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ModernAgile

radiocat
March 30, 2017

 ModernAgile

「パターン指向リファクタリング入門」の著者であるJoshua KerievskyがAgile 2016の基調講演で発表したモダンアジャイルについて社内の勉強会向けにまとめた資料です。

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March 30, 2017
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Transcript

  1. Modern Agile
    2017.3 もくもく発表会/@radiocatz

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  2. Instructions
    勉強会のまとめ記事(
    Qiita):http://qiita.com/radiocat/items/f34b92279af9904d7e6c
    Sansan tech meetup #4 アジャイルなチームづくり in Osaka 編
    https://sansan.connpass.com/event/52316/
    発表テーマ
    1. プロダクトマネージャーとエンジニアで行う改善の仕組み
    2. 働き方を革新する?!リモートで結果を出すチームビルディング術
    3. 早く帰るとMVP(MLP)になる
    Sansan主催のアジャイル勉強会に行ってきました。
    その中で興味をもったキーワード 『モダンアジャイル』について紹介します。

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  3. Modern Agile
    ◍ 世界最大のアジャイルカンファレンス
    「Agile2016」の基調講演でJoshua Kerievsky
    が発表
    ◌ https://www.slideshare.net/JoshuaKerievsky/modern-agile-keynote-at-agile2016
    ◍ Joshua Kerievskyは「パターン指向リファクタ
    リング入門」の著者
    ◌ http://amzn.asia/bzLB96e

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  4. アジャイル宣言から10年、イノベーティブな企業、ソ
    フトウェアの思想的リーダーたち、アジャイルとリー
    ンの開拓者たちは、よりシンプルで、より強く、より
    合理化されたアジャイルを模索してきた。この「モダ
    ンアプローチ」は、「実験的な成果の創出」と、「優
    れたカルチャーの育成」に焦点をあてている。

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  5. 4つの原則
    原文
    ◍ Deliver value continuously
    ◍ Make safety a prerequisite
    ◍ Experiment and learn rapidly
    ◍ Make people awesome

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  6. アジャイルソフトウェア開発宣言
    プロセスやツールよりも個人と対話を、包括
    的なドキュメントよりも動くソフトウェア
    を、契約交渉よりも顧客との協調を、計画に
    従うことよりも変化への対応を、価値とす
    る。すなわち、左記のことがらに価値がある
    ことを認めながらも、私たちは右記のことが
    らにより価値をおく。
    従来のアジャイル
    Scrum
    ◍ チームと役割
    ◍ 計画ミーティング
    ◍ スクラム会議
    ◍ スプリント、スプリントレ
    ビュー
    ◍ 振り返り
     ⇒ルールが多い

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  7. モダンなアジャイル
    ◍ 伝統的なアジャイル定義をバイパス
    ◍ モダンアプローチ
    ⇒モダンアプローチの4つの原則についてネット上
    の有識者の解釈をまとめてみました。

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  8. 1.
    継続的に価値を届ける
    Deliver value continuously

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  9. Deliver value continuously
    どうやって実現する?
    ◍ CI/CD
    ◍ DevOps
    継続できる確立された手法を使おう。
    届いた価値が重要ということ。

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  10. 2.
    安全を必須要件にする
    Make safety a prerequisite

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  11. Make safety a prerequisite
    安全の必須要件とは?
    ◍ チームの安全性⇒心理的安全性の確保(*)
    ◍ 仕組みの安全性⇒CI/CD、テストの自動化
    ◍ プロダクトの安全性⇒安全な機能の提供
    (*)Googleが取り組んだ生産性向上計画の中では
    「心理的安全性」が生産性を高める唯一の方法
    と結論づけた。

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  12. 3.
    高速に実験&学習する
    Experiment and learn rapidly

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  13. Experiment and learn rapidly
    高速な実験&学習とは?
    ◍ リーン・スタートアップ
    ◍ 振り返り
    心理的安全性と継続的な価値提供のうえで成り
    立つものでもある。

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  14. 4.
    人々を最高に輝かせる
    Make people awesome

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  15. Make people awesome
    誰を輝かせるか?
    ◍ 顧客
    ◍ 営業、企画、サポートなど
    ◍ 自分自身
    ➢ ソフトウェアを取り巻く全ての人々が対象
    ➢ 最高に輝かせる=実感できる成功=大成功
    ➢ 成果を重視する土台の重要性

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  16. 4つの原則まとめると…
    ◍ DevOpsでプロダクト開発
    ◍ 責めない/不安にさせない
    ◍ 失敗を恐れず高速に学びに活かす
    ◍ 全ての人をハッピーにする

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  17. Information
    Agile Japan 2017
    http://www.agilejapan.org/
    場所:タワーホール船堀
    4/13に開催されるAgile Japan 2017でJoshua Kerievskyがモダン
    アジャイルの基調講演をするらしいので続報に期待。

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  18. Reference Information
    MODERN AGILE JP
    https://anagileway.wordpress.com/2016/10/07/modern-agile-jp/
    モダンアジャイルに対するざっくりした理解
    http://enk.hatenablog.com/entry/2017/02/10/200841
    世界最大級のアジャイルカンファレンス報告:Agile2016参加レポート
    https://www.slideshare.net/ssuser968fab/agile2016
    グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ
    http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137
    Credit:Hecate presentation template
    http://www.slidescarnival.com/hecate-free-presentation-template/1828

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