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待ったなし! 最新事情 Oracle Database 11g, 12c からのアップグレード対策 (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年10月27日)

待ったなし! 最新事情 Oracle Database 11g, 12c からのアップグレード対策 (Oracle Cloudウェビナーシリーズ: 2021年10月27日)

~大切なデータを守る最終機会に。まもなく迎えるエラー修正/パッチ提供の終了に備える~

データはあらゆる組織にとって重要なリソース。そのデータを守るとともに事業活動に活かすため、常に最新の環境や新しいリリースでの利用が望まれます。

しかし、更新にかかる追加の手間や作業リスクを大きく見るばかりに、古く、メンテナンスが行き届かない状態で使われるケースもあるようです。

本ウェビナーでは、IT基盤の責任者・企画ご担当の皆様に最新長期リリース (12.2のターミナル・リリース) のOracle Database 19cの活用のポイントと、自動化が進むアップグレード最新情報をデモを交えながらお伝えします。

<こんな方におすすめ>
情報システム部門の担当者
データベース管理者
クラウド導入を検討されている方

Oracle Cloud ウェビナーシリーズ情報: https://oracle.com/goto/ocws-jp
セッション動画: https://oracle.com/goto/ocws-jp-video

oracle4engineer

October 27, 2021
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  1. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 2 - 担当から引き継いだばかりでわからない

    - ちゃんと動いているから今のままで問題はないだろうが、対応は知っておきたい - 部⻑から計画を依頼されたのだけど、進め⽅が分からない - 移⾏は最新ハードを調達して、OSやストレージを構成して、 次に 既存本番のバックアップ取って、ダンプファイルを作ってexp/impして 新環境で互換テストして、つなぎ変えて。⼀体 何⼈⽇で何⽇⽌めることになるのか。 - 作業負荷の前に移⾏予算もない、解決策はないか。 - OSレイヤ、アプリレイヤ、両⽅のCertifyを調べるのは⾯倒だし⼼配 - できる限りサービスは⽌めたくない - ミラーリングしている(DGによるDR構成)仕掛けを使って⽚側ずつUpgできないか - そもそも、全データをコピーし直しになるのか。サイズが⼤きく、50TBもある 現在のリリース情報、最新のアップグレード技術や、デモを⾒ていきましょう。 アップグレードは⼤変…?
  2. 1. Oracle Databaseのリリースモデルとアップデート 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. アップグレード・移⾏時におけるテストの効率化 4.

    オンプレミスからデータベース・クラウド・サービスへの移⾏⽅法 5. Oracle Database 19c情報 アジェンダ 本セミナーの⽬的 数多くご利⽤いただいている11gや12cは、Premier Supportがすでに終了し、限定的なサポート期間に なっています。今回は既存システムで稼働するOracle Database 11gや12cのアップグレードや、システム更 改に合わせたクラウド移⾏にお役⽴ていただける情報をお伝えします。 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 3
  3. 1. Oracle Databaseのリリースモデルとアップデート 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. アップグレード・移⾏時におけるテストの効率化 4.

    オンプレミスからデータベース・クラウド・サービスへの移⾏⽅法 5. Oracle Database 19c情報 アジェンダ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 4
  4. Oracle Database: リリース及びサポート・タイムライン * as of October 2021 Release Schedule

    of Current Database Releases (Doc ID 742060.1) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 5
  5. Oracle Database: リリース及びサポート・タイムライン (詳細版) 2009 2010 2011 2012 2013 2014

    2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 18c 2021/6まで 各サポートレベルでの提供内容 Premier Support : 24x365⽇の技術問い合わせ、不具合修正とパッチ提 供、セキュリティ・アラートおよび修正、OS等の新規認証 Extended Support︓ 24x365⽇の技術問い合わせ、不具合修正とパッチ提 供、セキュリティ・アラートおよび修正 Sustaining Support (PaaSは提供なし)︓ 24x365⽇の技術問い合わせ、作成済のパッチ提供 * 詳細はOracle Software テクニカル・サポート・ポリシー参照 オラクル社は、2020年にお客様が直⾯した前例のない経済的およびビジネス上の混乱に留意し、Oracle Database 20c Previewバージョンを⼀般提供しない決定をしました。 その代わりに、20cで提供予定であった機能をすべて21cリリースに組み込み、21cをOracle Cloud Infrastructureで⼀般提供しています。 Paid Extended Support Premier Waived Extended Support fee Limited Error Collection Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 6 11.2 EXTENDED 11.2.0.1 11.2.0.2 11.2.0.3 11.2.0.4※ 11.2.0.4のExtended Supportは2020/12に終了。2022/12ま でACS*の追加サービスとしてMarket Driven Supportあり EXTENDED 2022/7まで(⼀部除外有) 12.1 12.1.0.1 12.1.0.2※ 12.2.0.1 Limited Error Collection 12.2.0.1のPremier Support2020/11/30まで。そ の後2022/3/31までLimited Error Collectionを 提供。同期間はサポート料⾦は変わらず、Sev1 BugとSecurity修正のみ対応 EXTENDED 2027/4まで 19c 2024/4まで 現在のLong Term Release Premier Support 5年/Extended Support 3年 21c 2024/4まで 最新のInnovation Release Extended Supportは提供なし 現在 (注: ACS – Oracle Advanced Customer Service) * as of October 2021 Release Schedule of Current Database Releases (Doc ID 742060.1)
  6. サポートレベル Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 7 https://www.oracle.com/jp/a/ocom/docs/software-technical-support-policies-079764-ja.pdf

    Premier Support Extended Support Sustaining Support • プログラム・アップデート、パッチ(修正プログラム)、セキュリティ・アラート及び Critical Patch Updates • 新規の第三者製品/バージョンの認証 • 1⽇24時間、週7⽇のサービス・リクエストに対する⽀援 • プログラム・アップデート、パッチ(修正プログラム)、セキュリティ・アラート及び Critical Patch Updates • 1⽇24時間、週 7⽇のサービス・リクエストに対する⽀援 • Premier Support 及び Extended Support期間中に作成された、 プログラム・アップデート、パッチ(修正プログラム)、セキュリティ・アラート及び Critical Patch Updates • 商業的に合理的な範囲での、 1⽇24時間、週7⽇のサービス・リクエストに対する⽀援 サービスの提供範囲は、「Oracle Software テクニカル・サポート・ポリシー」に基づきます (抜粋)
  7. Long Term Release • Premier Supportを5年間 • Extended Supportを3年間 •

