Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
IoT時代のレコード管理を考える
Search
okiyasu
July 25, 2019
Programming
0
320
IoT時代のレコード管理を考える
「人がレコード登録するのではなく、機器から定期的にレコード登録する」
という使われ方をする時代
これを実際にやるとどうなるかを思い出として語ってみます
okiyasu
July 25, 2019
Tweet
Share
More Decks by okiyasu
See All by okiyasu
kintone Café 愛媛 Vol.15 KOUTEI
okiyasu
0
73
kintone Café 愛媛 Vol.14 ハンズオン
okiyasu
0
460
re:Invent2019報告
okiyasu
0
210
DeepRacerに挑戦してみた
okiyasu
0
170
これからの『モバイル版のアプリ作成』を語ろう
okiyasu
0
420
kintoneの新モバイルUIが活きるレスポンシブなポータル作成
okiyasu
0
630
仕込むと楽しいkintoneの通知機能
okiyasu
0
320
『俺が「気をつけて作業する」 なんて出来るわけがない』 からのライセンス発行作業
okiyasu
0
630
「お前のコレクションを売ってくれ」から始まる課金実装
okiyasu
0
39
Other Decks in Programming
See All in Programming
AWS発のAIエディタKiroを使ってみた
iriikeita
1
180
Vue・React マルチプロダクト開発を支える Vite
andpad
0
110
プロポーザル駆動学習 / Proposal-Driven Learning
mackey0225
2
1.3k
概念モデル→論理モデルで気をつけていること
sunnyone
1
110
為你自己學 Python - 冷知識篇
eddie
1
350
Updates on MLS on Ruby (and maybe more)
sylph01
1
180
そのAPI、誰のため? Androidライブラリ設計における利用者目線の実践テクニック
mkeeda
2
300
print("Hello, World")
eddie
2
530
Ruby×iOSアプリ開発 ~共に歩んだエコシステムの物語~
temoki
0
270
AIと私たちの学習の変化を考える - Claude Codeの学習モードを例に
azukiazusa1
10
4k
アセットのコンパイルについて
ojun9
0
120
Deep Dive into Kotlin Flow
jmatsu
1
330
Featured
See All Featured
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
271
21k
Bash Introduction
62gerente
615
210k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
29
5.5k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.6k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
39k
Code Review Best Practice
trishagee
70
19k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
330
21k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
56
13k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
59
9.5k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
303
21k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
83
9.2k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
126
53k
Transcript
IoT時代のレコード管理を考える アールスリーインスティテュート 沖 安隆 2019.07.25(⽊)
「⼈がレコード登録するのではなく、 機器から定期的にレコード登録する」 という使われ⽅をする時代 これを実際にやるとどうなるか 2 IoT時代とは?
3 構成図をざっくりと考えてみる AWS IoT Core AWS Cloud AWS Lambda Amazon
DynamoDB DynamoDB Stream
4 構成図をざっくりと考えてみる AWS IoT Core AWS Cloud AWS Lambda Amazon
DynamoDB DynamoDB Stream 台数を⽤意する のが難しい
⼤量にレコードを追加したい 出来れば意味のあるデータがいい どうすれば良いか。。。 5
Amazon価格取得 ×Marketplace Web Service(MWS) ◦Product Advertising API (PA-API) 6 そういえばこんなのが。。。
⾊々な条件を指定して 多様な商品情報を取得するAPI (ただし、同⼀条件だとMAX100件) 語り出すと30分以上かかるので省略 7 PA-APIとは?
・ジャンルと価格範囲を指定して検索 ・200件以内なら価格昇順と降順で取得 ・200件より多ければ価格範囲を分割 以下、繰り返す 8 どうやるのか
9 こんな感じです AWS Cloud Amazon EC2 Amazon Simple Queue Service
アカウント情報 Amazon RDS 検索条件 Amazon RDS
毎分の書き込みレコード数はこんな感じ 10
⼤体1週間でこうなりました 11
ディスク使⽤量が! 12 考えなしにレコード追加していると⼤変です。 しかも、⼀度増えるとレコードを削除しても減りません。。 対策が必要ですね。
ちなみに、 気づいた⼈います? 13
実は4年前の話でした 14
話を戻すと。。 16
17 定期的でこまめな削除処理が重要 AWS IoT Core AWS Cloud AWS Lambda Amazon
DynamoDB DynamoDB Stream AWS Lambda Event (time-based) Amazon CloudWatch 削除
18 定期的でこまめな削除処理が重要 そのためにも、 レコードID指定以外の 削除⽅法をお願いします m(_ _)m
でも、グラフで推移を⾒たいから ⼀定量のレコード数は欲しいよね 19
気づきました? 20
100万件以上は無意味なので それ未満に収まるようにコントロール 収まらなければ ⾒たい期間と取得間隔を考えましょう。 21 気づきました?
レコード追加は計画的に レコード削除もお忘れなく 22
ありがとうございました 23