質の高いプロダクトを素早く提供するために、あらゆる手段を追求する • 基礎を大事にする ◦ 基礎を大事にし、その上で組織にあった形にカスタマイズする

    • 学び、進化する ◦ 自らの学びと他者の事例(失敗も成功も)から、常に進化しつづける習慣をつける • 信頼を築く ◦ 組織の壁を越え積極的に巻き込み、品質を全員で実現するという理念をDeNA全体で実現 できるよう心がける • 最後の砦となる ◦ DeNAとして譲れない品質を守り抜く
  4. 14 グループ横断輪読会 • 品質管理部のグループをまたいだ輪読会 ◦ 書籍代は当然経費 • 現在行われている輪読会 ◦ SQuBOK

    v3 ◦ マンガでわかるプロジェクトマネジメント ◦ プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける • 期待していること ◦ 専門性・知識の獲得 ◦ 様々な立場価値観からの視点の獲得 ◦ 自分ごとの確立
  5. 15 DQM Kaigi • 学びのアウトプットと事例の共有の場 • 毎月様々な事例の発表とその議論を行っている ◦ 今回の「シフトレフトからその先へ」もDQM Kaigiで発表したもの

    ◦ その他内輪でしか話せないような怖い話も • 期待していること ◦ 他者の成功や失敗の事例を知ることで、自分も最初の一歩を踏み出せるようになる ◦ 別の部署の取り組みを知ることで、協力し大きな取り組みができるようになる ◦ 別の視点でフィードバックを受けることで自分の取り組みを見直せるようになる
  6. 16 品管マネハプ • マネジメントハプニングスとは ◦ 自らの経験を振り返り、内省を促す取り組み ◦ DeNA内でも組織職向けに開催されている • テストマネージャは組織職ではないがマネージャ

    ◦ 品管内部で独自にマネジメントハプニングスを開催(2週間に一度45分) • 期待していること ◦ 言語化と内省を通じてより大きな視点を獲得してほしい ◦ 関係の質を高めてほしい
  7. 19 まとめ • DeNA品質管理部とは • DeNA品質管理部が大事にしていることとカルチャー • DeNA品質管理部を支える取り組み ◦ 専門性を育てるための学習支援制度

    ◦ 学びのアウトプットと他者の事例の共有会(DQM Kaigi) ◦ 部署横断輪読会 ◦ 品管マネハプ ◦ 品管MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)サーベイ