    安定性を重視し、⻑期間にわたってパッチ修正を提供 • ⻑期間安定して運⽤したいシステム向け • 現時点ではOracle Database 19cが該当 Innovation Release • Premier Supportを2年間 • Extended Supportは提供しない • 多くの機能拡張や新しい機能を提供 • まず新しい機能を試したいお客様向け • 現時点ではOracle Database 21cが該当 Oracle Database の2つのリリースタイプ Build QA Ship Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 8
  8. リリース・サイクルのイメージ Oracle Database の2つのリリースタイプ 19c 21c 新規パッチの提供が受けられるのは、 最⻑Extended Supportまで Copyright

    © 2021, Oracle and/or its affiliates 9 • Long Term Release: Premier Supportを5年間、Extended Supportを3年間提供 • Innovation Release: Premier Supportを2年間提供
  9. Oracle Database 18c (12.2.0.2) より採⽤したリリースモデル 年次リリースモデル Update 四半期ごと • 四半期毎に新しい

    番号でリリース • セキュリティ修正 • リグレッション修正 • 機能修正 • オプティマイザ修正 (デフォルトではオフ) Revision 四半期ごと • Updateに対し最⼤2つ ü 0, 1, 2 • セキュリティ修正 • リグレッション修正 リリース 毎年 • リリース年の下⼆桁 ü 18 : 2018年 ü 19 : 2019年 ü 21 : 2021年 • 新機能 • 性能 (パフォーマンス) 向上 • バグ・フィックス : 19. 3. 0 バージョン 表記例 Oracle Database - Overview of Database Patch Delivery Methods for 12.2.0.1 and later versions (Doc ID 2337415.1) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 10 2つの 狙い 1. 新しい機能をいち早くお届け 2. より安定した性能をご提供
  10. Oracle Database 18c より採⽤したリリースモデル ▪年次リリース • 従来の11g -> 12c, R1

    -> R2といった数年に⼀度のサイクルから「年次リリース」に変わりました バージョン番号はリリース年の下⼆桁となります • 従来計画されていた12.2.0.2はRelease 18、12.2.0.3はRelease 19というバージョンとなっています • Long Term Release と Innovation Release • Long Term Support Release : 現時点では19c、数リリースに⼀度、Extended Supportも含め⻑期間のサポート提供 • Innovation Release : 現時点では21c、多くの機能拡張や新しい機能を提供 ▪3ヶ⽉ごとのUpdateとRevision • Update ︓ 既存で⾒つかった重要な機能修正やセキュリティ修正が含まれます • Revision︓ Updateリリース以降の新たなセキュリティおよびリグレッション修正が含まれます • 社内で⼗分なテストを⾏った後に提供されます • Updateは個別のパッチ適⽤を⾏うリスクを低減するためのものです ▪UpdateとRevisionは1⽉、4⽉、7⽉、10⽉にリリースされます • 以前のバージョンのBPやPSUのリリースサイクルと同等です 年次リリースモデル Oracle Database - Overview of Database Patch Delivery Methods for 12.2.0.1 and later versions (Doc ID 2337415.1) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 11
  11. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 13 タイムライン|2019年7⽉ リリース

    4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 19c 19.3.0 19.4.0 19.3.1 1.アップデート 1.リビジョン RUパッチ適⽤ RURパッチ適⽤
  12. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 14 タイムライン|2019年10⽉ リリース

    4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 19c 19.3.0 19.4.0 19.5.0 19.3.1 19.4.1 19.3.2 2.アップデート 1.リビジョン 2.リビジョン RU適⽤ RU適⽤
  13. タイムライン例|2020年1⽉ リリース 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 19c 19.3.0 19.4.0

    19.5.0 19.6.0 19.3.1 19.4.1 19.5.1 19.3.2 19.4.2 RU適⽤ RU適⽤ RU適⽤
  14. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 16 タイムライン例|2020年4⽉ リリース

    4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 19c 19.3.0 19.4.0 19.5.0 19.6.0 19.7.0 19.3.1 19.4.1 19.5.1 19.6.1 19.3.2 19.4.2 19.5.2
  15. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 17 現在 タイムライン例|未来予想図

    2022年 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 18c 18.6.0 18.7.0 18.8.0 18.9.0 18.10.0 18.11.0 18.12.0 18.13.0 18.14.0 18.5.1 18.6.1 18.7.1 18.8.1 18.9.1 18.10.1 18.11.1 18.12.1 18.13.1 18.4.2 18.5.2 18.6.2 18.7.2 18.8.2 18.9.2 18.10.2 18.11.2 18.12.2 19c 19.3.0 19.4.0 19.5.0 19.6.0 19.7.0 19.8.0 19.9.0 19.10.0 19.11.0 19.12.0 19.13.0 19.14.0 19.15.0 19.16.0 19.17.0 19.3.1 19.4.1 19.5.1 19.6.1 19.7.1 19.8.1 19.9.1 19.10.1 19.11.1 19.12.1 19.13.1 19.14.1 19.15.1 19.16.1 19.3.2 19.4.2 19.5.2 19.6.2 19.7.2 19.8.2 19.9.1 19.10.2 19.11.2 19.12.2 19.13.3 19.14.2 19.15.2 21c 21.3.0 21.4.0 21.5.0 21.6.0 21.7.0 21.8.0 2019 Patching End 18c 2020 2021 2022
  16. 常に最新のRUパッチを適⽤することを推奨しています (アップデート) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 18

    1. SRでお問合せのある問題のうち、多くが最新のRUで既に修正されています 2. RUには年4回リリースされるセキュリティーの脆弱性の修正を含みます 3. RUはOracleで⼗分にテストされたうえでリリースされています* リスク抑制 (参考) “Testing Overview” “Testing Recommendation by Patch Type” (Doc ID 2337415.1 )
  17. セキュリティーリスクからデータを守る https://www.oracle.com/security-alerts/ 常に最新のRUパッチを適⽤することを推奨しています (アップデート) Copyright © 2021, Oracle and/or its

    affiliates 19 2021年1⽉版より • 四半期ごとにRUパッチをリリース • セキュリティー侵害の85%は定期パッチ適⽤で 未然に防げたとの報告レポートあり [超重要] 85% https://us-cert.cisa.gov/ncas/alerts/TA15-119A リスク抑制
  18. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 20 注: 2021/10⽉

    Oracle Databaseの情報。Google翻訳利⽤ コンポーネント いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ いいえ
  19. 常に最新のRUパッチを適⽤することを推奨しています (アップデート) Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 21

    1. SRでお問合せのある問題のうち、多くが最新のRUで既に修正されています 2. RUには年4回リリースされるセキュリティーの脆弱性の修正を含みます 3. RUはOracleで⼗分にテストされたうえでリリースされています* リスク抑制 (参考) “Testing Overview” “Testing Recommendation by Patch Type” (Doc ID 2337415.1 )
  20. まとめ Oracle Databaseには2つのリリースタイプがあります • ⻑期間安定して運⽤したいシステムにおいては、Long Term Releaseを採⽤します • 現時点では、Long Term

    ReleaseはOracle Database 19cが該当します RUパッチは四半期ごとに提供されます • 重要な機能修正やセキュリティ修正へ対応するため、定期的に適⽤します (アップデート) • 新規パッチの提供が受けられるのは、最⻑Extended Supportまで です データベース・クラウド(PaaS)での留意点 • 基本的にオンプレミスのライフタイム・サポートに準拠してサポート期間が設定されています • オンプレミスにおけるエラー修正終了時に、クラウドではサポート終了となり、Sustaining Supportは提供 されません リリースモデルに関する基礎知識 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 22
  21. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 23 現在 タイムライン例|未来予想図

    2022年 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 18c 18.6.0 18.7.0 18.8.0 18.9.0 18.10.0 18.11.0 18.12.0 18.13.0 18.14.0 18.5.1 18.6.1 18.7.1 18.8.1 18.9.1 18.10.1 18.11.1 18.12.1 18.13.1 18.4.2 18.5.2 18.6.2 18.7.2 18.8.2 18.9.2 18.10.2 18.11.2 18.12.2 19c 19.3.0 19.4.0 19.5.0 19.6.0 19.9.0 19.8.0 19.9.0 19.10.0 19.11.0 19.12.0 19.13.0 19.14.0 19.15.0 19.16.0 19.17.0 19.3.1 19.4.1 19.5.1 19.6.1 19.7.1 19.8.1 19.9.1 19.10.1 19.11.1 19.12.1 19.13.1 19.14.1 19.15.1 19.16.1 19.3.2 19.4.2 19.5.2 19.6.2 19.7.2 19.8.2 19.9.1 19.10.2 19.11.2 19.12.2 19.13.3 19.14.2 19.15.2 21c 21.3.0 21.4.0 21.5.0 21.6.0 21.7.0 21.8.0 2019 Patching End 18c 2020 2021 2022 アップデート作業 (RU適⽤。Opatchを利⽤) アップグレード作業 (AutoUpgradeを利⽤)
  22. 1. Oracle Databaseのリリースモデルとアップデート 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. アップグレード・移⾏時におけるテストの効率化 4.

    オンプレミスからデータベース・クラウド・サービスへの移⾏⽅法 5. Oracle Database 19c情報 アジェンダ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 24
  23. データベース・アップグレードのイメージ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 25 新バージョンへの移⾏

    データベースのデータを新しい環境のデータベース (ハードウェア、オペレーティング・システム / プラット フォーム、キャラクター・セット)へ移動すること 切り戻し対応のため、バックアップやコピー データの移動のためのストレージ追加 データダンプ、転送、インポート 索引の再構築、統計の作成 アプリケーションのテスト・検証 (修正) ︓ 費⽤・時間… 踏み切れない !
  24. 直接アップグレード • データベースに含まれるデータ・ディクショナリを新 しいバージョンに更新すること • JAVAVMなどのコンポーネントも含まれる • ユーザー・データへの接触や変更、移動はない 新バージョンへの移⾏ •

    データベースのデータを新しい環境のデータベー ス(ハードウェア、オペレーティング・システム / プ ラットフォーム、キャラクター・セット)へ移動するこ と 選択 : 直接アップグレードと、新バージョンへの移⾏ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 26
  25. ユーティリティ、機能 直接アップグレード • AutoUpgrade 新バージョンへの移⾏ 空の新データベースを⽤意しデータを移動 • Data Pump •

    ファイル利⽤ • ネットワーク転送 (DB-Link) • トランスポータブル表領域 • トランスポータブル表領域 • クロスプラットフォーム・トランスポータブル表領域 • 増分クロスプラットフォーム・トランスポータブル表領 域 • フル・トランスポータブル表領域 • Oracle GoldenGate など 直接アップグレードと新バージョンへの移⾏の違い NEW Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 27 最もお勧めの⽅法 11.2 / 12.1 / 12.2 / 18c 19c (19.13.0) AutoUpgrade 解析 修正 アップグレード データ辞書・ストアドプロシージャ 19c
  26. ユーティリティ概要 直接アップグレード • AutoUpgrade 最新の⾃動アップグレードユーティリティ • 既に世界で数千のお客様がご利⽤中 • 1つのコマンドで、単⼀のデータベース、或いは、多くの データベースをまとめてアップグレード可能

    • 構成ファイルを編集し、ツールを実⾏して⾃動アップグ レード • 事前チェックのみ、実⾏前後にユーザ定義のスクリプト 処理など、DBUAよりも柔軟に実⾏可能 • バックアップや切り戻しもツールで実⾏可能であり、 アップグレード⼿順の複雑さ、対応⼯数によるコストを ⼤幅に低減 • Oracle Databaseサーバーが稼働するすべての オペレーティング・システム • Standard Edition 2 および Enterprise Edition オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 28 11.2 / 12.1 / 12.2 / 18c 19c (19.13.0) AutoUpgrade 19c アップグレードをシンプルに
  27. ユーティリティ概要 直接アップグレード • AutoUpgrade 最新の⾃動アップグレードユーティリティ • 様々な状況に対応 • シングル・インスタンス・データベース、RACデータベース、 ⾮CDBからPDBへの変換、Exadata上のデータベース等

    ベストプラクティス 1. 最初に、解析〜レポート確認 2. 次に、⼀気通貫でアップグレード オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 29 11.2 / 12.1 / 12.2 / 18c 19c (19.13.0) AutoUpgrade 19c マルチテナント autoupgrade.jar -deploy -analyze -fixups -upgrade $ java -jar autoupgrade.jar -config config.cfg -mode analyze $ java -jar autoupgrade.jar -config config.cfg -mode deploy
  28. お客様の評価︓⼤⼿⾃動⾞会社 “この場をお借りして、Oracle AutoUpgrade Utilityに感謝いたします。 おかげで我々は、 500以上のOracleデータベースにおいて、完全⾃動化で Oracle 12.2からOracle 19cへのアップグレー ドを完了しました。

    四半期に⼀度の OSアップグレードの処理に本スクリプトを組み込むことで、追加のダウンタイム無しでデータベースのアップ グレードを実現できました。 これにより、⼀切の⼈⼿をかけずに、10⽇以内で全てのアップグレードを終えました。ピーク時には、1時間で80個のデータ ベースを同時にアップグレードしました。” “I would like to take the opportunity to thank you for the Oracle AutoUpgrade utility. Thanks to it, we completed more than 500 Oracle database upgrade fully automated from Oracle 12.2 to Oracle 19c. We even did this without using additional downtime for the database upgrades as we scripted it into our process for the OS upgrade which happens once per quarter. This way, we completed the entire upgrade process within 10 days - without any manual intervention. At peak, we upgraded 80 databases in parallel within 1 hour.” オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 31
  29. 全体の流れ〜 データベースのアップグレードを成功させる秘訣 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 1.

    Oracle 19c ダウンロードと インストール 2. 最新のRU ダウンロードと インストール 3. 最新の AutoUpgrade をダウンロード、実⾏ 4. SPM, STA, RAT を使って 性能安 定性 確認 eDelivery MOS: 2485457.1 MOS: 2521164.1
  30. 事前にご確認ください アップグレード前後双⽅で認証されたOSであること Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 34

    Database 11.2.0.4 Database 12.1.0.2 Database 19c Oracle Linux 4 Certified Oracle Linux 5 Certified Certified Oracle Linux 6 Certified Certified Oracle Linux 7 Certified Certified Certified Oracle Linux 8 Certified Certified Red Hat 4 Certified Red Hat 5 Certified Certified Red Hat 6 Certified Certified Red Hat 7 Certified Certified Certified Red Hat 8 Certified Certified Database 11.2.0.4 Database 12.1.0.2 Database 19c Microsoft Windows x64 2003 Certified Microsoft Windows x64 2003 R2 Certified Microsoft Windows x64 2008 Certified Certified Microsoft Windows x64 2008 R2 Certified Certified Microsoft Windows x64 2012 Certified Certified Microsoft Windows x64 2012 R2 Certified Certified Certified Microsoft Windows x64 2016 Certified Microsoft Windows x64 2019 Certified プラットフォーム認証 | Linux x86-64, Microsoft Windows x64 My Oracle Supportポータルの “Certification” タグから 確認します。
  31. 参考資料 詳細資料 • データベースの移⾏・アップグレードにおける最新ツー ルのご紹介 AutoUpgrade • Oracle Databaseデータベース・アップグレード・ガイド [3

    Oracle Databaseアップグレードでの AutoUpgradeの使⽤] • The new AutoUpgrade utility in Oracle 19c (Oracle社 PM Mike Dietrichのブログ記事) • Upgrade / Migrate / Consolidate to 19c [Japanese Version] / AutoUpgrade ハンズオンラ ボ オンプレミスにおけるアップグレード︓AutoUpgrade Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 35
  32. 新バージョンへの移⾏について 移⾏⽅式は要件に沿って様々ありますが、ポイントを考慮することで最適な移⾏⽅式が明確になります 考慮すべきポイントは以下の通りです アップグレードや移⾏は難しい︖ 移⾏は、シンプルな⽅法を選ぶか、ダウンタイムの極⼩化を重視するか? • 移⾏先がクラウドかオンプレミスか • 許容されるシステム停⽌の⻑さ •

    ホスト・オペレーティング・システムとバージョン • データベースのバージョン/エディション • データベースの⽂字セット • インデックスを含むデータの量 • データベースで使⽤されるデータ型 • データ・ステージングのためのストレージ • データベースのホスト・プラットフォームのエンディアン形式 • データベースアーキテクチャ(Multitenant) • ネットワーク帯域幅 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 36
  33. 主な移⾏⽅式⼀覧 移⾏ツール 移⾏対象 最低移⾏元バージョ ン(サポート中のDBの み記載)(*1) 移⾏元 エディション アップグレード 可否

    ビックエンディアンからの 変換 スキーマ構成 の変更 non-CDBか らCDBへの 移⾏ 停⽌時間 補⾜ Data Pump DB/表領域/ スキーマ/表 11.2.0.4 SE〜 〇 〇 〇 〇 ⼤〜中 RMAN Backup/Restore DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇(⼀部制限あり) × ×(*3) 中〜⼩ RMAN Duplicate DB 11.2.0.4 SE〜 〇 〇(⼀部制限あり) × × ⼩ Transportable Tablespaces 表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 Full Transportable export/import DB 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 移⾏先DBバージョンは12.1.0.1以降 RMAN Transportable Tablespaces DB/表領域 11.2.0.4 EE 〇 〇(⼀部制限あり) × 〇 中〜⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 PDB Unplug/Plug PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × 中〜⼩ PDB Clone PDB 12.1.0.2 SE〜 〇 × × × ⼩ Non-CDB Clone DB 12.1.0.2 SE〜 × × × 〇 ⼩ Data Guard DB 11.2.0.4 EE × × × × 極⼩ 移⾏先DBはEE以上が必要 GoldenGate DB/表領域/ スキーマ/表 11.2.0.4(*2) SE〜+ GoldenGate 〇 〇 〇 〇 極⼩ ダウンタイムを極⼩化したい場合に 他の移⾏⽅式と併⽤しての利⽤を推奨 Cloud Backup Module for OCI DB 11.2.0.4(*2) SE〜 × × × × 中 Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏ Zero Downtime Migration(ZDM) DB 11.2.0.4(*2) SE〜 〇 × × 〇 極⼩ Oracle Cloud Infrastructureへの移⾏ 移⾏元ライセンスによって 選択可能な移⾏⽅式が異なる アップグレードを伴う 移⾏は〇から選択 (*1)サポートされている最低バージョン。これよりも古いバージョンでのサポート可否は都度確認が必要。 (*2)利⽤製品/バージョン/OS等、ソースDBのサポート可否は都度確認が必要。 (*3)non-CDBが18c以降である場合はDBMS_PDB.EXPORTRMANBACKUPを活⽤することで実現可能 https://oracle-base.com/articles/18c/multitenant-usable-backups-of-non-cdbs-and-relocated-pdbs-18c Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 37
  34. 参考資料 詳細資料 • Oracle Database 移⾏・アップグレードの⽅式まとめ • 移⾏⽅式ごとに解説しています • Oracle

    Databaseデータベース・アップグレード・ガイド オンプレミスにおけるアップグレード Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 38
  35. 1. Oracle Databaseのリリースモデルとアップデート 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. アップグレード・移⾏時におけるテストの効率化 4.

    オンプレミスからデータベース・クラウド・サービスへの移⾏⽅法 5. Oracle Database 19c情報 アジェンダ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 39
  36. 本番環境でのSQLの実⾏記録をキャプチャし、新環境で⽐較する SQL単体での実⾏計画・性能の突合と、SQLの実⾏再現による突合 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 本番環境から

    SQL、ワークロードを取得 評価 SPA 実⾏ チューニング Database Replay 実⾏ チューニング 評価 移⾏先環境へ適⽤ OK NG OK NG SPAレポート リプレイレポート/ AWRレポート STS キャプチャファイル SPAでSQL単体レベルの問題を解決してから Database Replayスループットのテストを⾏う (SPAだけ利⽤するケースも多い) SQL Performance Analyzer (SPA) Database Replay 個々の機能検証 本番ワークロード検証
  37. 実⾏計画の⽐較 実⾏時間等の⽐較 SPA(SQL Performance Analyzer) 〜 問題となるSQLの特定 Copyright © 2021,

    Oracle and/or its affiliates AP 本番環境 (またはSQL取得が可能な同等の環境) テスト環境 DB Link STS (SQL Tuning Set) SPA (SQL Performance Analyzer) STS テスト環境(変更前) (11g R2など) テスト環境(変更後) (19cなど) 図の「テスト環境(変更前)」をテスト環境に⽤意 しないで、 本番環境での取得結果とテスト環境(変 更後)の結果で⽐較することも可能 テスト環境での2つの環境での テスト実施結果の⽐較をする (11g R2など) SQL⽂ 実⾏コンテキスト 実⾏統計(Elaps, IO etc) 実⾏計画 ヒント: 移⾏元の実⾏計画を採⽤したいときは SQL Plan Managementを使⽤
  38. Database Replay 〜 スループットやリソース使⽤量の確認に Copyright © 2021, Oracle and/or its

    affiliates キャプチャファイル AP リプレイ ・ クライアント 本番環境 (同等の負荷が取得できる環境) テスト環境 ⽐較は、 - 本番環境(キャプチャ取得環境)と - テスト環境でのテスト(リプレイ) で⾏う。 新”本番”を想定した テスト環境 (19cなど) (11g R2など) パフォーマンスの違い エラーの違い データの違い
  39. オープン系共通基盤のハードウェアEOSLに伴う更改を実施 お客様事例︓国内⼤⼿保険会社様 オープン系共通基盤DB Migration(保険の契約・⽀払、Web関連システム) •画⾯数 ︓約740画⾯ •バッチジョブ数︓約200ジョブ 合計︓約28万SQLのテストを実施する必要あり •テスト計画 ︓

    2⼈⽉ •アプリ解析 ︓ 4⼈⽉ •検証環境の構築 ︓ 2⼈⽉ •テスト・検証 ︓175⼈⽉ •チューニング ︓ 5⼈⽉ •テスト計画 ︓ 1⼈⽉ •アプリ解析 ︓ 0⼈⽉ •検証環境の構築 ︓ 1⼈⽉ •テスト・検証 ︓ 1⼈⽉ •チューニング ︓ 1⼈⽉ 400万円 1.88億円 28万SQL÷5トランザクション×0.5時間 =28,000時間(175⼈⽉) 28万SQLの10分の1のテストだと30.5⼈⽉。3,050万円 テスト・検証は、6⼈で、たった3⽇で完了 パフォーマンス変動なし ︓94.38% 改善 ︓ 5.37% 劣化 ︓ 0.01% SQL構⽂エラー ︓ 0.24% RATを利⽤したアップグレードテスト 従来のアップグレードテスト テスト効率&精度の向上とプロジェクトのコスト&リスクの⼤幅削減に成功 ⾼い効果が認められ標準プロセスに ü 1回⽬︓ 11gR1 à 11gR2 ü 2回⽬︓ 11gR2 à 12cR2 ü 3回⽬︓ 12cR2 à 19c Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 44
  40. Oracle Real Application Testing SQL Performance Analyzer (SPA) • SQL単体テスト

    • システム変更前と変更後でのSQL⽐較レポートを⽣成 • SQL互換性(エラー有無)のチェック、実⾏計画や単体性能のチェックに Database Replay • システムテスト • 本番環境のトランザクションを記録し、テスト環境で再現、⽐較レポート • スループットのチェック、リソース使⽤量のチェックに リアルなテストのための機能を1ライセンスで提供 • アップグレードやパッチ適⽤など、インフラ変更に伴うテストを⼤幅効率化 • SQL単位の詳細⽐較や本番ワークロードを使ったリアルなテスト • アプリケーションに⼿を加えず、インフラチーム主体でテストを実施 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 45 ヒント: データベース・クラウドの場合 DBCS EE/HP/EP, ExaCS で利⽤可能
  41. アップグレードやパッチ適⽤の評価はOracle Cloud Infrastructureで Oracle Cloud Infrastructure(OCI)活⽤のメリット • Oracle Database 19c環境が⾼速・簡単に構築可能

    • Enterprise EditionならReal Application Testingを利⽤可能 これにより、より品質の⾼い移⾏評価を⾼速に実施可能 • Enterprise EditionならTuning Packを利⽤可能 移⾏時のSQLチューニング⼯程が簡単⾼速に Oracle Cloud Infrastructureの利⽤で 簡単、⾼速、安価な移⾏評価が実施可能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 46
  42. FX取引システムにおけるデータベース・アップグレード時のテスト⼯数を⼤幅削減 課題・ニーズ • データベースのアップグレードを実施 • 影響度テスト負荷・コストを削減したい • 短期間でアップグレードを実施したい ソリューション DBCS+RAT

    でテストを実施 • Oracle Database Cloud Serviceを⽤い、コストを抑えテ スト環境を準備 • テスト・ソリューション (RAT) を⽤い効率的に短期間でDBテ ストを実施 • 2,100本以上のSQLからチューニングが必要なSQLを特定 ベネフィット 通常のアップグレードと⽐較し、約7割のコスト削減を実現 お客様事例︓外為どっとコム様 AP 本番環境 変更後の環境に対してSQL 単体テスト実⾏(SPA試⾏) Oracle Database Oracle Database (New Version) STS SPA STS STSをCloud環境 にインポート Oracle Database Cloud 環境 レポート⽣成 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20170227.html Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 47
  43. 事例情報 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates Oracle Cloud(PaaS/IaaS)︓お客様活⽤事例

    https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oracle-cloud-platformpaasiaas Oracle Cloud PaaS お客様活⽤事例 検索
  44. 始めてみる Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates SQL Performance

    Analyzer A. Oracle DatabaseのSQL Tuning Set(STS)の活⽤︓STSへ SQL実⾏時の情報を記録する https://qiita.com/ts_carp/items/1b1f3ec0b8ec55c56c67 B. Oracle DatabaseのSQL Tuning Set(STS)の活⽤︓STSを データベース間で移動(コピー)する https://qiita.com/ts_carp/items/eee8f1fa3d69c3b91f8a C. Oracle Real Application TestingのSQL Performance Analyzerの活⽤︓データベースのアップグレードでのSQLテスト https://qiita.com/ts_carp/items/a52c7a4063f9e6226dd6 データベースのアップグレードを想定したシナリオでSPAの利⽤⼿順を 具体的に説明しています。 D. Oracle DatabaseのSQL Plan Management(SPM)とSQL Tuning Set(STS)の活⽤︓データベースのアップグレードでのSQL 実⾏計画の変動を制御する https://qiita.com/ts_carp/items/1edb0e6780b755dfcd8c STSとSPMを組み合わせて、実⾏計画の変動を制御する⼿順を 説明しています。 Database Replay Oracle Real Application TestingのDatabase Replayの簡単な 動作確認の⼿順 https://qiita.com/ts_carp/items/da4d4a4488568231a63f
  45. 1. Oracle Databaseのリリースモデルとアップデート 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. アップグレード・移⾏時におけるテストの効率化 4.

    オンプレミスからデータベース・クラウド・サービスへの移⾏⽅法 5. Oracle Database 19c情報 アジェンダ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 50
  46. Oracle Cloud Infrastructure: データベース・サービス (Oracle Database) Oracle Database on Virtual

    Machines 1-24 OCPUs Oracle RAC on Virtual Machines 4-48 OCPUs DBCS 1コアからスタート可能 RAC対応 ADB Autonomous Transaction Processing Autonomous Data Warehouse AI/機械学習を活⽤した ⾃律型データベース ExaCS あらゆるワークロードで ⾼性能を実現する Exadataの専有環境 Oracle Exadata Max 1,600 OCPUs Automated (今までのOracle Databaseを便利に利⽤できる) Full-Managed サービス形態 サービス形態 =管理範囲の違い Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 51
  47. No.1データベースをそのままクラウド上で利⽤可能 Database Cloud Service 数千TB/数千万IOPSまで対応可能 クラウドでも RAC / Exadata が選択可能

    あらゆる要件 に対応 全エディションを従量制で利⽤可能(サポート込) 保有ライセンスの持ち込みも可能 使った分だけ お⽀払い 数クリックでチューンナップされたDBが準備完了 ⾃動化・効率化機能がビルトイン ⼀⽅で⾃由度の⾼い運⽤が可能(OSアクセス可能) 利便性と ⾃由度の両⽴ Database Cloud Service Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 52
  48. あらゆる性能要件に対応可能 Database Cloud Service: ラインナップ Database Cloud Service 数⼗万 数千万

    48 24 IOPS OCPU Exadata Cloud Service 1,600 オンプレミスで実 現していたあらゆ る性能要件を満 たせるクラウド ü ⾼性能ストレージ ü 専有環境 ü アプライアンス 等々 オンプレミス シングル 構成 RAC 構成 他社データベース・サービス 他社データベース・サービス では数万IOPS程度まで オンプレミス構成からすると かなり⾒劣りしてしまう (⾼IOPS設定は⾼コスト) 性能 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 53
  49. Autonomous Databaseを構成するテクノロジー Oracle Database + Exadata + AI/機械学習による⾃律化 Autonomous Database

    Automated Data Center Operations and Machine Learning Complete Infrastructure Automation Complete Database Automation Oracle Cloud Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 54
  50. 新時代のデータベース・サービス Oracle Autonomous Database AI/機械学習を利⽤した完全⾃動運⽤ チューニングをはじめとしたDB運⽤は消滅 完全な マネージド サービス 1CPU単位でCPUを無停⽌で増減可能

    ワークロードに応じた⾃動増減も可能 CPU/ストレージは1秒間単位で課⾦ 完全な 柔軟性 あらゆるワークロード(OLTP/分析/混在) あらゆるデータタイプ(構造化/JSON/グラフ等) 1つのデータベースで対応可能 完全な マルチモデル Autonomous Database Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 55
  51. 基幹システムのデータベースをOracle Database Cloudに移⾏し、最⼤40倍の性能向上を実現 ファイテン株式会社 • 販売管理システムには仕⼊や在庫、売上等のデータが蓄積され、全 社の様々な部⾨が⽇常的に利⽤しているほか、ECサイト等とも連携 しており、24時間365⽇⽌めることが許されないシステム 従来の課題 •

    ビジネス拡⼤と共にデータが年々増加し、処理性能の低下が課題に。 処理性能向上のため、数年前にハードウェアの増強を⾏ったが、その 後も増⼤するデータ量により⼗分なパフォーマンスが得られない状態 になっていた 採⽤ポイントと導⼊効果 • オンプレミスではOracle Database Standard Editionを利⽤してい たが、今回Enterprise Editionに移⾏。データ圧縮、パーティショニ ング、パラレル処理、チューニングアドバイザ機能等を活⽤し、最⼤ 40倍の性能向上を実現 • 性能向上が容易にできる⾼いコストパフォーマンスを持つストレージや 上位サービスExadata Cloudが利⽤可能であり、将来のさらなる データ増⼤にも対応できること • オンプレミスから閉域網で接続する必要があり、低遅延でのアクセス が可能な⼤阪リージョンが利⽤可能 性能向上の例︓受注データの取り込み 利⽤サービス • Oracle Database Cloud (Enterprise Edition) 導⼊パートナー • 富⼠通株式会社 顧客事例︓ファイテン様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20201013.html 15 Standard Edition Oracle Database Cloud Enterprise Edition 40 従量制で利⽤できることから Enterprise Edition(EE)に移⾏ EE機能を活⽤することで⼤幅な性 能向上を実現 600 基幹システム︓SE→EE Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 56
  52. Autonomous Databaseの採⽤により、既存Cloudに⽐べ最⼤95%の処理時間減少、更にコストは20%減少 株式会社ダリア • 販売管理データの分析基盤の性能を向上させ、営業拠点でのレ ポート作成をスムーズにしたい 従来の課題 • 分析するデータ規模が拡⼤し続けるため、既存のAmazon Web

    Service上に構築されていたシステムでは限界があった • 利⽤料が⾼くなっている点 • AWSへの⽀払いが、⽉額100万円以上にまで膨れていた • 性能を向上させるための⼿間や時間が膨⼤にかかる点 • システムのチューニングは⾏っていたが限度があり、抜本的にアプリケーション改 修を⾏うか、AWSサービスの性能向上オプションを購⼊しないと、性能がこれ 以上あがらないところまできていた 導⼊効果 • データを照会するための処理時間がAWSから移⾏することで最⼤ 95%減少 • データとデータを突合して⽐較するための処理時間がAWSから移⾏ することで最⼤68%減少 • AWSの構成が8 vCPUに対してOracle Cloudでは2 OCPU 性能検証結果 利⽤サービス • Autonomous Data Warehouse 導⼊パートナー • 株式会社ピー・ビーシステムズ 顧客事例︓ダリア様 600 https://go.oracle.com/LP=87649 期間・分類別集計 パターンA 期間・分類別集計 パターンB 分析/DWH Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 57
  53. ⼤規模基幹システムをOCIに全⾯移⾏ システム概要 • 24時間365⽇稼働する、店舗、本部、在庫、物流業務な どの12の⼤規模基幹システム 導⼊効果 • 東京・⼤阪リージョンの2拠点で合計200以上のコンピュー ト・インスタンス、2つのExaCSを利⽤し、Oracle Cloud

    Maximum Availability Architecture(MAA)で推奨され る⾼可⽤性構成を実装することで、基幹システムに不可⽋ な⾼いレベルの可⽤性とデータ保護を実現し、事業継続性 を強化 • 移⾏に際しては、Oracle Real Application Testing、 Oracle GoldenGate、Oracle GoldenGate Veridataを 活⽤し、3時間以内での確実な移⾏に成功 • ⾃社主導でOCIへの移⾏およびDR環境構築を⾏った結果、 システムの開発・運⽤の内製化を加速 利⽤サービス • Exadata Cloud Service (ExaCS), Compute, Storage 顧客事例︓エディオン様 https://www.oracle.com/jp/corporate/pressrelease/jp20210301.html 基幹システム︓Exadata→ExaCS Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 58
  54. 最新サービス・ツール Database Migration Service (OCIで提供するサービス) • データベースをOCIにスムーズに 移⾏できるようにする専⽤サービ ス。簡単なステップで、移⾏元 データベースに接続し、初期同

    期から、オンラインレプリケーション を開始して、ダウンタイムの少な いクラウド移⾏を実現 • データベース移⾏開始から6か⽉ 間は無償 • 移⾏元︓11.2.0.4以降、Linux • 移⾏先︓Autonomous Database Zero Downtime Migration (ツール) • データベースをOCIにスムーズに 移⾏できるようにする専⽤ツール。 簡単なステップで、移⾏元データ ベースに接続し、初期同期から、 オンラインレプリケーションを開始 して、ダウンタイムの少ないクラウ ド移⾏を実現 • 無償ツール • 移⾏元︓11.2.0.4以降、Linux • 移⾏先︓Database Cloud, Exadata Cloud, Autonomous Database GoldenGate (OCIで提供するサービス) • Oracle GoldenGateをベースと したフルマネージド型のデータレプ リケーションサービス。ダウンタイム を極⼩化した、クラウド移⾏にも 利⽤可能 • 有償サービス • ¥161.292 [OCPU/時間] • 接続対象︓11.2.0.4以降 オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 60 ⾃由度 容易性
  55. Data Guard ZDMをダウンロード&設定 1 データベース移⾏を開始 2 ソースからバックアップ先に接続 3 バックアップを転送 4

    スタンバイのインスタンス化 5 プライマリとスタンバイを同期 6 スイッチオーバーし、ロール変換 7 移⾏の完了 8 物理オンライン移⾏ Backup Location Enterprise Edition Backup Location: Object Storage, NFS or ZDLRA Zero Downtime Migration: 物理オンライン移⾏の流れ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 61
  56. 参考資料 詳細資料 • クラウド移⾏に関するまとめサイト • Zero Downtime Migration サービス概要 •

    Database Migration Service サービス概要 • GoldenGate サービス概要 オンプレミスからデータベース・サービスへの移⾏⽅法 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 62
  57. 1. Oracle Databaseのリリースモデルとアップデート 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. アップグレード・移⾏時におけるテストの効率化 4.

    オンプレミスからデータベース・クラウド・サービスへの移⾏⽅法 5. Oracle Database 19c情報 アジェンダ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 64
  58. 約11年で1,300以上に上る新機能および機能強化を実現 Oracle Database Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates

    65 223 341 337 100 216 (Release 2) ※製品マニュアルにおける各リリースの新機能情報より抽出 ※20c Preview Releaseは⼀般提供されず、すべての機能を21cに含めて提供 134 (Release 1) (Release 2) • Data Redaction(11.2.0.4) • RACcheck(11.2.0.4) • GoldenGate統合(11.2.0.4) • Solaris⽤TDE(11.2.0.3) • サービス品質(QoS)管理(11.2.0.2) • Database Replay(11.2.0.2) • 各種管理機能強化(11.2.0.2) • ブロック⾃動修復(11.2.0.1) • EditionBase再定義(11.2.0.1) • インメモリー・パラレル実⾏ (11.2.0.1) • RAC機能強化多数(11.2.0.1) • XStream(11.2.0.1) • ACFS,DBFS(11.2.0.1) • SecureFilesのサポート(11.2.0.1) 等 • Full Database Caching(12.1.0.2) • 各種インメモリー機能 (12.1.0.2) • JSON対応(12.1.0.2) • PDB機能強化(12.1.0.2) • ゾーン・マップ(12.1.0.2) • APEX機能強化(12.1.0.1) • ヒート・マップ(12.1.0.1) • Multitenant(12.1.0.1) • Application Continuity(12.1.0.1) • Global Data Services(12.1.0.1) • ADG遠隔同期(12.1.0.1) 等 • Sharding • Hadoop向け外部表 • MVIEW関連強化 • パーティション機能追加 • Multitenant,PDB,CDB機 能強化 • Exadata関連管理機能拡 張 • ADGでのIn-Memoryサ ポート • パブリック・クラウド対応 • ⾼可⽤性および信頼性各 種機能強化 等 • プライベート⼀時表 • RAC Sharding • Big Data SQLのLOB対応 • DG環境でのPDBコピー • DBCA PDBクローン • PDBスナップショット・カルー セル • インメモリー式の動的取得 ウィンドウ • ⾃動インメモリー • 外部表に対するIn- Memoryサポート • インメモリー動的スキャンによ る柔軟な並列化 • セキュリティ機能強化 等 • ⾃動索引付け • Active Data Guard DML リダイレクション • Memoptimized Rowstoreの⾼速収集 • 同じCDBでの複数のPDB シャードのサポート • ハイブリッド・パーティション表 • リアルタイム統計 • ADDMによるPDBサポート • 粒度の⾼いサプリメンタル・ロ ギング 等 • In-Database JavaScript • JSON 性能強化と柔軟性 • In-Memory 性能向上 • AutoML • Multitenant Data Guard • SQL マクロ • Native Blockchain Tables • Graph 性能強化 • Persistent Memory • Sharding 機能拡張 • Multitenant セキュリティ • Security 機能拡張 等
  59. 多様な機能をオプションライセンスなしで利⽤可能に Multitenantライセンスの変更 (19c以降) • すべてのDatabase Editionで、コンテナデータベース(CDB)1つにつき最⼤3つのプラガブルデータベース(PDB)をライセ ンスなしで利⽤可能 • 4つ以上のPDBを統合するにはMultitenantライセンスが必要です Spatial

    and Graph(空間&グラフ)、 Advanced Analytics(機械学習)のライセンス変更 (2019/12/5以降) • すべてのDatabase Editionに含まれるようになりました • 同じ開発⽤APIを使⽤することで、すべてのエディションでアプリケーションが動作するようになります Database In-Memoryライセンスの変更 (19.8 RU以降) • 新しい「Base Level」機能により、最⼤16GBのインメモリ列ストアが可能になりました • 既存のアプリケーションを変更する必要はありません Oracle Database 19c Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 66 Option License なしで… SE2 EE EXA DBCS SE DBCS EE DBCS EE-HP DBCS EE-EP EXA CS Multitenant 1 CDB に 3 PDBまで O O O O O O O O 空間&グラフ 機械学習 O O O O O O O O Database In-Memory Base Level機能 O O O O * Oracle Database 19c ライセンス情報ユーザー・マニュアル
  60. 素早い環境提供 • データベースの新規作成 • 稼働環境のクローン • 追加開発 • 研修環境 •

    テスト環境のクローン/リフレッシュ 運⽤の統合/⼀元化 • 社内システムの⼀元運⽤ • メンテナンス負担を1回で • 応⽤形!! • SaaS提供環境 運⽤環境維持の簡素化 • 基盤のアップグレード • OnPからクラウドへ (活線挿抜) • クローン 〜 負担の少ない基盤へ マルチテナント・データベース | ご提供の狙い Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 67 CDB$ROOT PDB$ SEED GL ⼈事 受発注 CDB$ROOT PDB$ SEED PDB1 PDB2 … CDB$ROOT PDB$ SEED PDB1 PDB2 PDB … CDB$ROOT PDB$ SEED 本番 研修環境 テスト環境 CDB$ROOT PDB$ SEED 顧客1 顧客2 顧客3 1 2
  61. • APIが削除され、コンポーネント(ORDIM)も存在 • 使⽤されていない場合は、アップグレードの前に削除することをお薦めします • Oracle Locatorはまだ存在し、動作します Oracle 19c |

    マルチメディア削除 Oracle MultimediaはOracle Database 19cでサポートされなくなり、実装が削除されます。 " Database 19cアップグレード・ガイド
  62. Oracle 19c | ストリームの削除 Oracle Database 19c (19.1)以降、Oracle Streamsはサポートされなくなります。Oracle GoldenGateは、Oracle

    Databaseのレプリケーション・ソリューションです。 " Database 19cアップグレード・ガイド • Oracle Database Advanced Queuingは⾮推奨ではありません (Oracle Database 19cで完全サポート)
  63. Oracle 19c | DBMS_JOB動作の変更 Oracleは引き続きDBMS_JOBパッケージをサポートします。ただし、DBMS_JOBジョブを発⾏する データベース・スキーマにはCREATE JOB権限を付与する必要があります。 " Database 19cアップグレード・ガイド

    Oracle Schedulerは、DBMS_JOBパッケージを置き換えます。DBMS_JOBは下位互換性のた めに引き続きサポートされますが、Oracleでは、DBMS_JOBからOracle Schedulerに切り替える ことをお薦めします。 • アップグレード中およびアップグレード後に、DBMS_JOBの各ジョブに対応するエントリが DBMS_SCHEDULERで作成されます
  64. 72 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates AutoUpgrade |

    固定オブジェクトの統計の収集 アップグレード後、または他のデータベース構成の変更後、Oracleでは、Oracle Databaseで代表 的なワークロードを実⾏した後で、固定オブジェクト統計を再収集することをお薦めします。 " アップグレード後すぐに実⾏しない Database 19cアップグレード・ガイド、第7章
  65. 1. Oracle Databaseのリリースモデルとアップデート 2. Oracle Databaseのアップグレード・移⾏⽅法 (オンプレミス) 3. アップグレード・移⾏時におけるテストの効率化 4.

    オンプレミスからデータベース・クラウド・サービスへの移⾏⽅法 5. Oracle Database 19c情報 アジェンダ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 73
  66. Oracle Cloud サービス概要 • https://www.oracle.com/jp/ Oracle Cloud Free Tier (Always

    Free&無償トライアル) • https://www.oracle.com/cloud/free/ マニュアル • 英語 / ⽇本語 リージョン毎のサービス提供情報 • https://www.oracle.com/cloud/data- regions.html#apac 東京/⼤阪リージョン最新情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/co lumn_cloud_gen2_oci サービス・アップデート • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/ 技術情報 • 活⽤資料集 / チュートリアル 活⽤事例 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/or acle-cloud-platformpaasiaas セミナー情報 • https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/co lumn_cloud_seminar Oracle Cloud Infrastructure: 参考資料 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 76
  67. 77 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates Oracle Digitalはオラクルの製品やクラウドサービスのご購⼊・ご導⼊に関するご相談窓⼝です。

    お問い合わせ後はお客様ごとに担当営業が付き、オラクル製品/サービスの導⼊をご⽀援します。 oracle.com/jp/contact-us Webフォーム、チャットでのお問い合わせは フリーダイヤル 0120-155-096 受付時間 ⽉〜⾦ 9:00-12:00 / 13:00-17:00(祝⽇および年末年始休業⽇を除きます)